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ムシクソハムシ属 Chlamisus sp. 幼虫:ごみ捨て場のエノキに!

2023-07-15 08:23:27 | ハムシの仲間
2023年7月15日(土)

ムシクソハムシ属 Chlamisus sp. 幼虫

20230713  殻高7mmほど

朝のごみ捨てを終え、横のエノキの葉にポツンといて


ハムシの仲間でも不名誉な名をもつムシクソハムシ属の幼虫だと気づき
「なんでエノキの葉に・・・?」と不思議で
大きさも十分で、さなぎになるのも近そうだし、町内会大掃除のときにはいつも伐採されてる枝だからと
エノキの若葉もあわせて持ち帰った。

日向は苦手らしくてのそのそ歩く。

このムシクソハムシ属の幼虫は、親と自分の糞で殻をつくり、中に隠れつつ葉を食べて成長する。
ホスト(食草)はかなり決まってて
ツツジコブハムシならツツジを




ツバキコブハムシならツバキを食べる。


この2種は大きさもかなり違うし、こまかな同定ができない私のような素人でもおよその判別はできる。


一方、ホストがクリやコナラ・サクラなどと比較的に広く、よく見られるものに
ムシクソハムシという身もふたもない和名のヤツがいて

20210611

私は、コイツらを一度見たいがために、川の魚たちの様子を観察がてら市内のあちこちをめぐり
北西方面でツツジコブハムシを
南西方面でツバキコブハムシを
そして、北東方面で、昨年やっとムシクソハムシを観察できたというのに・・・
まさか、プチ散歩込み往復300歩圏内のごみ捨て場にもいたなんて・・・

しかも、エノキの葉にいたのだからツツジ~とかツバキ~とかは該当しないとしても
ムシクソハムシの可能性が高いだろうとは思いつつも
ミズキコブハムシ Chlamisus interjectus とか
ハバビロムシクソハムシ Chlamisus japonicus とか
カシワコブハムシ Chlamisus consimilis とかの可能性もないとはいえないから難解な問題だ。

かくして、家の虫専用タッパーに入れ、目下観察中なのだけれども・・・

もっと難解な問題は
「ゴミ捨て場で次々みつかるんじゃけえ、わざわざ出かけなくてもすむんじゃない?」
というかみさんの実に明快な仰せにある。

この日、ごみ捨て場でまだブログで書いてない小さなテントウムシも2種見つけたし・・・トホホホホ・・・

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