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(写真)記者会見する小池晃書記局長=7日、国会内
日本共産党の小池晃書記局長は7日、国会内で記者会見し、同日付「毎日」が報じた統一協会(世界平和統一家庭連合)開祖・文鮮明の発言録で、1989年に自民党・安倍派を中心に国会議員との関係強化を図るよう信者に語っていた事実が明らかになったのは「極めて重大だ」と述べ、安倍晋三元首相と統一協会との関係を調査するよう、改めて求めました。
小池氏は「安倍家3代の岸信介氏、安倍晋太郎氏、安倍晋三氏は、半世紀にわたって自民党政治の中心にいて、統一協会の開祖である文鮮明と直接、密接な関係を持っていたことが発言録でも裏付けられた」と強調。「この問題の根本には、自民党中枢と統一協会・文鮮明との長年にわたる抜き差しならぬ関係がある」と指摘しました。
その上で、「個々の政治家任せの調査ではなく、自民党と政府の責任で、統一協会と政治家、政権との深刻な癒着について徹底的に解明する必要がある」と主張しました。
この間、岸田文雄首相は、安倍氏に関する調査を故人だとの理由で拒否しています。小池氏は「この発言録は615巻もあると報道されている。この文書も含めて、調査すべき材料は十分にあるのではないか」と指摘し、安倍氏の調査を重ねて要求しました。
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【政界地獄耳】防衛力強化→増税より実のある外交を
★6日、02年以来、20年ぶり2回目となる世界12カ国の海軍と海上自衛隊が参加した「国際観艦式」が相模湾で行われた。出席した首相・岸田文雄は北朝鮮の弾道ミサイル発射を「断じて容認できない」と厳しく批判した。一方、7日、朝鮮人民軍総参謀部は一連のミサイル実験について米韓空軍の軍事演習「ビジラント・ストーム」に対抗する軍事作戦とし「敵のあらゆる戦争演習には、持続的で圧倒的な実践的軍事措置で対応していく」と双方の軍事的挑発と共に舌戦もエスカレートした。
★首相も激しい口調だが、例によって「北京の大使館ルートを通じ北朝鮮に対して厳重に抗議を行い、強く非難したところであります」が政府のいつもの対応だ。防衛副大臣の経験もある立憲民主党・渡辺周はフェイスブックに「『北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議』の中身を何度も外務省に問いただしている。そもそも我が国の抗議や非難を北朝鮮の大使館が受けとるのか? おめおめ受け取ったら金正恩の怒りを買い外交官は無傷ですまされない。そんなものを本国に届けるわけがない。『やりとりの詳細は差し控える』と外務省はいつも答えない。実効性は全く無く形式で終わっていないか?」と疑問を呈しているが、その通りだ。
★この怒りは自民党の外交部会でもしばしば繰り返されている。つまり北朝鮮に対しての外交努力は皆無で米韓と共に我が国も加わった軍事的挑発が繰り返されているばかりでは岸田内閣は好戦派と認識されるだろう。10日からは今年最大といわれる日米合同軍事演習「キーンソード23」がオーストラリア、カナダ、フランス、インド、ニュージーランド、フィリピン、韓国、英国、NATOからオブザーバー参加を含め津多羅島、奄美大島、徳之島など周辺海空域で19日まで展開される。これでは外交努力より防衛力強化とそのための増税しか頭にないように感じる。(K)※敬称略
◎専守防衛に徹せよ
長澤まさみ主演『エルピス』はなぜ安倍元首相の映像を使って権力とテレビの欺瞞を描いたのか? 脚本家・渡辺あやが抱いていた危機感
番組HPより
10月24日にスタートした長澤まさみ主演のフジテレビ系ドラマ『エルピス─希望、あるいは災い─』(制作・関西テレビ)が、話題を呼んでいる。
というのも、10月31日放送の第2話で、なんと安倍晋三・元首相の「アンダーコントロール」発言の映像が批判的に使用されたからだ。
『エルピス』は、民放キー局・大洋テレビを舞台にし、スキャンダルによって報道番組のサブキャスターを降板させられたアナウンサーの浅川恵那(長澤まさみ)が10代女性の連続殺害事件の冤罪疑惑を追う……という“社会派エンターテインメント”作品。本作の脚本を手掛けるのは、第49回ギャラクシー賞テレビ部門大賞を受賞したNHKの連続テレビ小説『カーネーション』や、映画『ジョゼと虎と魚たち』などで知られる脚本家・渡辺あや氏で、監督は『モテキ』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』をはじめとする映画作品やテレビドラマを手掛けてきた大根仁氏。プロデューサーはドラマファンから評価が高い『カルテット』(TBS)や『大豆田とわ子と三人の元夫』(関西テレビ・フジテレビ)の佐野亜裕美氏が務めるとあり、放送前から注目を集めていた。
そして、ドラマ放送開始から、さっそく視聴者をざわつかせる台詞が飛び出した。第1話では、明らかに麻生太郎を模した副総理・大門雄二(山路和弘)がニュース番組に出演するため大洋テレビを訪れるのだが、「今日、何聞かれんだ?」と尋ねる大門副総理に対し、政治部官邸キャップの記者・斎藤正一(鈴木亮平)は「森友、止めてますので」と応答するのだ。
ほんのわずかなシーンであったものの、地上波のドラマのなかで突然ぶち込まれた「森友」という実名。しかし、第2話ではさらに衝撃的な展開が待っていた。
それは、長澤まさみ演じる主人公の浅川が、冤罪を訴えている松本良夫死刑囚(片岡正二郎)の担当弁護士・木村卓(六角精児)を訪ねたシーン。かつて浅川がサブキャスターを務めていた報道番組について話題が及ぶと、浅川は“信頼されるキャスターになりたかったが、そんな夢は一生叶えられないのだと知った”と言い、当時をこのように振り返りはじめる。
「サブキャスターになったのは2010年でした。その4月から降板するまでの6年間、自分があたかも真実のように伝えたことのなかに、本当の真実がどれほどあったのかと思うと……。苦しくて、苦しくて、息が詰まりそうになります。私にはいま、バチが当たっているのだと思います」
この台詞のあと、浅川がサブキャスターを務めていた報道番組の回想が差し込まれるのだが、その中身はなんと、実際に政権とメディアが一体になって“嘘”を垂れ流したシーンの再現だったのだ。
まず、映し出されたのは、福島第一原発事故が起きた直後のスタジオ。浅川が「爆破弁というものを使い内圧を下げる作業ということですが、危険性はどうなのですか」と問うと、解説者は「いちばん最悪なことは格納庫が破壊されることなので、それを防げたという意味では成功したんだと思います。問題ありません」と語る。そう、1号機が爆発した際にメディアで繰り広げられた“安全神話”に基づく大嘘の解説が再現されたのだ。
だが、もっとすごかったのは、このあとだった。画面が切り変わると、突然、安倍晋三・元首相の本物の映像が流れたのである。映像は、東日本大震災から2年後、IOC総会で安倍首相が東京への五輪招致をプレゼンしたときのもので、原発事故の影響について安倍首相が例の「the situation is under control.」と言い放ったシーンがそのまま、音声付きで流された。
そして、安倍元首相のVTRを受けて、長澤まさみ扮する浅川が「安倍総理大臣は、福島第一原発の汚染水問題に懸念が出ていることについて、『状況はコントロールされており、東京に決してダメージは与えない』と述べ……」と、ニュースを読み上げた。

防衛省