花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

パリ・バガテル公園のバラ

2015年06月30日 07時24分11秒 | ばら     
淡いアプリコットが掛かったクリーム色のバラ、ジャルダン・ドゥ・バガテーユ 
Jardins de Bagatelle (Grandiflora, Hybrid Tea)。  

強い香りがあります。別名も多く、

• Drottning Silvia    • Queen Silvia
• Ibu Tien Suharto    • Karl Heinz Hanisch
• MEImafris       • Sarah (hybrid tea, Meilland, 1986)

Queen Silvia はスウェーデン女王で、1943年生まれです。

この庭園 Jardins de Bagatelle は一般に Parc Bagatelle , Le parc de Bagatelle
と呼ばれ、パリ16区、ブローニューの森にあり、一万本のバラが咲き誇ると
いわれる世界的に有名なバラ園です。バガテルと読むのが正しいようで、
日本に同園と提携した河津バガテル公園があります。河津は一度行って
みたい公園です。

バガテル公園はフランス王ルイ16世の弟アルトワ伯 (後のシャルル10世) が、
1775年にブーローニュの森に狩猟ロッジ付きの領地をもったのが始まりです。
マリー・アントワネットは伯の兄ルイ16世の妃で、たいへん親しくしていました。
1777年に王妃が、3カ月以内に庭園付きの宮殿を建てるなんて無理ですわ、
と言ったもので、伯はかけをし、建築家 François-Joseph Bélanger とスコット
ランド人の造園家 Thomas Blaikie を使って、英国風の庭のある瀟洒な宮殿を
たった64日間で建ててみせたそうです。
Bagatelle とは 「つまらぬもの、がらくた」 といった意味ですが、建築・造成に
かかった費用は大変なもので、わざと逆を言ったギャグ的な命名です。
   (参考: パリ観光局HP)

作出者 フランス メイアン Marie-Louise (Louisette) Meilland 1987年。
販売者 アメリカで  The Conard-Pyle Co.  1989年。
     (神奈川県鎌倉市 大船フラワーセンター  2015年6月24日)

     ◆梅・さくら・ばらなど花品種と 「公園ランキング」 の
      私のホームページはこちら→ 「花の公園 花リスト」

     ◆このブログの検索ウインドウが右上にあります。プルダウンして、
     「このブログ内で」を選択し、短い1単語だけで検索してください。
        2単語以上だと機能しません。

     にほんブログ村花ブログへ ←クリックすると私の「花の公園」に
     ポイントが入ります。 応援お願いします。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 素性不明のバラ メイナルニゴス | トップ | エスカルゴ・ハット ?? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ばら     」カテゴリの最新記事