つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

震える夜。

2024年11月27日 01時29分29秒 | 日記
                        
今投稿(2024/11/27未明)の数時間前、大地が大きく震えた。

<26日午後10時47分ごろ、石川県西方沖を震源とするマグニチュード6.4の地震がありました。
 気象庁によりますと、この地震によって若干の海面変動はあっても
 津波被害の心配はないということです。
 各地の震度は震度5弱が石川県の輪島市、志賀町、
 震度4が石川県珠洲市、加賀市、富山県の富山市、高岡市、福井県の福井市などとなっていて、 
 震度3は新潟県や岐阜県、滋賀県、兵庫県などで観測されました。
 また、この地震で長周期地震動の「階級2」を石川県津幡町と金沢市西念で観測しています。
 原子力規制庁によりますと、石川県の志賀原発、福井県の大飯原発、美浜原発、高浜原発で
 異常はないとの報告があったということです。>

(※<   >内、ANNニュースより引用/原文ママ)



僕が暮らす石川県・津幡町の震度は4。
最初の揺れは結構長く20~30秒は続いたように思う。
上記ニュース記事にある「長周期地震動」とやらだろうか?
そいつが過ぎ去った後も、時折、ゆさり、ゆさり、と繰り返す。
お陰で小さな物音も気になり、寝付けなくなってしまった。
拙ブログをご覧の皆さまは、大事ないだろうか。
僕は「恐怖」の虜になっている他は、実被害はない。
                            
コメント (3)
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小品、時は師走へひた走る。

2024年11月26日 10時30分00秒 | 賭けたり競ったり
                          


おととい(2024/11/24)、僕は「金沢競馬場」を訪問した。
コロナ前以来、かれこれ5年ぶりになるかもしれない。



目的は「馬券のお使い」。
この日「東京競馬場」で開催されたG1レース「ジャパンカップ」の代打ちの為、
ほんの短時間だけ滞在した。
久しぶりに足を踏み入れた場内の景観が変わっていないことに安堵し、
やはり久しぶりに軽食街の一角「たこ勝」にて「ペア(お好み焼きと焼きそば)」を注文。
変わらない味、(物価高騰の中)変わらない値段に安心する。



当日、競馬以外の公営競技、競輪、競艇でもビッグレースが開催された。
個人的な主戦場・競艇のそれは「第27回チャレンジカップ」。
静岡支部の「河合佑樹(かわい・ゆうき)」が最上位グレードSGを初制覇。
実に堂々たる勝ちっぷり。
シリーズの名称に相応しく挑戦者として下克上を成し遂げ、
年間賞金ランキング上位に食い込んだ。



いよいよ来月(2024/12/17~12/22)、大阪「住之江競艇場」において、
艇界王者を決める「グランプリ」が行われる。
年間賞金ランク18位~7位の12名が、期間中、初日・2日目の一次予選で鎬を削り、
生き残った6名が今年のトップ6と激突する。
待ち受ける面々は以下の通り。

ランク1位:馬場貴也(滋賀)
ランク2位:毒島 誠(群馬)
ランク3位:桐生順平(埼玉)
ランク4位:茅原悠紀(岡山)
ランク5位:峰 竜太(佐賀)
ランク6位:池田浩二(愛知)

さあ、いよいよ決戦だ!
時は師走へ向けスピードを上げた。
                               
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小品、晩秋の彩り。

2024年11月21日 22時30分00秒 | 自然
                          
明日(2024/11/22)は、二十四節気の「小雪(しょうせつ)」。
暦の上では「寒くなって雪が降る頃」を表す。

雲の中にある細かい氷の粒に、周囲の水蒸気がついたものが、雪。
地上付近が暖かければそれは雨になり、
気温が2℃以下だと、雪やみぞれとして降ることが多くなる。
石川・金沢の「初雪平年日」は11月24日。
冬支度を急がねばならない時期になってきた。



近所のイチョウ並木は黄色い葉を落とし、染井吉野からも紅い葉が舞い散るこの頃。
朝、にわかに彩り豊かになった晩秋の道を小学生たちが歩く。
彼らが背負ったランドセルも多彩。
男子は黒、女子が赤はもう昔のハナシだ。

この週末、日本の上空は冬型の気圧配置。
上空には強い寒気が流れ込み、列島を広く覆う予報だ。
日中も風が冷たく全国的に冬用コートが手放せなくなりそう。
一方、来週の中頃は、南から暖気が入り、
場所によっては最高気温20℃を上回るかもしれない。

拙ブログをご覧の皆さまにおかれては、
気温差で体調を崩さないようご注意くださいませ。
                              
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献呈、秋の夜長にジャズを。

2024年11月16日 21時00分00秒 | 手すさびにて候。
                       
拙ブログの不定期連載『手すさびにて候』は、今投稿で242回を数える。
お絵描きの好きなオジサン(僕)が、あるテーマに基づき手描きしたイラストと文を披露。
それは私的な趣味の発露であり、個人的には大いに楽しんで作成しているのだが、
最近、気になる点がある。

--- 文面が長い。

話題の選定が偏るのは仕方がない。
コレは個人ブログだから。
だが長文に過ぎるのは、読み手に対し不謹慎・不親切なのではないか?
文字数が多くなるのは内容の充実を図りたい一心からではあるが、
もう少し簡潔にした方が、より良い読後感に浸ってもらえるのではないか?
そう考え今回は「いつもより短くを心掛け」つつ、
最後に音楽を楽しんでもらう趣向としてみた。
どうか、時間と都合がつけばお付き合いくださいませ。

ほんの手すさび 手慰み。
不定期イラスト連載 第二百四十二弾「ヘレン・メリル」。



「ヘレン・メリル」は、昭和4年(1929年)クロアチア移民の両親の元、
ニューヨーク マンハッタン島の北、ブロンクス地区に生まれた。
初舞台は14歳の時。
地元のジャズ・クラブで歌うようになる。
当時、多くの大都市が戦火に見舞われる中、一切攻撃を受けなかったニューヨーク。
やがて戦後、パリ以上の芸術の都、ロンドンを上回る商業の中心地として、
世界の首都と呼ぶに相応しい威容と経済力を誇っていた。
そんな大都会だから、音楽・エンタメも盛ん。
若くして「マイルス・デイビス」や「ディジー・ガレスビー」、「バド・パウエル」ら、
ジャズの巨人達との共演を経験し、歌声に磨きをかけてゆく「ヘレン」。

最大の特徴にして魅力は“ニューヨークのため息”と称されるハスキーボイスである。
それは、ジャズのルーツの1つ、アフリカ系シンガーとは異なる持ち味。
恵まれた体格(声帯)から産み出される声量のスケールや、
黒い肌の出自と歴史に裏打ちされた哀愁では及ばない。
しかし、たっぷり湿度を孕んだウェットな情感を武器に、彼女は注目を集める。
名前が広く音楽ファンに知れ渡ったのは1955年リリースのアルバム、
『ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン』。
そこに収められている曲こそ、今投稿の眼目。

即ち『 You’d Be So Nice To Come Home To 』。
(ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ)

作詞作曲は、アメリカエンタメ界を代表する音楽家「コール・ポーター」。
『 I’ve Got You Under My Skin 』。
『 Lave For Sale 』。
『 Night And Day 』。
『 Begin the Beguine 』など数々のスタンダードナンバーを手掛けた天才による曲、
『 You’d Be--- 』は、概ねこんな内容。

<君の待つ家に帰れたら。
 暖炉のそばに君がいてくれたらそれでいい。
 空でそよ風が子守唄を奏でていても僕の望みは同じ。
 凍てつく冬の星の下でも、灼けつく真夏の月の下でも。
 You’d be paradise to come home to and love.  
 愛する君がいる場所、そこは天上の楽園に等しい>

(※意訳/りくすけ)

元々は、1943年に公開された映画の劇中歌。
つまり時は大戦下。
星が瞬く凍ていたロシアの夜空の下で凍えながら、
月が照らす太平洋の島のジャングルで怯えながら。
遠い異国の戦場に身を置く愛する人と引き離された銃後のアメリカで、
『 You’d Be--- 』は共感を呼んだ。

ウクライナ-ロシア。
パレスチナ-イスラエル。
2つの戦争が続く2024年の秋の夜長だ(投稿時)。
耳を傾けてみてはいかがだろうか。

Helen Merrill / You'd Be So Nice to Come Home To [with Lyrics]]

                          
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津幡短信vol.125. ~ 令和六年 霜月。

2024年11月14日 13時00分00秒 | 津幡短信。
                      
津幡町で見聞した、よしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。
今回は、以下の2本。
                               
【冬支度、始まる。】

このところ北陸は「小春日和」が続いている。
小春は「春のような陽気の晩秋から初冬」を指し、
日和は「空模様、天気(よい天気)」の意。
朝晩は程々に涼しく、日中は晴れ程々に暖かい。
こんな理想的な気候がいつまでも続けばいいのにと思うが、そうは問屋が卸さない。
季節は真冬に向かって進んでいる。
穏やかで過ごし易い時間を有効に使い、冬支度が始まった。







上掲1枚目は「消雪装置点検作業の告知看板」。
ご存じのとおり、雪を地下水で融かしグリップの効くアスファルト面を確保する備え。
当然、春~秋に出番はなく、このタイミングで動作確認・修理を行う。
雨のない日にハンドルを握り濡れた道を走るのは、冬接近を実感する。

上掲2・3枚目は「ホームセンター店頭」。
ズラリと並んだ灯油用の青いポリタンク。
除雪機、スタッドレスタイヤ売出の看板。
これらが欠かせない日常は遠くない未来。
備えは今のうちに--- なのである。

【大詰めに向け。】



ミニボートピア津幡周辺には「チャレンジカップ」の幟がはためく様になった。
年間9回開催されるビッグレースはカレンダー替わり。
・クラシックは、春分。
・オールスターは、立夏。
・グランドチャンピオンが、夏至。
・オーシャンカップは、大暑。
・メモリアルで、立秋。
・ダービーは、秋分。
・チャレンジカップが、立冬。
・グランプリとグランプリシリーズは、冬至--- といった具合。
興味のない方には、まったくピンとこないだろう。
しかし我々競艇ファンにとっては、月日の巡りを報せてくれる。
そして季節は寒さを増してゆくが、戦いは年間チャンピオン決定へ向け熱を帯びてゆく。



来春、わが津幡町で大相撲巡業が行われることになった。
僕が生まれてからは初めてだと思う。
キッカケは、勿論地元出身「十両-欧勝海」と「大関-大の里」の存在。
2024年11月14日現在、福岡国際センターで開催中の九州場所では、
両力士が奮闘中である。
この興行の時、それぞれの番付が上がっていることを望む。
                         
<津幡短信 vol.125>
                        
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