■(第12話)トロピカル~ジュ!プリキュア「没収!アクアポットは校則違反!?」感想
(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第12話より)
トロピカる部が風紀委員に目を付けられました。罪状は「最近話題の人魚騒動」。
学内は今、謎の人魚で大混乱。アザラシ的な何かを携えて跳梁跋扈する様が、各所から。
曰く実害も出ているとかで、疑心暗鬼が空気を澱ませていく…。
風紀委員としては事態の収拾を図るのは当然のこと。
トロピカる部を疑うのも真っ当です。最初から決めつけていたのではなく、抜き打ちで検査したら妙なリアクションだった。だから監視レベルを上げたところ、やっぱり何かおかしい。
事実、夏海さんらが犯人ですし、挙動不審になったのは人魚を隠蔽しようとしたからなので、風紀委員はすこぶる優秀です。限られた情報で、よく見抜いたものだ…。
描写はされていませんが、トロピカる部のドッキリ企画とでも誤解してそう。正体不明の部活内容も、先日のサンドアート大会から考えるに「校内イベント部」のようにも受け取れますから、人魚騒動をでっちあげて後でネタ晴らしとかは、いかにもやりそうな気がする。
そんな経緯でアクアポットも没収されました。つくづく勘の良い方です。校内が騒ぎになっているのは事実なのだから、彼女の行動は何ら間違っていない。
むしろ「こうなったら正体を明かそう」に行きつかなかったのが不思議です。ローラは隠れることに屈辱感を覚えている(本心をごまかすのを良しとしないのだと思う)ようなので、堂々と取り返しに行きそうにも思えたのですが…。そこは矜持を曲げてでも穏便に乗り切ろうとしたあたり、ローラも何か成長なされたんだろうか。
(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第12話より)
諸々ごまかすにあたり、尾びれの先っぽに片方ずつ靴を履き、二足歩行を再現してみた。
ところで、サカナやジュゴンにこれはできるんだろうか?
聞きかじった程度の知識しかなく、正確なところが分からないのですが、サカナのひれ部分には筋力はない?のであんな立ち方はできない?ジュゴンやクジラの「尾びれ」は「しっぽ」?ですから左右を別々に動かすのは無理?
つまりはこの動きができたということは、やっぱりアザラシやアシカの仲間なんじゃないかしら。
最近読んでる「人魚の文化史」(リンク)によれば、キリスト教圏でのマーメイド像は「尾を二股に分けている」デザインだったとか。要は「聖職者を惑わす、大きく股を開いた怪物」が発端のイメージ。いわれてみればスターバックスのロゴデザインの人魚もそうです。魚部分を二股に分けて、片手ずつで持ち上げてる。
私的には人魚=サカナであって欲しいと思うのだけど、「下半身がサカナ」ではなく「脚部に鱗が生えている生物」と考えた方がいいのかもしれない。なので二足歩行もどきができたのも、それほど驚くところではないのかも。
それはともかく、従来の謎生物のように「ぬいぐるみの真似をする」とか「鞄に隠れる」とかができないだけで、何かやたらに楽しいです。
くるるんが本当に何の仕事もしていない点も含めて、今年の謎生物枠は最高すぎる。人魚さんはやっぱり素晴らしい。
せっかくの特徴を活かすためにも、これからもずっとサカナのままでいて欲しい。
あと「何の仕事もしていない」という意味では、涼村さんもすこぶる良いです。居ても居なくてもストーリーが変わらない。素晴らしい。
夏海さんもあすか先輩も、結果的には何も貢献できておらず、みのりん先輩だけで部が回ってるのがなかなか奇妙で面白い。この絶妙のバランスはどこまで続くんだろう。
(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第12話より)
トロピカる部が風紀委員に目を付けられました。罪状は「最近話題の人魚騒動」。
学内は今、謎の人魚で大混乱。アザラシ的な何かを携えて跳梁跋扈する様が、各所から。
曰く実害も出ているとかで、疑心暗鬼が空気を澱ませていく…。
風紀委員としては事態の収拾を図るのは当然のこと。
トロピカる部を疑うのも真っ当です。最初から決めつけていたのではなく、抜き打ちで検査したら妙なリアクションだった。だから監視レベルを上げたところ、やっぱり何かおかしい。
事実、夏海さんらが犯人ですし、挙動不審になったのは人魚を隠蔽しようとしたからなので、風紀委員はすこぶる優秀です。限られた情報で、よく見抜いたものだ…。
描写はされていませんが、トロピカる部のドッキリ企画とでも誤解してそう。正体不明の部活内容も、先日のサンドアート大会から考えるに「校内イベント部」のようにも受け取れますから、人魚騒動をでっちあげて後でネタ晴らしとかは、いかにもやりそうな気がする。
そんな経緯でアクアポットも没収されました。つくづく勘の良い方です。校内が騒ぎになっているのは事実なのだから、彼女の行動は何ら間違っていない。
むしろ「こうなったら正体を明かそう」に行きつかなかったのが不思議です。ローラは隠れることに屈辱感を覚えている(本心をごまかすのを良しとしないのだと思う)ようなので、堂々と取り返しに行きそうにも思えたのですが…。そこは矜持を曲げてでも穏便に乗り切ろうとしたあたり、ローラも何か成長なされたんだろうか。
(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第12話より)
諸々ごまかすにあたり、尾びれの先っぽに片方ずつ靴を履き、二足歩行を再現してみた。
ところで、サカナやジュゴンにこれはできるんだろうか?
聞きかじった程度の知識しかなく、正確なところが分からないのですが、サカナのひれ部分には筋力はない?のであんな立ち方はできない?ジュゴンやクジラの「尾びれ」は「しっぽ」?ですから左右を別々に動かすのは無理?
つまりはこの動きができたということは、やっぱりアザラシやアシカの仲間なんじゃないかしら。
最近読んでる「人魚の文化史」(リンク)によれば、キリスト教圏でのマーメイド像は「尾を二股に分けている」デザインだったとか。要は「聖職者を惑わす、大きく股を開いた怪物」が発端のイメージ。いわれてみればスターバックスのロゴデザインの人魚もそうです。魚部分を二股に分けて、片手ずつで持ち上げてる。
私的には人魚=サカナであって欲しいと思うのだけど、「下半身がサカナ」ではなく「脚部に鱗が生えている生物」と考えた方がいいのかもしれない。なので二足歩行もどきができたのも、それほど驚くところではないのかも。
それはともかく、従来の謎生物のように「ぬいぐるみの真似をする」とか「鞄に隠れる」とかができないだけで、何かやたらに楽しいです。
くるるんが本当に何の仕事もしていない点も含めて、今年の謎生物枠は最高すぎる。人魚さんはやっぱり素晴らしい。
せっかくの特徴を活かすためにも、これからもずっとサカナのままでいて欲しい。
あと「何の仕事もしていない」という意味では、涼村さんもすこぶる良いです。居ても居なくてもストーリーが変わらない。素晴らしい。
夏海さんもあすか先輩も、結果的には何も貢献できておらず、みのりん先輩だけで部が回ってるのがなかなか奇妙で面白い。この絶妙のバランスはどこまで続くんだろう。