穴にハマったアリスたち

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歌を唄おう しなやかに

2007年04月10日 | ふたりはプリキュア SplashStar
あと1ヶ月で美翔さんのライブ…ということで、
改めて彼女の持ち歌「謎の行方」「A message of wind」を聴いてたら、
ちょっとした発見があった。

(「謎の行方」 より)

 『解らない事 沢山ある だから知りたい この世界』
 『どんなに上手い 絵を描いても 息づいてる 生命にはかなわない』

(「A message of wind」 より)

 『風は透明の鉛筆 大事な事は 心に描くの』

どっちの曲も絵を描くことを否定。
美翔さん、何を悟ったんだ、貴女。
ほとんど唯一のアイデンティティに、自ら見切りをつけるなんて。

一瞬、いつものように せせら笑ってやろうかと思いましたが、でも待って。
確かに後半になればなるほど、美翔さんの絵画能力は目立たなくなっていった気がしますが、実はこれはストーリー上、予定されていたことなのでは。
冷静に考えれば、彼女の『絵を描くことに集中すると周りが見えなくなる』というのはデメリット能力です。

【例1:初期ED】

   

彫像デッサンをしてたはずなのに、書き上げたのは日向さん。
み、美翔さん…それ、病気。。

【例2:第3話「真っ向勝負!君こそエースだ!!」より】

(試合で緊張して、普段の動きができないソフト部員に対して)

 

美翔さん:
 「あのね、これを見て欲しいの!」
 「今日のみんなの絵と昨日のみんなの絵を比べてみて!」

このシーンを見て、誰もが思ったこと。

 口 で 言 え ば い い だ ろ 、 美 翔 舞


他にも、「お母さんの大事な埴輪を壊しちゃった」→「そうだ、巨大埴輪の絵を描こう」など奇怪な行動はとどまることを知らず。
このように、美翔さんはSS前半ではコミュニケーション能力にかなり難がありました。
他者と直接対話することができず、絵という二次元平面を通さないといけなかったのです。

そんな彼女も、日向さんとの出会いを経て徐々に外世界に歩み寄り。
第36話の文化祭エピソードでは、初めて「人に期待されて絵を描く」ことを覚えました。
第49話(最終回)の試合シーンでは、なんと絵を描いてません。スケッチブックを手放せなかった第3話から、大きく成長しています。
彼女は二次元世界を卒業して現実と対面できるようになったのです。
(試合終了後には描いてますが、そこは見逃しましょう)

全く持って目立ってませんが、1年を通じて、ちょっとずつ成長してた美翔さん。
だから、後半になってあまりお絵書きに重点を当てられなくなったのは、決してスタッフ様から放置されたわけでも、薫お姉さんに居場所を取られたからでもないのです!
「SplashStar」は、美翔さんが現実に立ち戻るまでの成長物語なのです!


…という説をでっちあげてみたが、どうか。
コメント (4)
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