「今日の一枚」は、花の蜜に夢中の「花アブ」。
かなり接写したにも拘わらず、逃げる気配はまったくなかった。
彼等は多分に臆病だが、時として大胆になる。
特に、食事中はその傾向が顕著だ。
人など意に介さないとばかりに動じず、没頭している事が多い。
「花アブ」は、名前の通り(見ての通り)花の蜜や花粉が大好物。
市街地の花壇や街路樹などで、よく見かける。
訪れる花を選ばないため、植物たちにとっては花粉を媒介してくれるお得いさん。
持ちつ持たれつの関係なのだ。
しかし「花アブ」には、ミツバチの様に巣を作り蜜を集める習性はなく、
人間との関係は希薄である。
そもそもミツバチは、特別な存在。
一匹の女王蜂と、沢山の雌の働き蜂、少数の雄蜂で独自の集団生活を営む。
子孫繁栄、社会維持のために「食料」を備蓄する必要があった。
それが「蜂蜜」である。
滋養強壮と保存力に優れた、秀逸な食品だ。
ミツバチは体の中に酵素を用い、花の蜜を「蜂蜜」に変える。
我々人間は、太古から、彼等の食料を頂いてきた訳だ。
大いなる恩恵に対しては、精々外敵を巣から遠ざけたり、花のある土地へ運搬したりと、
微々たる御返ししかできない。
アンバランスなギブ&テイクである。
…さて、ミツバチではない「花アブ」君が停まっている花は「小手毬」。
名前の通り(見た目の通り)小さな花が丸く集まり、手毬のように咲いている。
かなり接写したにも拘わらず、逃げる気配はまったくなかった。
彼等は多分に臆病だが、時として大胆になる。
特に、食事中はその傾向が顕著だ。
人など意に介さないとばかりに動じず、没頭している事が多い。
「花アブ」は、名前の通り(見ての通り)花の蜜や花粉が大好物。
市街地の花壇や街路樹などで、よく見かける。
訪れる花を選ばないため、植物たちにとっては花粉を媒介してくれるお得いさん。
持ちつ持たれつの関係なのだ。
しかし「花アブ」には、ミツバチの様に巣を作り蜜を集める習性はなく、
人間との関係は希薄である。
そもそもミツバチは、特別な存在。
一匹の女王蜂と、沢山の雌の働き蜂、少数の雄蜂で独自の集団生活を営む。
子孫繁栄、社会維持のために「食料」を備蓄する必要があった。
それが「蜂蜜」である。
滋養強壮と保存力に優れた、秀逸な食品だ。
ミツバチは体の中に酵素を用い、花の蜜を「蜂蜜」に変える。
我々人間は、太古から、彼等の食料を頂いてきた訳だ。
大いなる恩恵に対しては、精々外敵を巣から遠ざけたり、花のある土地へ運搬したりと、
微々たる御返ししかできない。
アンバランスなギブ&テイクである。
…さて、ミツバチではない「花アブ」君が停まっている花は「小手毬」。
名前の通り(見た目の通り)小さな花が丸く集まり、手毬のように咲いている。