「タイのチンマイ魚捕獲隊」 4日目(2017年8月2日・水) その④
カダヤシのメスを釣った。109種目である。
残念ながらメコンメダカではない。
せめて「グッピーであってくれ!」というかすかな期待も
背ビレの位置が後ろすぎる、という悲しい事実の前に泡となった。
(ま、気体は泡になるけんな)
タイの最北に近く、しかもメコン川も目前という水域に、
北米原産のカダヤシがいるというのはいかがなもんだろう?
帰国後つらつら考えてみる(あくまで私の妄想のようなもんだけど)に
高原の拓けた水田地帯、気候的にも物価的にも快適。
住みたいと思うのも当たり前、外国人の別荘も多い。
シャレた邸宅の周りには芝生が青々と、
そして、必ず「おっ! 釣り竿出したい!」と思うような池がある。
となれば、蚊も出てくるやろね。
蚊を退治するにはカダヤシを、となるのだろうね。
一応記すケド、我々「チン捕隊」、今回の旅の間一度も蚊に刺されてはいない。
準備していた虫除けスプレー・蚊取り線香・かゆみ止めなんてのは、全部無用の長物となった。
それくらい、そこらかしこが拓けているのである。
たまたまこんな池に出会い、その釣魚台で、すでに2種類釣った。
そうなると、不思議なもので心にも余裕が生まれてくる。
湖面をじっくり眺めてみようという気にもなるのである。
「グラミーやんけっ!」
アチコチでポカリプカリと浮いては沈み、沈んでは浮くをくり返しとるがな。
投入!
ウキ下を何度も変え、エサの大きさも変え、アレコレ試すケド見向きもしない。
「おっ! メダカもおるっ!」
隊長が会いたがっていたメコンメダカかもしれんぞおっ。
ごくごく小さなグルテンをハリ先につけ、水面へ。
メダカかカダヤシかさえも判別できない私のど近眼が、
なぜかエサがフッと消える瞬間だけはキレイに見えた気がした。
「やったあ~! メダカ釣ったでえ~!」 すぐ隊長に誇らしげに見せたわな。
「おおっ!・・・・・・・・・・・・あん?・・・・・・・・・・・・これ、カダヤシじゃがな。」
「ええっ!」なんてぇこっちゃ。
特定外来種に指定されとる日本で釣ろうとも思わんかったヤツや。
「ようもまあ、わざわざタイまで来て、カダヤシなんか釣るかのう。」
とでも言いたそうな隊長の目線が、胸の奥に刺さり、目頭にツンときたのであった。
カダヤシのメスを釣った。109種目である。
残念ながらメコンメダカではない。
せめて「グッピーであってくれ!」というかすかな期待も
背ビレの位置が後ろすぎる、という悲しい事実の前に泡となった。
(ま、気体は泡になるけんな)
タイの最北に近く、しかもメコン川も目前という水域に、
北米原産のカダヤシがいるというのはいかがなもんだろう?
帰国後つらつら考えてみる(あくまで私の妄想のようなもんだけど)に
高原の拓けた水田地帯、気候的にも物価的にも快適。
住みたいと思うのも当たり前、外国人の別荘も多い。
シャレた邸宅の周りには芝生が青々と、
そして、必ず「おっ! 釣り竿出したい!」と思うような池がある。
となれば、蚊も出てくるやろね。
蚊を退治するにはカダヤシを、となるのだろうね。
一応記すケド、我々「チン捕隊」、今回の旅の間一度も蚊に刺されてはいない。
準備していた虫除けスプレー・蚊取り線香・かゆみ止めなんてのは、全部無用の長物となった。
それくらい、そこらかしこが拓けているのである。
たまたまこんな池に出会い、その釣魚台で、すでに2種類釣った。
そうなると、不思議なもので心にも余裕が生まれてくる。
湖面をじっくり眺めてみようという気にもなるのである。
「グラミーやんけっ!」
アチコチでポカリプカリと浮いては沈み、沈んでは浮くをくり返しとるがな。
投入!
ウキ下を何度も変え、エサの大きさも変え、アレコレ試すケド見向きもしない。
「おっ! メダカもおるっ!」
隊長が会いたがっていたメコンメダカかもしれんぞおっ。
ごくごく小さなグルテンをハリ先につけ、水面へ。
メダカかカダヤシかさえも判別できない私のど近眼が、
なぜかエサがフッと消える瞬間だけはキレイに見えた気がした。
「やったあ~! メダカ釣ったでえ~!」 すぐ隊長に誇らしげに見せたわな。
「おおっ!・・・・・・・・・・・・あん?・・・・・・・・・・・・これ、カダヤシじゃがな。」
「ええっ!」なんてぇこっちゃ。
特定外来種に指定されとる日本で釣ろうとも思わんかったヤツや。
「ようもまあ、わざわざタイまで来て、カダヤシなんか釣るかのう。」
とでも言いたそうな隊長の目線が、胸の奥に刺さり、目頭にツンときたのであった。
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