きのう、大河ドラマ「龍馬伝」が最終回を迎えた。
振り返ってみると、今年は時代劇ブームだったように思う。
TVに、スクリーンに沢山の「侍ムービ―」が登場したが、
その多くが“幕末”を舞台にしていたのも特徴的である。
日本が大きく揺れに揺れた当時は、不安定な今の日本とマッチしているのかもしれない。
そして「龍馬伝」の後、NHKでは「坂の上の雲 第2部」がスタート。
近代国家として産声を挙げたばかりの「明治」も幕末に劣らず激動期だ。
以前、5月15日の投稿で、津幡小学校敷地内の「忠魂碑」について書いた事があった。
「忠魂碑」は、日清・日露戦争の戦没者を供養する石文だが、
津幡町には、他にも幾つか同じ目的で建てられたモニュメントが存在する。
例えば「今日の一枚」。
現在の「井上保育園」に隣接した一角、
以前は木造校舎の「井上小学校」の前庭だった所に、それはある。
松やタブの木などの常緑樹に囲まれ、青空に伸びた石碑の裏には、
遠く異国で亡くなったであろう方々のお名前が刻印されていた。

また、傍には「日露戦争」を指す「明治三十七八年戦没者」と刻まれた石柱も建っている。

倒幕、維新、欧米列強とのせめぎ合いと、日本が戦いに明け暮れた頃。
ここ津幡町にも荒波が押し寄せたのだ。
「忠魂碑」は、その爪痕を今に伝える記録である。
振り返ってみると、今年は時代劇ブームだったように思う。
TVに、スクリーンに沢山の「侍ムービ―」が登場したが、
その多くが“幕末”を舞台にしていたのも特徴的である。
日本が大きく揺れに揺れた当時は、不安定な今の日本とマッチしているのかもしれない。
そして「龍馬伝」の後、NHKでは「坂の上の雲 第2部」がスタート。
近代国家として産声を挙げたばかりの「明治」も幕末に劣らず激動期だ。
以前、5月15日の投稿で、津幡小学校敷地内の「忠魂碑」について書いた事があった。
「忠魂碑」は、日清・日露戦争の戦没者を供養する石文だが、
津幡町には、他にも幾つか同じ目的で建てられたモニュメントが存在する。
例えば「今日の一枚」。
現在の「井上保育園」に隣接した一角、
以前は木造校舎の「井上小学校」の前庭だった所に、それはある。
松やタブの木などの常緑樹に囲まれ、青空に伸びた石碑の裏には、
遠く異国で亡くなったであろう方々のお名前が刻印されていた。

また、傍には「日露戦争」を指す「明治三十七八年戦没者」と刻まれた石柱も建っている。

倒幕、維新、欧米列強とのせめぎ合いと、日本が戦いに明け暮れた頃。
ここ津幡町にも荒波が押し寄せたのだ。
「忠魂碑」は、その爪痕を今に伝える記録である。