生田緑地ばら苑の サムシング・スペシャル

川崎市生田緑地ばら苑は旧向ヶ丘遊園のバラ園を継承したもので、ボランティアの
皆さんで手入れされており、春秋の公開期間だけ入場できるそうです。
入場無料で、今年2011年秋の公開は　10月13日(木)～11月6日(日) の25日間だけ
だというので、昨日ウォーキングイベントを早く切り上げて訪問しました。

小田急線向ヶ丘遊園駅南口に降りると地図があり、旧向ヶ丘遊園は生田緑地と
書かれています。歩いても20分ほどだから歩こうかと思ったのですが、バスが
間もなく来るようなのでバスにしました。それが正解で、バラ園は旧向ヶ丘遊園の
搦め手の位置にあり、旧正門へ行ったのではまるで方向違いなのでした。
向ヶ丘遊園駅から溝の口行 「藤子不二雄ミュージアム」 バス停で降り、向かって
右手の随分と長い坂を上がり、バラ苑駐車場からさらに100段以上?　もある階段
を上がってようやくたどり着きました。切り上げたウォーキングよりもかなりきつい
ルートでした。
入ってみると歴史あるバラ園らしく、見たことのないやや古い品種のバラもたくさん
あり、咲き具合も素晴らしくて400枚以上も撮ってメモリが一杯になってしまいました。
こんなことはここ何年もありませんでした。来週もう一度行かなければ、その後は
予定が一杯で行っている余裕がありません。

このバラは サムシング　スペシャル　Something　Special (Hybrid Tea)。
ミディアムイエローの花に微妙な濃淡の絞りがあり、黄金の輝きにも見えます。
なんとも美しい色合いで、強い香りがあります。

花名は何か特別のこと (もの)、という意味でしょう。誰でも１つ２つはあり、
今風にはマイブームでしょうか。私にとっては生田バラ苑がそれですね。

作出者　　ニュージーランド　　マグレディ４世　　Samuel Darragh McGredy IV.　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1999年。
なおフロリバンダで Ernest H. Hill 氏 (国籍不明) 作出の同名品種があるようです。
　　　　　　　(神奈川県川崎市　生田緑地バラ苑　111023)
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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