私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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オビマルツノゼミ?:「ありえる虫」なんだなあ

2021-06-10 10:21:00 | セミ・ヨコバイ・ウンカなどの仲間
2021年6月10日(木)

オビマルツノゼミかな? 5mmほど

20210531

一つ前の記事で、物知らぬ同士の「ダンゴムシ・タマヤスデ」論争を書いた。
タマヤスデについては「友の勝利」に終わったのだが・・・

その日、も一つ勃発したのが「ツノゼミ・アワフキ」論争なのである。

葉かげに小さな虫を見つけ

写真がうまく撮れないまま・・・

私「ツノゼミとちゃうんな?」
友「えっ? 日本にツノゼミおるんな? アワフキやウンカとちゃうんな?」
私「そうなんかなあ? 目と目の間隔がツノゼミっぽいけどなあ・・・」

セミもツノゼミもアワフキもウンカも同じカメムシ目の仲間。

周りにいる自然科学や環境に携わる連中は、いつもお互いこんな言葉を発するからなあ・・・
「本当ですかあ~?」
気になることは調べる、自分の手と足で確かめる性分。
いろんな知人も頼りあい知識を共有しつつ、協調しつつ、決してお互い鵜呑みはしない。
科学とはそういうものなんだろう。

後日、リベンジ散歩のとき1匹見つけ、慎重に枝へととまらせてパチリ!


やはり、ツノゼミの仲間みたいだ。
今回は、たまたま「私の勝ち」だな。
日本には10数種のツノゼミがいるらしい。

丸山 宗利さんという昆虫学者がおられる。
たくさんの著書がある。
『昆虫はすごい』(光文社新書)『昆虫こわい』(幻冬舎新書)など、大変面白く一気呵成に読ませていただいた。
次々とベストセラーとなった本たちだから、あえて書くことないけど
『昆虫こわい』の「こわい」は、落語噺の『饅頭こわい』の「こわい」だからね。

この人の著書に『ツノゼミ ありえない虫』(幻冬舎)というのがあって、これは図書館で借りた。
そこには、人知では到底及ばぬ「ツノゼミの多様性と造形美」が、これでもかこれでもかとくり広げられてるのである。
博学の友ももちろん読んでいて、今回はその先入観がじゃまをしたのかもしれんな。

で、日本の他のツノゼミにかなり『ありえない形をしたツノゼミ』もいると知った。
けど、このオビマルツノゼミは比較的人の想像の範囲内なので『ありえる虫』

ま、『ありえる』とか『ありえない』とかの判断は
あくまで個人個人の自分勝手な想像範疇のことか洗剤関連(?)のことにすぎないんだけどね。

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