西谷文和 路上のラジオ 第183回 横田一さん「自民全敗、維新後退、小池沈没。今後どうなる日本?」
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電話インタビュー: 横田一さん(フリージャーナリスト) 今回は、ジャーナリストの横田一さんにお電話でお話を伺います。横田さんは、フリーのジャーナリストでありながら、なかなか質問させてもらえない記者会見にも果敢に足を運んで、渦中の政治家からいくつもの貴重な発言を引き出してこられた方です。今回もそんな横田さんにたっぷり1時間、お話を伺いました。 まず前半ですが、横田さんは全国の選挙取材も積極的にされておられますので、今回の衆院補欠選挙の結果から分析していただきます。何と言っても保守王国島根1区の自民惨敗。一体ここで何が起こっていたのでしょうか?パーティ―券裏金問題など現政権への政治不信はあったにせよ、こういった地方から自公の鉄板票までもが切り崩されていったのは衝撃的なことでした。長崎3区しかり、そして注目の東京15区では共産が候補者をゆずったことも功を奏したとも言えますが、ここでも立民の圧勝。しかも無所属の候補者が維新候補や小池百合子都知事お墨付きの乙武氏を抜くなどの快挙もありました。普段選挙にネガティブな有権者が一向に良くならない日々の暮らしに辟易しつつ、金と汚職にまみれた政権にNoを突きつけはじめたとすれば、未来は少し明るいのかもしれません。続く東京都知事選の行方も気になるところです。まともな野党が手を組めば大丈夫ということなのでしょうか?しかし横田さんの分析が鋭いところは、政権に取りつくコバンザメ公明党の動きに注目しているところです。岸田では戦えないと踏んだ公明党が、今回の補欠選であえて選んだ戦法とは?こちらも興味深い視点です。 そして後半では、維新のウソと大阪万博について言及していただきます。メタンガス爆発事故では記者会見すら開かれず、本来ならば事故調査委員会などが立ち上がってもおかしくない状況なのに、まるでなかったかのように開催に突き進み、それだけではなく子どもたちを無理やり学校行事で連れて行く「学徒動員」の手配も始まっているといいます。人気の陰りと焦りが見え始めた吉村府知事ですが、予想される巨額の赤字をどう説明し、誰がどうやって埋め合わせる算段なのでしょうか?維新のウソと欺瞞、利権にまみれた大阪万博の開催を、横田さんが一刀両断します。今回も聴き応えたっぷりの60分、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。 ※番組冒頭でご紹介した6月29日(土)の思想家・内田樹先生との番組イベントの詳細は、こちらをご覧ください。https://www.radiostreet.net/news/1866/
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