私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

最後の水路で採った他の魚たちの巻  台湾釣(ガサ)行記㊺

2017-02-16 07:46:40 | 台湾の魚たち
 2016年12月27日 火曜日

台湾釣(ガサ)行最後の水路での話は続く。

枯れた水路を次のタマリへ次のタマリへとさかのぼる。


マダラロリカリアがバシャバシャはねる。
ティラピア類も走る。


どちらも毎回タモ網をにぎわせてくれるわ。
タカサゴオイカワやヨシノボリも採れ始める。

コイやフナ類も普段タモ網では簡単に採れないサイズがドンドン網に入ってくる。


魚たちにとっては逃げ場のないシュラ場である。

タイワンハナマガリ幼魚やカダヤシも採れる。


「おっ! やったで! はじめてじゃあ!」友が喜ぶ。
タイワンハナマガリの斑紋が消えた若魚を採ったのである。
さすがじゃなあ!
「わしのバケツに入れとくか? 底が深いけえ、安心じゃで。」気をきかせて私が言う。
そう、台湾東部のスーパーでしかたなく買ったバケツである。
ホンマ役に立つなあ。
「もっといろいろ採れるかもしれん。上行こ。」
ついにタマリはなくなり、平たい浅い水路へと変わっていくのであった。
「オワリにしよか。」「戻ろ。」お互い分かるのである。
終了じゃあ!

ところがじゃ。
「ありゃ? おらんわ。」
ガサガサやっとるうちにタイワンハナマガリ若魚ったら飛び跳ねて逃げとる。
「そうじゃろう。バケツゆらしまくっとったけえ、逃げるかもしれん思うとった。」
ホンマ役に立たんなあ。
申し訳のうて申し訳のうて・・・・・・水路を逆戻りしながら全身全霊ガサを続けたのであった。

こうして、最後にして最高のサプライズの舞台が整っていくのであった。


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