http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/ninngennsenngenn.htm1946(昭和21)年1月1日、天皇裕仁(ひろひとー当時46歳)が「新日本建設に関する詔書」によって、自らの神格性を否定した宣言が、この「天皇の人間宣言」(1月1日付新聞各紙は一面でこれを報じた)である。
大日本帝国憲法第3条では「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」と規定されていたが、この宣言は天皇が「現御神(あきつみがみ)」(現人神=あらひとがみ⇒人の姿をして、この世に現れた神。天皇をいう)ではないと断言し、日本民族の優越を説く発想を戒めたが、その真の目的は、当時ほうふつとして上がりつつあった海外からの天皇の戦争責任追求をかわすところにあった。
安倍首相の戦後レジュームからの脱却とは、明治憲法への回帰を意味する。
騙されては、いけない。
大日本帝国憲法第3条では「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」と規定されていたが、この宣言は天皇が「現御神(あきつみがみ)」(現人神=あらひとがみ⇒人の姿をして、この世に現れた神。天皇をいう)ではないと断言し、日本民族の優越を説く発想を戒めたが、その真の目的は、当時ほうふつとして上がりつつあった海外からの天皇の戦争責任追求をかわすところにあった。
安倍首相の戦後レジュームからの脱却とは、明治憲法への回帰を意味する。
騙されては、いけない。