「今日の一枚」は、8月25日、津幡南中学校吹奏楽部にて行われた
「夕涼みコンサート」のチラシ。
近所の掲示板に貼附してあった。
果たしてどんな演奏だったのか?
足を運んでいない僕にとって、知る由もない。
しかし、そのデザインに組み込まれた尖塔と町並みは知っている。
…サンマルコ広場だ。
何度が訪れた事のある水の都の景観である。
以前(※2010年9月30日)投稿したが、
僕は1979年から1年間にわたりNHKで放送されていた
アニメ「マルコ・ポーロの冒険」が好きだった。
主人公の生まれ故郷こそ「ベネチア」。
ユーラシア大陸を往復する壮大な旅の出発地であり終着地。
僕にとっては憧れの町だったのである。
果たして…叶った初訪問。
世界でここの他にはない、唯一無二の様相に驚き、夢中になった。
何しろ、ベネチアに自動車は1台も走っていない。
町中の道は人間専用。すれ違うのもやっとの幅しかないのも珍しくない。
石造りの建物の間を走る、入り組み、不規則な路地。
見晴らしの効かず薄暗いそこは、まさに迷路のよう。
あてもなく彷徨うのが楽しくて仕方がなかった。
また、ベネチアの醍醐味は静かな水の上にもあり。
鏡のように波の立たない水路を渡りながら眺める、
建物の外壁の装飾や、窓際の花々。
次々と現れては過ぎてゆく大理石や木造の橋。
行き交う観光客の笑い声。
小さな広場でサッカーを楽しむ子どもたち。
目に映る風景全てが詩的に融合した様子は、心地よい感覚に誘ってくれる。
そんな、過去を切り取ったような時間が流れるベネチアで、
最も賑やかな場所こそ、中央に大きな塔が聳える「サン・マルコ広場」だ。
町の入口…鉄道駅で買ったピザを頬張りながら、
前述の迷路を歩くこと1時間余り。
辿りついたそこは、奥行175メートル、幅57メートルのスペース。
両サイドには、3階建ての美しい石造りのアーチが並ぶ。
『マルコも、こんな景色を見ながら旅立っていったのかな?』
などと考え、僕は感無量だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/90/eb17a5f3f025bbdda84475737d112868.jpg)
「夕涼みコンサート」のチラシ。
近所の掲示板に貼附してあった。
果たしてどんな演奏だったのか?
足を運んでいない僕にとって、知る由もない。
しかし、そのデザインに組み込まれた尖塔と町並みは知っている。
…サンマルコ広場だ。
何度が訪れた事のある水の都の景観である。
以前(※2010年9月30日)投稿したが、
僕は1979年から1年間にわたりNHKで放送されていた
アニメ「マルコ・ポーロの冒険」が好きだった。
主人公の生まれ故郷こそ「ベネチア」。
ユーラシア大陸を往復する壮大な旅の出発地であり終着地。
僕にとっては憧れの町だったのである。
果たして…叶った初訪問。
世界でここの他にはない、唯一無二の様相に驚き、夢中になった。
何しろ、ベネチアに自動車は1台も走っていない。
町中の道は人間専用。すれ違うのもやっとの幅しかないのも珍しくない。
石造りの建物の間を走る、入り組み、不規則な路地。
見晴らしの効かず薄暗いそこは、まさに迷路のよう。
あてもなく彷徨うのが楽しくて仕方がなかった。
また、ベネチアの醍醐味は静かな水の上にもあり。
鏡のように波の立たない水路を渡りながら眺める、
建物の外壁の装飾や、窓際の花々。
次々と現れては過ぎてゆく大理石や木造の橋。
行き交う観光客の笑い声。
小さな広場でサッカーを楽しむ子どもたち。
目に映る風景全てが詩的に融合した様子は、心地よい感覚に誘ってくれる。
そんな、過去を切り取ったような時間が流れるベネチアで、
最も賑やかな場所こそ、中央に大きな塔が聳える「サン・マルコ広場」だ。
町の入口…鉄道駅で買ったピザを頬張りながら、
前述の迷路を歩くこと1時間余り。
辿りついたそこは、奥行175メートル、幅57メートルのスペース。
両サイドには、3階建ての美しい石造りのアーチが並ぶ。
『マルコも、こんな景色を見ながら旅立っていったのかな?』
などと考え、僕は感無量だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/90/eb17a5f3f025bbdda84475737d112868.jpg)