ゴジャール家作出の フェルナンド アルル

サーモンオレンジの縁に赤みが射す、整ったハイブリッドティ、フェルナンド アルル
Fernand Arles　(Hybrid Tea)。　 フェルナン アルル、またフェルナンダルル)。
中度の香りがあります。名門ゴジャール家の作出です。

アルルはローヌ川河口にあり、フランス南端といえる地域で地中海に面し、南西の
マルセイユと向い合う位置にあります。かつてシーザーに味方し、帝政ローマ時代
以降長く繁栄しましたが、近代になって寂れてしまいました。
多くの遺跡は1981年に 「ローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」として世界遺産
に登録されました。

Fernand は人名でしょうが、Fernand Arles　という人物は見つかりません。
アルル出身のフェルナンド、という意味でしょうか。
ゴッホの絵やビゼーの戯曲のタイトル 「アルルの女」 なら l'Arlésienne
(ラルレジェンヌ) だそうです。

作出者　　フランス　　Jean-Marie Gaujard　 1949年。
　　　　　　　(神奈川県川崎市　生田緑地バラ苑　120518．111029)
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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これは昨年秋 111029 の花。やや咲き進んだ様子です。