2016年12月15日 木曜日
今日も台湾の淡水魚図鑑でお勉強の予定。
今日は、「鰕虎圖典 Goby Pedia 2014年発行 」。「鰕虎」は日本でハゼ(鯊・沙魚)のことである。
台湾を中心に、中国・日本・インド・タイなど主にアジアの200種を越えるハゼたちを1000枚以上の写真で紹介している。
ハードカバー 422ページの力作である。
日本にもハゼ図鑑が2種類あり、海水魚も含め、たくさん掲載されているのに対し、
この図鑑はいわゆる「淡水魚」に焦点を当てているのもすばらしい。
しかも生息地の環境まで写真で載せとるではないか!
タナゴモドキとか台湾にしかいないヨシノボリ類とか写真を見るだけでも楽しい。
台湾の研究者さんがタナゴ竿でアベハゼ類を釣ろうとしとったり、
他国のハゼ類の写真も協力を求めて掲載しとったりと、とても面白くホントいい仕事しとる。
これで700台湾元未満(約2500円)(価格が未表示かな? 各書店で違うぞ?)はお買い得ぢゃ。
旅行をするとき、
下調べをして知識をたくわえて行くタイプと下調べをせんで現地で初体験の感動を味わうタイプがいると思う。
私は前者である。
「ヒトは自分のもつキャパの範囲内でしか刺激や感動を味わえない」と思うからである。
例えば、見知らぬ外国のフリマでたくさん骨董が並んでいたとしよう。
その中にとんでもない掘り出しもの・お宝ものがあっても私はまったく分からないまま見過ごすことになる。
少しかじった人は興味を持ち、気に入ったものや価値がありそうなものを買ってだまされるかもしれん。だまされるんかいっ!
深く学んでる人はとことん価値のあるものを探しあて「おおもうけぢゃ!」となるかもしれん。
この3人比べると、1人目の私の心はまったく日本にいるときのままである。
2人目は出会いの喜びと後悔と怒りなどの複雑な感情を、3人目は「やりました!」という感激を味わうんである。
どっちも旅の思い出として忘れられんだろうね。
ま、生き物はだまさんので、その国でごく普通におるもんでも気付けば「出会いました!」という感激になるんだなあ!
では、最後に、とっても気に入ってるこの図鑑へきわめて個人的な注文をつけておく。
1.飼育や観賞の魚(ペット)としての扱いを重視しているためか少し写真が艶やかすぎるのではないかなあ。
2.図鑑の最初の何ページかは飼育用品の広告なので、初めて手にしたとき「なんじゃあ、こりゃあ!」と松田優作になる。
3.ハゼしかのっとらん。(当たり前じゃ!)これの続刊で「コイの仲間」とか「ナマズの仲間」とか出んかなあ。
4.あやしいと思い1冊しか買っとらんわい! 失敗ぢゃっ!
台湾渡航まであと7日。
今日も台湾の淡水魚図鑑でお勉強の予定。
今日は、「鰕虎圖典 Goby Pedia 2014年発行 」。「鰕虎」は日本でハゼ(鯊・沙魚)のことである。
台湾を中心に、中国・日本・インド・タイなど主にアジアの200種を越えるハゼたちを1000枚以上の写真で紹介している。
ハードカバー 422ページの力作である。
日本にもハゼ図鑑が2種類あり、海水魚も含め、たくさん掲載されているのに対し、
この図鑑はいわゆる「淡水魚」に焦点を当てているのもすばらしい。
しかも生息地の環境まで写真で載せとるではないか!
タナゴモドキとか台湾にしかいないヨシノボリ類とか写真を見るだけでも楽しい。
台湾の研究者さんがタナゴ竿でアベハゼ類を釣ろうとしとったり、
他国のハゼ類の写真も協力を求めて掲載しとったりと、とても面白くホントいい仕事しとる。
これで700台湾元未満(約2500円)(価格が未表示かな? 各書店で違うぞ?)はお買い得ぢゃ。
旅行をするとき、
下調べをして知識をたくわえて行くタイプと下調べをせんで現地で初体験の感動を味わうタイプがいると思う。
私は前者である。
「ヒトは自分のもつキャパの範囲内でしか刺激や感動を味わえない」と思うからである。
例えば、見知らぬ外国のフリマでたくさん骨董が並んでいたとしよう。
その中にとんでもない掘り出しもの・お宝ものがあっても私はまったく分からないまま見過ごすことになる。
少しかじった人は興味を持ち、気に入ったものや価値がありそうなものを買ってだまされるかもしれん。だまされるんかいっ!
深く学んでる人はとことん価値のあるものを探しあて「おおもうけぢゃ!」となるかもしれん。
この3人比べると、1人目の私の心はまったく日本にいるときのままである。
2人目は出会いの喜びと後悔と怒りなどの複雑な感情を、3人目は「やりました!」という感激を味わうんである。
どっちも旅の思い出として忘れられんだろうね。
ま、生き物はだまさんので、その国でごく普通におるもんでも気付けば「出会いました!」という感激になるんだなあ!
では、最後に、とっても気に入ってるこの図鑑へきわめて個人的な注文をつけておく。
1.飼育や観賞の魚(ペット)としての扱いを重視しているためか少し写真が艶やかすぎるのではないかなあ。
2.図鑑の最初の何ページかは飼育用品の広告なので、初めて手にしたとき「なんじゃあ、こりゃあ!」と松田優作になる。
3.ハゼしかのっとらん。(当たり前じゃ!)これの続刊で「コイの仲間」とか「ナマズの仲間」とか出んかなあ。
4.あやしいと思い1冊しか買っとらんわい! 失敗ぢゃっ!
台湾渡航まであと7日。
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