http://www.asahi.com/national/update/1213/TKY200812130060.html
東京・上野の国立科学博物館で13日朝、飛鳥時代の玉虫厨子(たまむしのずし)を現代の職人たちが再現した「平成の玉虫厨子」の組み立て作業が行われた。日本のモノづくりの原点を感じてもらおうと開かれる企画展示「蘇(よみがえ)る技と美 玉虫厨子」(13~21日)で公開される。制作を追ったドキュメンタリー映画の上映に合わせた展示。東日本での一般公開は初めて。
奈良県の法隆寺にある国宝・玉虫厨子を模して2基作られたうちの1基で、3万6142枚という玉虫の羽を使って制作された。職人の技を守り継承しようと、岐阜県高山市の故中田金太さんが私費を投じて計画、03年から約4年かけて制作された。
高山市から来た職人たちが慎重に組み立てると、見る角度にもよって変わる緑や赤、青みがかった輝きが浮かび上がった。
東京・上野の国立科学博物館で13日朝、飛鳥時代の玉虫厨子(たまむしのずし)を現代の職人たちが再現した「平成の玉虫厨子」の組み立て作業が行われた。日本のモノづくりの原点を感じてもらおうと開かれる企画展示「蘇(よみがえ)る技と美 玉虫厨子」(13~21日)で公開される。制作を追ったドキュメンタリー映画の上映に合わせた展示。東日本での一般公開は初めて。
奈良県の法隆寺にある国宝・玉虫厨子を模して2基作られたうちの1基で、3万6142枚という玉虫の羽を使って制作された。職人の技を守り継承しようと、岐阜県高山市の故中田金太さんが私費を投じて計画、03年から約4年かけて制作された。
高山市から来た職人たちが慎重に組み立てると、見る角度にもよって変わる緑や赤、青みがかった輝きが浮かび上がった。