Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

SAX

2007-03-22 14:02:58 | Weblog
近々、ソプラノサックスの方と共演することになりました

実は私、サックスの方とは初めてなんです

また、たくさん勉強できそうで、とっても楽しみ

クラシックの世界でサックスといえば、超難解な現代曲のイメージですが、今回は、小さなお店でのライブということもあり、SAKURA,グリーンスリーブス、HONESTYなどの名曲ばかり

個人的には、「見上げてごらん夜の星を」が楽しみです

あらららら・・・

2007-03-21 13:53:52 | Weblog
プロコフィエフのヴァイオリンソナタですが、たまたま今回、全音出版の楽譜を使っています。

ナツメさんと一緒に楽譜を買いに行った時、これしか2冊無かったということと、たまには日本人の解説付も面白いかもね~という単純な理由で購入。

ところがです。


本荘先生いわく

「何なの?その音・・・。ひどいわね。」


というほど、音間違い(?)が多いのです。


どちらが実際の「間違い」なのかはわかりません。

いくら研究の成果から「正しい音」がわかっても、通例とは違うということが、よくあります。



ショパンのエチュードでも、私は小林 仁先生の勧めで、ヴィーン原典版を利用していますが、「別れの曲」などは、あまりに通例の音と違いすぎていて、とても演奏できません。

その版を知らないピアノの先生から「あなた、音間違いひどいわよ!!」と怒られたこともあるくらいです。


さてさて、このプロコフィエフ。

いったいどっちがよいのでしょう?

先生からお借りしたBoosey&Hawkes版の方が、演奏していても、指がすっきりいくのは事実です。

時計

2007-03-20 13:38:45 | Weblog
最近、毎回ではありませんが、時計をつけると、その腕全体に赤い細かいブツブツができるようになりました。


金属アレルギー??

それとも、時間嫌い??


別に痒くも無く、時計をはずして放っておけば、すぐに消えてしまいます。


先日、ホテルのスタッフさんから

「最近、ピアノの音が綺麗で調子いいですね。花粉症が落ち着いたからですか??」

って言われました

するどいっ


アレルギーにはホトホトうんざりですが、今年は杉からなんとか逃げ切れそうな感じです。
(お薬、万歳~

アレルギーさんのご機嫌を損ねると、大変なことになるので、様子をみながら仲良くお付き合いできればいいなぁ・・・

RAPHAEL

2007-03-19 13:11:18 | Weblog
昨日、はじめてRAPHAELというピアノを演奏しました。

これって、どこのピアノなんでしょう?

島村楽器さんに楽譜を買いに行った時、見かけたことはありましたが、
あまりよく知らないピアノです。

弾いた感じは・・・・。

お店に置かれているピアノで、状態がそんなによくないのもあると思いますが、鍵盤が相当重いです。

YAMAHAのスカスカに軽くなったピアノよりは、音量のコントロールができるので、私にはOKですが、あんまり反応の良いピアノではありません。

音も、ぶつぶつと、伸びが足りない感じです。

明らかに、普段のピアノ(ヤマハ、カワイ、スタインウェイ)とは違うタッチですね。

韓国製のピアノなのかな??


ピアノの個性って結構はっきりあるなぁと再認識でした。


ベーカリーレストランMARUKO

2007-03-19 12:59:55 | Weblog
今日は、ベーカリーレストランMARUKOにてソロ演奏をしてきました。

このお店は毎日ディナータイムにピアノ演奏が入るそうで、ピアノの前には、その
日のピアニストの紹介用看板が立っています。

朝から一日、置いてくれているのがいいですね。

この日は、私の名前が出ていて(用意してくださっていたのですね)、ちょっと嬉しい気分になりました


ピアノ演奏自体、お客様にもすっかり定着している様子で、演奏しているそばからずーーっとリクエストが入ります。

休憩時間もとれないくらい、リクエストがあってびっくりでした


お店側に言われたレパートリー表を用意していったのが正解でした

私はJAZZや即興演奏はできないので、リクエストといっても、その範囲でお願いしています。



ピアノの椅子のすぐ後ろのテーブルに座られていたお客様の一コマ。


子供「お母さん、アラジンとアンパンマンとシンデレラ!」

お母さん「アンパンマンは無いの」

子供「じゃぁ、アラジンとシンデレラ!」

お母さん「だめだめ。一人一つまでなんだから。」
     ↑そんなルールはありません。

子供「う~ん。じゃぁ、シンデレラ!」


そんなやり取りがあって、つたない子供の文字で書かれた「シンデレラ」のリクエストが入りました。

とってもほほえましかったので、私はミッキーマウスマーチとシンデレラ、プーさんの3曲を弾いたのですが・・・。


子供「・・・あ。ミッキーさんだ!!ミッキ、ミッキマーウス♪」

お母さん「ダメダメ!歌っちゃダメ!!!」


可愛くって、演奏しながら思わず吹き出してしまいました


こんなに演奏を楽しんでもらえるなんて、本当に嬉しかったです。

初心に帰る一日となりました。

オペラ歌手 橘 麗子さん 

2007-03-18 12:17:52 | Weblog
今日は、麗子さんと27日の本番の合わせをしてきました。

歌のほかにも、いろいろお話をしたりして・・・・



橘 麗子さん。


本当に素敵な方です


昨日のコンサートも、私は初めてご一緒させていただいたのですが、すばらし~~~いコンサートでした

歌声はもちろん、麗子さんのトーク、お客様への気遣い、コンサート構成などなど・・・・。

本当にすごい


見習わなければ・・・と思うと同時に、強い憧れ、尊敬をおぼえます


私も麗子さんのような女性、演奏家になりたい。

彼女のような生き方を、私もしていきたい・・・



こういうすばらしい方と出会えたことに、本当に感謝です。

私はいつも、こうした出会いに支えられて、音楽を続けてきました。

私のすべきことは、自分なりの努力を続けていくこと。
日々、精進あるのみです。

橘 麗子のおしゃべりコンサート@松戸市民劇場

2007-03-17 12:02:34 | Weblog
3月17日(土) 松戸市民劇場において、オペラ歌手 橘 麗子さんの「おしゃべりコンサート」が開催されました。


私は、日本叙情歌合唱団「香音~かのん~」の伴奏で出演です

女性陣はピンクの華やかなブラウスに黒のロングスカート。
男性陣は、黒の蝶ネクタイ。

みなさん、とってもお似合いです

本番での演奏は、今までで一番気持ちよいものとなりました。

みなさんしっかり声が伸びていて、出番直前まで心配していた男性陣の難しい入りも、きちんと音が取れていました

次の本番は、5月31日

さらにグレードアップして、叙情歌の美しい響きをお届けしたいと思います




余談ですが、指揮者の岡田先生。
「ベルサイユの薔薇」に出てくるオスカルみたいなんです

スタイル抜群!とても、お孫さんがいるとは信じられません

麗子先生は雰囲気がそっくりマリー・アントワネットです

自分だけの美学

2007-03-16 20:41:14 | Weblog

昨日の「歌手」の話に関連しているのですが、最近、歌手=歌手ではない人が増えていますよね。

いわゆる「アーティスト」とおっしゃる方々。


私、この意味があんまりわからないんです


もちろん、広く'芸術家’という意味で使われているのはわかるんですが、そのセンスがわからないんです。


なぜなら、私自身が、「アーティスト」とか「先生」とか呼ばれることが好きではないので・・・



TVなどで流行中の「アーティスト」さんは、私から見ると「歌手」にすぎません。
たまに作詞、作曲をしたとか、衣装のデザインをしたとか、なんやらかんやら言っていますけど、だからアーティストっていうのはあまりにも安易だと思います。

私の知っている「アーティスト」はそんな感じじゃありません。


それに、なぜ「歌手」ではダメなのでしょう?

「歌手」より「アーティスト」のほうが、すごい人のように思っているようですが、私から見ると、一生「歌手」で通している人のほうがずっとすごく思えます。

自分の芸、腕一本で勝負して、生き残っているのですから



私は自分がピアニストだということを誇りに思っています。

(↑腕が・・・ということではないんです。)


作曲や作詞、その他もろもろ、特に何もできませんが、別にできるようになりたいと思わないんです。

それくらいならピアノをもっと上手に弾けるようになりたい。
思うことはただそれだけです。

だから私は、一生「ピアノ奏者」「ピアニスト」「ピアノを弾いている人」と呼ばれたいんです。
そっちのほうが、「アーティスト」と呼ばれるより数百倍嬉しいのです。

すっごーーーく微妙なニュアンスだと思うのですけれど、これって自分だけの美学なのでしょうね。


歌手

2007-03-15 19:07:46 | Weblog
先週の話ですが、オーディオ関係の整理をしていたら「安全地帯」のベストアルバムのCDが出てきました。

買った記憶は無いので、たぶんどなたかの物が紛れ込んでいると思われます

曲目は

・ワインレッドの心
・恋の予感
・熱視線
・悲しみにさよなら
・蒼い瞳のエリス
・夏の終わりのハーモニー
・FRIEND
・好きさ
・じれったい
・I Love Youからはじめよう
・微笑みにさよなら


懐かしくなって、ちょっとCDをかけてみたのですが、
すっかりはまってしまいました~


「歌が上手い」 「声が素敵

私、ものすごく感動してしまいました

ポップス系の音楽は、詳しいことはわからないのですけど、私には曲がとっても新鮮に聴こえるのです。

日本語の言葉と、メロディーが非常にあっているし、言葉の持つ雰囲気を、上手に洋楽の要素とMIXさせているところが、現代でもすごくお洒落に聴こえるんですよ。

普段は洋楽しか聴かないので、珍しいことなのですが、
CD発見以来、毎晩寝る前にお茶を飲みながら、このCDをかけるクセがついてしまいました・・・・



ちょっと古い意見だと思われるかもしれませんが、昔の芸能人のほうが、その言葉どおり、芸に長けている人が多かったように感じます。


否定するつもりはないのですけど、昨今の「歌手」の歌唱力には疑問を感じる方が多いかも・・・・。



もう何年か前になりますが、NHKのとある番組に 水戸黄門のうっかり八兵衛役でおなじみの 高橋元太郎さんが出演されていらっしゃいました。

何気なくつけていただけの番組でしたが、ふと気がついたら、高橋さんが
名曲「ダイアナ」を歌われていたんです

その上手なことといったら、それはもう

普段のうっかりな様子は微塵もなく、素敵な甘い声で、豊かな歌唱を聴かせてくれたんです
本当に驚きました

高橋さんは、もともと役者出身ではなくて、歌手だったのだそうですね。



これは去年の話ですが、若かりし日の美空ひばりさんの「りんご追分」のレコードを聴く機会がありました。

それまでは、正直言って、彼女に特別な何をも思っていなかったのですけれど、
雷に打たれたような感動を受けました

やっぱりすごい


歌の芸に長けているなら歌手、演じる芸に長けているなら役者というように、本当に力のある人たちの芸ってすごいと思います。

芸は才能と、努力と、両方によって磨かれるのだと思いますが、そんな本当の「芸能人」って格好いいですよね。



こんなことを考えていたら、自分の「美学」というものに気がつきました。

明日はそれをご紹介したいと思います。



3月14日付 北海道新聞 みなみかぜ

2007-03-14 23:51:03 | Weblog
今日付けの北海道新聞 みなみかぜ に私の記事が掲載されました

一面の半分くらいを使って、大きく載せていただいているそうです


夕方、母から電話が・・・。



母「新聞にあなたが載ってる!」

私「あ。そうそう。言ってなかったっけ?」

母「あなたの顔、変よ!!! 
  鼻が、おでこと、ほっぺと、同じ比率で写ってるの!」

私「・・・・・・それはひどいね。」

母「うん!ひどい!」

私「・・・・記事はどう?」

母「まだ読んでないから、これから読むね!じゃぁ。」

ガチャっ  プープープー

私「・・・・・・」


あんまりの言われようですが、残念ながら、まだ本人は紙面を見ていません。
新聞記者の方が、東京宛に一部送ってくれたそうなので、到着を楽しみにしています。

この記事の反響によっては、また今後の活動の場が広がりそうです。

現在、各公演予定のほかに、楽譜出版の準備もすすめているところなので、またこうした公の場で取り上げていただけるとうれしいですね。

ぜひ応援をよろしくお願いいたします。
(新聞読んでくださいね


HPの方でも記事の紹介をしたいと思います




さて、今日は、日本叙情歌合唱団「香音」の本番前最後の練習に行ってきました

なんと

来月から、指揮者の岡田香美先生と一緒に、常任としてレッスンに加わることとなりました~

うれしいです

今年は本当にいろいろ新しい風が吹いています。

上手にこの風を楽しみながら、飛躍する一年にしたいと再確認しました