穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第42話「ファインがお嫁さん?☆どきどきノーチェ」

2007年01月20日 | ふしぎ星のふたご姫
公式ページにて、バレンタイン企画実施中。

 『あこがれのプリンスに送っちゃおう!恋のバレンタインメッセージ』

っておい!逆の企画はないのか!

・ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第42話「ファインがお嫁さん?☆どきどきノーチェ」

いつものように始まる土曜日の朝。

ファインお嬢さん:
 「これなにクイズ!」

ファインさんが冒頭コーナーに進出してる!?

「レインの学園ほのぼのニュース」、ついに変更になりました。
長い長いレインの支配時代ももう終わり、さあ、これからはファインの時代!
新コーナーは大人から子供まで楽しめる素敵なクイズ番組です。

ファインお嬢さん:
 「これなーんだ!?」
 「どんどん絵が変わっていくね♪」

って、また新キャラか!
そいつの名前が分かる人はスタッフ様以外にいません。
なんて悪辣なクイズコーナーだ。信じてたのにファインさん…。


そんな勢いに乗って始まる本編。
今日は楽しいサッカーです。
ご飯をいっぱい食べて、気合入れて練習しよう!

アルテッサ:
 「練習なんてしなくてもあんたらがいれば…」

ファインさん所属の赤組にはチームサンバ&チームジェミニが揃ってメンバー。
酷すぎるチーム分けです。
白組、勝てる要素がありゃしない。

そんな長閑な昼下がり、一人の男性が学園に到着。
冒頭のクイズで出題されてていた新キャラです。
学園内を闊歩していたレインさんを見つけると、やおら一つの質問を。

新ゲストキャラ:
 「君たち、ちょっといいかな」
 「かの偉大なるグランドユニバーサルプリンセス、ファインは?」

私は?
レインさんが一瞬見せた呆けた空気がいい感じです。
あれ?気が付いたら「ほのぼのニュース」が打ち切られて、このおじさんもファイン目当て?あれ?あれ???

急激に変わりつつある状況に戸惑いながらも、ファインのいるグラウンドまでご案内&ご紹介。

新ゲストキャラ:
 「どうかわが息子の嫁になっていただきたい」

とりあえずこのおっさんは埋めようと思った。
爽やかな土曜の朝に、いきなり殺意マックス。
人の赤に、いきなり何を言い出すか。

何でも彼はノーチェの親父さん。
ファインお嬢さんの評判を聞いて、息子の嫁にと考えたようです。
まぁ、グランドユニバーサルプリンセスにして身体頑健、実直素直、辺境の惑星の第二王女でしがらみもなし。超お買い得物件です。

ファインさん:
 「えと突然すぎるというか、結婚なんて考えたこともないし、学園も卒業してないし」
 「ごめんなさい」

真面目に考えて答えを出しました。
同業他番組のヒロイン様の、「無視する」「鼻で笑う」「キレる」といった反応ばかり見てきた身としては妙に新鮮です。
赤の子はとってもいい子。

この言葉を受けて、父親はひとまず納得。けれど…

ノーチェ父:
 「ノーチェと楽器で勝負をして、負けたら嫁になってもらおう」

何その超有利な条件。

ファインさん:
 「私が楽器でノーチェに勝てるわけがありません!」
ノーチェ父:
 「では君の得意なことで勝負しよう」

意外とフェア精神の持ち主でした。選ばれた種目は「サッカー」。
身体能力だけは化け物クラスのファイン相手に無謀な賭けを挑むことに。
何か勝算があるようですが…。

ファインさん:
 「でもノーチェだって困るよね、あんなこと言われたら」

ノーチェくんはファインさんのことが大好き。
勝てば愛しのあの娘と結婚できます。嫌なわけがない。
でもファインが困って嫌がってるなら、やっぱりこんな勝負は…

ファイン:
 「え?全然嫌じゃないよ?」

オッケーって言ってる!?
これを聞いて、ノーチェくんは意気揚々と試合に臨みます。
でも彼の後ろ姿を見ながら、お嬢さんはボソリと一言。

ファイン:
 「サッカーは大好きだから嫌じゃないけど、負けたら結婚とか言われたら、ねぇ…」
レイン:
 「(ノーチェは)きっとお父様を説得してくれるつもりなのよ」

青、今日は珍しく脇役。全部理解した上で傍観者を決め込み。


さて、何か策があるように自信満々で立ち去ったノーチェ父。
ビビンさんから買い取った「サッカーが上手くなるアンクレット」を手に入れると、それを使うことに。
お前も結構、行きあたりばったりの他力本願だな。

アンクレットの力で、ノーチェくんは超人的な大活躍。
サッカーに勝てたらイイナ!ファインをお嫁さんに出来たらイイナ!
そんな悪夢に素の身体能力のみで対抗するファインお嬢さん。化け物。
ノーチェくんは、一生分のハッピーを振り絞って能力上昇させてるというのに…。

ブラック星の秘術を駆使した悪夢魔法に対し、ガチで渡り合うファインにビビンさんも我慢の限界。
魔法を使って干渉すると、いきなりグラウンドは穴ボコだらけの斜面だらけ。
その隙をついて、ノーチェくんはシュート。キーパー・レイン、一歩も動けず。

ファインお嬢さん:
 「ナイスシュート!!」

第一声がそれか。
グラウンドに起こった異変は完全にスルー。文系少年の突然の変貌も完全にスルー。
なんていい子だ赤の子。

こんないい子を嫁に出来るなんて!と幸せの絶頂のノーチェくんですが、ハッピーがマックスになったところでいつもの戦闘シーン。
「ふたご姫マックスハッピー」、略して「ふたご姫MH」。
いえ、言ってみたかっただけです。

ふたご:
 「ブラックアクセサリーよ、消えろ!」

ちょっぴり投げやりなベルン攻撃で今日も勝利。
これからしばらくブラックアクセサリー編が続くと思うのですが、いきなりこんな願い方をしてしまったら後が続きません。
毎週毎週、同じ台詞を言い続けるのか…。

戦い終わって。
結局ノーチェくんの方から父を説得し、ファイン嫁取り計画は止めてもらいました。
自分が同じ状況だったら、強引な父に流された振りしてひとまず婚約までは済ませると思うだけに、彼の勇敢さがよく分かります。嗚呼、勿体無い。

…そして番組終了して気づいたこと。

 『今日はベルンの販促シーンがなかった』

今まで無理やりねじ込んできたのに、どうして。
冒頭のクイズの解答も、よりにもよってBパート開始アイキャッチ時に公開されました。
そこは「ハイパーベルンのアップ画像」で大事な販促タイムだったはずなのに…。

あれほど販売欲に狂っていた「ふたご姫」、ここにきて急激な路線転換。
一体、製作サイドで何があったのか。
最近は「プリンセスフォト」もファインさんオンリー企画になってますが、
「もう最後だから」と投げやりになってるんじゃなかろうか。
嗚呼、何も知らず「最近お仕事増えた」と喜んでるであろうファインさんが不憫です。


(左画像)
ふしぎ星のふたご姫とはじめる なかよしプレハノン(ごほうびシール&ぬりえつき)

(右画像)
Let'sTVプレイ ふたご姫ドレスチェンジでキュートにダンス★バンダイ LETS-TV-PLAY

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【余談その1】
今回の変身バンクは、ユニフォーム姿のファインにキーパー姿のレイン。
妙に印象的だと思ってたら、番組最後のアイキャッチにそこが採用されてた。
ファインはまだしもレイン姉さんのあの格好が新鮮すぎる。

【余談その2】
ファイン所属の赤組に対して、ノーチェ所属の白組にはシェイドが。
シェイドが勝利に向かって頑張る=ファインの恋愛破綻。
何も知らずに張り切るシェイドの姿に、ファインの乙女心が微妙に傷つく…みたいな展開にならなかったのが残念。

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おとぎ銃士 赤ずきん 第29話「ひとりぼっちのグレーテル」

2007年01月20日 | アニメ・土曜朝 感想その他
【こんな赤ずきんが見てみたいその29】

 グレーテルさん:
  「封印の地へはその黄色の道を行けばいいわよ」

 彼女の言葉に従って、黄色の煉瓦の道を辿った先にあったのは緑の都。
 そして待ち受けるシンデレラと大決戦。
 がっちょんがっちょんと轟音を上げるシンデレラに圧倒されますが、
 ヴァルが放った一撃が玉座に命中。
 倒れた椅子の向こうにいたのは…。
  
・おとぎ銃士 赤ずきん 第29話「ひとりぼっちのグレーテル」

冒頭、例によって例のごとく赤ずきんらはグレーテルと交戦。

…シンデレラ的には「どうせ放っておいても城までやってくる」との考えなので、草太くんたちを捕まえることには無頓着。
適当な雑魚をけしかけて「鍵」としての力を覚醒させよう、とかその程度の算段のはず。
何も考えず張り切るグレ子さんが馬鹿みたいです。

そんな間抜けな彼女ですが、幸運に助けられ草太くんと二人っきりに。
さあ彼を拉致って帰還すれば、ダメな子の汚名返上!と思いきや、二人になった場所は魑魅魍魎の跋扈する嫌な場所。
襲い来る魔物から草太くんを守るのに手一杯でそれどころではありません。

何でいつもの帰還魔法を使わないのかしら?という疑問はさておいて。
戦闘で疲弊しきった彼女は、愛しのお兄様との思い出をつらつらと吐露。
暗黒魔法を覚えてからお兄様は変わってしまわれたの。優しかったお兄様はもういない。それというのも…

グレーテル:
 「全部あんたのせいよ!!」

お嬢様の壮絶な八つ当たり。どうしろというのか。
そこに駆けつけた赤ずきん、極めて正論で反論。
シンデレラから暗黒魔法を教わってお兄様は変わってしまったのなら…

赤ずきん:
 「どうしてサンドリヨンと戦わないの?」
 「一緒に戦おうよ、大事なものを守るために」

仲間になると言われ続けたグレ子さん、ようやくそれらしき流れになってくれました。
でも頭の悪いグレーテルさんに、そんな複雑な理屈なんて理解できるわけがありません。
うんうん唸って頭を抱えたところに、タイミングよくヘンゼルお兄様登場。

「お兄様が来てくれた!」とグレテルお嬢さんは大歓喜。即座に思考停止するあたりが彼女らしいです。
ですが、愚妹の度重なる失態にお兄様もあきれ果て、赤ずきんらと一緒くたに攻撃を開始。
ショックで棒立ちになる彼女を守ろうと、思わず草太くんが飛び出します。

お兄様の雷撃から懸命に自分を庇う草太くん。
その姿を見て、グレ子さんの脳裏にかつてのお兄様との思い出がフラッシュバック。
草太くんの姿に、捨てられた森でサバイバルしてたときに、自分を守ってくれたお兄様のを重ね合わせます。

グレーテルさん:
 「…ずっとお兄様とふたりっきりだと思ってた」

残念。今回のサブタイトルは「ひとりぼっちのグレーテル」。
はっはっは、ふたりっきりどころか貴女はひとりぼっちですよ。
この期に及んで何を勘違いを。

グレ子さん:
 「だけどここにも私を守ってくれる人が居るなんて」

そして草太くんに心が揺らぎかけ。
お前は守ってくれる人なら誰でもいいのか。
とはいえ、さすがのグレ子さんも、今更赤ずきんらと仲間になれるほどには厚顔ではなく。

グレ子さん:
 「ごめんなさいお兄様。しくじっちゃった」

わざと赤ずきんたちを逃がした上でシンデレラ軍に復帰。
この娘は何度裏切りかけては、何度平然と戻ってるのか。
でも「しくじっちゃった」の時の顔が可愛かったので、許してあげようと思った。


(左画像)
おとぎ銃士赤ずきん 三銃士キャラクターミニアルバム Vol.2

(右画像)
コナミ フィギュアコレクション おとぎ銃士 赤ずきん vol.1 全5種セット

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次回予告にて、人間の限界に挑戦させられたグレ子さん。
そんな彼女も、ようやく仲間になる方向で話が動き始めました。

…もっともこの娘の場合、「悪事をやらかして心を痛める」とかそういう描写は今までになし。
価値基準の全てがお兄様に依ってるだけなので、彼から「さあ二人で世界を支配しよう!」とか言われたら喜んで従ってしまいそう勢いです。
今回、シンデレラから離反しかけたのも、単に「お兄様が優しくしてくれない」からですし。
「実は良い子」的流れにはちょっと無理があるような気がしてならない。

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