Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

アレルギー治療

2007-01-17 11:59:22 | Weblog
昨日、病院でアレルギー治療の話を聞いてきました。

この耳、やっぱり鼻からきてるんです。
鼓膜に湿疹があるので、痒い場所も耳の奥です。
時に、耳かきを深く入れすぎて、自分で鼓膜を破いちゃう人がいるらしいですよ~
私はそこまでしてないので大丈夫でしたが、やっぱり薬を塗っても治らないそうで・・・・。
抗アレルギー剤を飲まないといけないそうです。

私、年がら年中、花粉症も、耳も、汗ぽうも、全て処方されるのが抗アレルギー剤です。
通常飲んでいる薬は「アレロック」で、発作が起きかけると「セレスタミン」という薬を飲みます。

去年の4月まで通っていた耳鼻科の先生は、この「セレスタミン」を3日以上飲まないように・・・と言っていたのですが、引越し後に通っている病院の先生は、朝、晩2回のアレロックのほかにセレスタミンを1日2錠、1週間まで飲んでいいと言います。
ところが、去年は新しい先生の言うとおり、病院に通って薬を飲んでも、発作が何回も起きて大変でした。
あまり信用できなくなったので、今回は以前通っていた病院に行ってきました。
それで、今回、とりあえず「アレロック」よりさらに強い「セルテクト」というお薬を飲んでみることに。
「セレスタミン」を長く飲むよりは、通常のアレルギーの薬を強くしたほうがよいと先生は考えているのだそうです。
正直、あまり強い薬を飲みたくありません。
強い=眠くなる になるからです

私「先生、眠くなっちゃいますか?」

先生「はい!確実に眠くなります。」

私「・・・・・・」

先生「でも、アレロックを飲めるんだから、あと一息がんばったら飲めるようになると思いますよ。」※アレロックも眠くなります。

私「・・・・・・!?」

先生「合わなかったら困りますから、とりあえず2週間やってみましょう。」


現実、私はほとんど月2回必ず耳鼻科に通って、そのほかにも、眼科、皮膚科、内科などにも通います。
でもこれってけっこう面倒くさいし、嫌なものなんです・・・。

私「先生、アレルギーなんとかならないですか?去年からどんどんひどくなってます。」

先生「一度ちゃんと検査したほうがいいかもしれませんね。」

私「10年前にしたことはありますが、調べなおしたほうがいいでしょうか?」

先生「そうですね。簡単な血液検査じゃなくて、いろいろ調べたほうがいいかもしれませんね。ただ大仕事になりますよ。大学病院に通って1週間に1度の注射を3年間。これで薬が無しでいられる程度によくなりますが、なかなか大変なことですから、よく考えてみてください。」

は~~~~~~~~


これって、できるのかな。
というか、やったほうがいいのかな。

みなさん、どう思いますか?



昨晩からセルテクトを飲んでいるので、今日は全然耳が痒くありません!
朝の倦怠感はすごかったですけど。。。

トトロの木

2007-01-16 10:27:53 | Weblog
これも友人が作ってくれたブリザーブドフラワーなんです。
「トトロの木」と名づけて楽しんでます♪

さて、今週末は二日間デュオの合わせがあります。
張り切っていたのに、昨日耳から血が・・・・(泣)
例の耳の状態が思ったより悪いようです。
湿疹に傷ができて、耳垂れ、うすい血が出ているのです。
音は聴こえますが、耳がこんな調子になると、やはり注意力や集中力が阻害されます。
昨日は眼科、今日は耳鼻科、明日は皮膚科です。
私、総合病院に住んだほうがいいのではないかと思ってしまいます

ブリザーブドフラワー

2007-01-15 20:56:48 | Weblog

私の大学時代の友人ですが、近頃ブリザーブドフラワーにはまっているんだそう。

とっても素敵なブリザーブドフラワーを私にプレゼントしてくれました。

家のインテリアをウェッジウッドの白とブルーにしているので、それをイメージしてアレンジしてくれたんです。
可愛いですよね~!
実は、まだ他にも3つほどいただいてるんですが、どれもとっても素敵です!

彼女もピアニストですが、さすがの集中力。

ブリザーブドフラワーに夢中になって6時間も経過してしまったことがあるそうです。
こないだはとうとう自分で花材を作ったそうですよ。

すごいなぁ・・・。



2007-01-12 20:56:17 | Weblog
一般的には、ピアニスト=白魚のような細い指 と思われているようですが、案外そうでもありません。

やはり大きい手の方がいろいろ便利ですし、私もかなりごつい指をしています。

小学生の頃、芸大の先生に
「いい手をしてるね~!フィンガーバナナだ!アハハ!!」
と言われたことがあり、褒められたとは思うのですが、
思春期になって「男の人と手をつなげない~」などと恥じらんだ時代もありました(笑)

ですが、実は私はそんなに手自体は大きくないのです。
どうやら小指がちょっと長いらしく、それに助けられることはありますが。


昔、門下の先輩に、とても手の小さい方がいました。
オクターブもぎりぎりなのに、手が小さいだけでなく、関節が異常に柔らかいという難点(?)をお持ちで、熱が入ってくると、タイの伝統舞踊のように指が外側にそっくり返ってしまうというとても変わった体質をお持ちでした。
なので、広い和音を弾こうとすると、指ではなく、指の付け根の手のひら側の骨が出てきて、鍵盤にあたって普通に演奏できないといつも苦労されていました。

私の親友は、同じくかなり手が小さいのですが、オクターブなんてさらさらっとノーミスで弾いてしまうテクニックの持ち主です。
つい先日
「やっぱり大きさだけじゃないよね~。」
と彼女に話したところ、
「最近ね、何にもないところで指を突き指するようになったの。たとえば、部屋のドアノブを回した時とか。決まって右の親指の付け根なんだけど、かなりひどい突き指なの。私、手が小さいのに無理をさせすぎたのかと思ってるんだけど・・・」
とのこと。

え~~~!!ほんとに!?

平成18年度授業研究発表会

2007-01-11 22:07:49 | Weblog
<室内楽>授業研究発表会にチェロのカオリちゃんが出演するとのこと。
ひさしぶりに母校へ行ってきました。

学校っていいですね。
一生懸命な学生たちやアカデミックな雰囲気は、いつ行っても刺激になります。

さて、今日の曲目は

H.Berlioz L'enfance du christ Trio

M.Berthomieu Cinq Nuances

J-M.Damase Sonata pour flute et harpe 

W.A.Mozart Piano Quartet,Es major,K493

W.A.Mozart Piano Quartet,Gminor,K478

です。


ハープっていう楽器は、置いてあるだけで絵になる楽器ですね。
綺麗な女性が演奏しているとなおさら素敵。
(↑あれ?これってもしかしてセクハラ発言でしょうか??)

ハープの音はピアノとは全然違いますけど、役割はピアノ的です。
一人で伴奏もメロディーも弾けるんですよね。

楽器の仕組みが気になります。
(一度弾いてみたい!!)





室内楽って不思議なもので、その人の性格があらわれるような気がします。
どんなにソロが上手でも、室内楽に成果がでるかというと、そうではないですね。

・ソリスティックに演奏する人
・まるで伴奏になってしまう人
・だんだん離別していく人、もしくは添っていける人

ソロ楽器はもともと一匹狼的な要素が強いですし、奏者にもそれは性格として現れます。
考えてみたら、全く違う音色、魅力、演奏効果を持つ楽器が、せっかく一緒に演奏するのですから、お互いのよさを認め合った演奏をしないと、それぞれ別で聴いていたほうがずっと素敵っていうことになってしまったり。。。。
相乗効果は簡単には生まれないのですね。
これって経験というよりは性格の部分が大きいのかな・・・となんとなく感じました。


さて、チェロのカオリちゃん。
学校の友人と弦楽アンサンブルを組んでいて、普段からいろいろ活動しているそうですが、やはり仲のよさがでているというのか、息があっていてカルテットの演奏も気持ちよく聴けました。
そして私はモーツアルトのKV493をやりたくなってしまいました(笑)

2007-01-11 10:17:58 | おいたち様
ご紹介が遅れました。

我が家のいたち姫 くんくん です。
日常生活では、なぜか「くんのすけ」「くんにょ」「にょりん」などと呼ばれていますが・・。

この姫は、姫は姫でもあんみつ姫!
ちっともおとなしくしてくれません。

白熊のぬいぐるみのように愛らしい姿をしているのですが、動きが機敏で写真が全然とれないのです~。
やっと少し見られる写真が取れたので、皆様にもご紹介♪

チャイ君とは違って、耳があまり聞こえないようです。
白い毛色のフェレットには遺伝的に多いんですって。
ですので、私が何を弾こうと、どんな楽器が入ろうと全然平気!
掃除機にまで戦いを挑んできます。

性格はいたって天真爛漫。
チャイ君という騎士を引き連れて、毎日家の探索と冒険に夢中です。


ブーム

2007-01-10 22:18:14 | Weblog
最近のマイブームはブラームスです。

現在、ヴィオラソナタ2番、ヴァイオリンソナタ3番を平行してやっているのですが、本当に素敵です。
弾き始めは、ブラームス作品に必ず出てくるちょっと嫌な進行の和音の連続とか、こむずかしい感じのする対位法部分にう~んとなるのですが、これが弾いているうちにどんどんはまってくるんです。
ブラームス特有の切なくて甘いメロディーはもちろん美しいのですが、それだけじゃない魅力がたくさん。
ちなみに、何気なく聴こえる部分も、かなり弾くのは難しかったりします。

この後も、ビオラソナタ1番、ピアノ作品117,118あたりとブラームスを攻めていきたいですね~。

電子ピアノ

2007-01-09 10:19:00 | Weblog
電子ピアノってこわいですね~。

譜読みや、暗譜の練習には使えるかな・・・・と思って、電子ピアノを置いているのですが、どちらにも役にたちません。

しいて言うなら「困ったときは夜中でも弾けるぞ~」という精神安定剤の役目を果たしてくれてます。

日本の会社の宣伝があまりにも達者なので、ついつい騙されてしまうのですが、
やっぱり'楽器’ではないんですよね。
音は出ますが。

というのも、電子ピアノで曲を弾こうと思うと、一向に先へ進まないのです。

「あれ?」

「ん?」

と、いちいち和音の下から上まで音を確認しないと、まるで間違えているようなのです。

本物のピアノは『ラ』の鍵盤を押したら『ラ』の音だけが鳴るわけではありません。前後の和音やメロディーの動きにあわせて、共鳴している音があるのです。

電子ピアノの音は、有名フルコンサートグランドピアノのすばらしい音が使われているのですが、一音一音正しすぎるんですね。
機械だから当たり前ですが、調性感、和声感といったものがありません。
そうすると、本当に違和感だらけで全然ピアノが弾けないんですよ~。

やっぱり「便利だから・・・」で本物の音楽はできません。
電子ピアノ=ピアノの代用品 ではなくて、電子ピアノ=音の出る機械
なんですよね。

アメリカに住んでいたことのある友人(ピアニスト)にこの話をしたところ、彼女も1年間ピアノが置けなくて電子ピアノで生活をしたそうなのですが、
もう二度と電子ピアノは弾かないと決めたそうです。

ロール鍵盤よりは役に立ちますけどね(笑)

アレルギー

2007-01-08 12:20:04 | Weblog
年明け早々、また病気が顔を出してきました・・・・。

アレルギーです。

もともと小さい頃からアレルギー体質ではあったのですが、昨年から加速度的に酷くなってきています。
その症状といったら、本人でも予測不可能(涙)

近頃、悩まされているのが「鼻炎」「耳」「汗ぽう」のBIG3です。

鼻炎にいたっては、梅雨時期以外は毎日薬を飲み続けていますし、耳に関しては対処療法のみで根絶はできないとのこと。。。

この薬というのが曲者で、とにかく眠くなるんです!
飲み始めた当初は全然普通の生活が送れなくなりました。
私は敏感に体にでてしまう方なので、お医者さんと相談の上、いろいろ薬を試しましたが、今使っている薬より弱いのは全て却下になりました。
症状の防ぎようがないんです~(泣)
最近だいぶ慣れてきましたが、そろそろ今年のスギ花粉用に病院に通わなければなりません。
たぶんに今の薬(去年の花粉対策ではOKだったのですが)では、今年はダメかと思われます。


そして「耳」

これは音楽をやっている私には致命的。
耳の中に鼻炎と同じ症状が起きるわけなんですが、鼓膜に湿疹ができるわけです。
この痒みといったら大変です。
「触ってはだめ!」とわかっていても、綿棒でのお掃除時間が長くなったり、寝ている間に指で掻いちゃったりするんですね。
そうこうしている間に「外耳炎」に発展してしまうのです。
最近では、あれ?という雰囲気を察知して、氷で耳を冷やす先手必勝の対策をとれるようになりました。
でも、年中痒いんです。
お薬がステロイド系の軟膏になるので、上手に使用しないといけませんし、けっこう大変です。

そして去年はじめて顔を出した「汗ぽう」さん!!
私的には、人生で一番サイアクなアレルギーかもしれません。
正直、喘息より辛いです。
去年の9月だったと思いますが、1ヶ月間外出不可能(立てないので)という
経験をしました。
すぐに病名がわかっていればこんな酷いことにはならなかったのですが、最初に行った皮膚科で誤診され症状が悪化→次に出された薬にアレルギー反応がでて悪化→
総合病院へ・・・という経過をたどりました。
手や足に湿疹、水泡ができる病気なのですが、耳と一緒で根絶はできないそうなんです。
私の場合、原因が金属アレルギー、化学繊維アレルギーだそうで、ストッキングをはくと足の裏に出るんですよ~。
女性でストッキング不可は厳しいですよね。
靴下にもOKなものとそうじゃないものとあるんです。
ですので、通常はシルクの靴下(これが高価なうえに、すぐにダメになっちゃうんですよ~)を着用、よっぽどのことがない限り、ストッキングの長時間着用はしないように努力しています。

あぁ。
そしてこのBIG3がまたまた顔をもたげてきました。
薬も切れるので明日は病院に行ってきます。

弦楽器ネタの続きです

2007-01-06 13:54:05 | Weblog
夢 の記事の中で、私が弦楽器にあこがれているというお話を書きましたが、
その話の続きです。

私の大好きなヴァイオリニストである 斎木なつめさん に

「私もヴァイオリンやりたいって言ったら、どのくらいでできるようになりますかねぇ?」

と聞いてみたことがあります。

「どんな感じでですか?」

と なつめさん。


「もちろん趣味程度でです~。楽譜見たらぱらぱらっと演奏できる感じに
なれたらな~みたいな!」

なつめさん
「あ。それってけっこう難しいレベルの趣味ですねぇ。」


「あれ?そうなんですか?」

なつめさん
「リサさんはピアノやってるから、楽譜も読めるし、弦を押さえるのも問題ないと思うんですけど、実はボウイング(※弓を動かすこと)が難しいんですよ~。いい音色がね~・・・・なかなか出せないんですよね~。」


「やっぱり簡単じゃないですよね~。『愛の挨拶』弾けたらな~って憧れなんですけどね~。」

なつめさん
「あ!一曲だけならなんとかなりますよ!」


「!」
「どのくらいで弾けますか?」

なつめさん
「1ヶ月あればなんとか!」


「え~~!じゃぁ、やっちゃおうかなぁ!新聞で一万円のヴァイオリン入門セットが売られてたし。」

なつめさん
「あ!それダメです~。すぐ壊れちゃうから、使い物になりませんよ。」


「あら。やっぱりそうなんですか~。どのくらいの楽器を用意すればいいんですか?」

なつめさん
「う~ん。10万円くらいのだったら大丈夫かな。安いのって本当に適当に作られているんで、すぐに壊れちゃうし、修理のしようのない壊れ方をするんで、結局みなさん買いなおすことになるんですよ。」


「なるほど。確かに楽器に関しては、ある程度のものを用意しないと上達しませんよね。」


結局、そのまま挑戦することなく終わっているのですが、ずいぶん昔の話をふと思い出しました。

まだ学生の頃の話です。

なぜか福袋に「ウクレレ」が紛れ込んでいたんです。
私は単純に喜んで、高木ブーのウクレレ教則本を購入。
張り切って練習を始めました。
曲は Happy Birthday To You 。
なぜか・・・と聞かれると、ただただ1曲目に載っていたからです。

で。
楽譜は読めるし、曲のイメージもあるのに、ぼよーん・・・・ぼ・・よーん・・と
弦をはじく動きは一向にあがりません。
「ピアノで弾いたほうがよっぽど早いわ~!」
と、あっという間にレッスンルームの置物と化してしまったウクレレ君。

弟が遊びに来た際、
「あ、姉ちゃん、これ使わないなら俺にちょうだい。ギャグに使うから。」
と持ち帰り、それっきりになってしまいました。

ちなみに弟は芸人さんでもなんでもありません。