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【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
ふと気がつけば既に52話。
「Voice in the Live」に端を発し、長々だらだらと病的に更新を続けてきましたが、いつのまにかここまで来てしまいました。
愛と笑い・作画ミスと放送事故の問題作「ぴちぴちピッチ」、ついに最終回。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第52話(最終回)「最後のキス」
愛しの沙羅さんに裏切られたと知ったガイトさんは暴走。
嵐が吹き荒れ、地上は崩壊。
そんなガイトさんに、海斗くんが立ち向かう。
海斗くん:
「お前が何者で何をしようとしていても俺には関係ない。
だけど、るちあを傷つける奴だけは許せない…!」
パンタラッサ一族としての力が覚醒。
額が光り、力を放出すると、ガイトさんを粉砕。
ガイトさん、やむ得ず一時撤退。
ひとまず危機を脱した海斗くんとるちあさん他、マメプリ一同。
海斗くん:
「るちあ…。思い出のマーメイド、それがるちあ、お前だったんだな」
るちあさん:
「やっと、気がついてくれたんだね…!」
この危機的状況にラブラブモード。
まぁ、一年間もかかって乗り越えようとしてきた壁です。
二人の万感の想いを考えれば、多少は見逃しましょう。
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この大事なシーンに、作画をミスってるちあさんのコスチュームが波音さんのデザインになってしまってますけど、それも見逃しましょう。
なお、この様子を微妙な表情で見守る姐さん。
彼女も密かに海斗くんのことが好き。でも、彼とるちあさんの幸せを願い、誰にもその想いを明かすことなく…。
ちゃんとその辺もフォローしてくるスタッフに、ちょっとだけありがとう。
さて、撤退したガイトさん。
彼の忠実な下僕・ダークラヴァーズは、自身の力をガイトさんに注ぎ込みます。
ダークラヴァーズ:
「ガイトさま、私たちの命を使い、その力を蘇らせてください」
「元より、ガイトさまにいただいたこの命、ガイトさまに全てを捧げます」
「ガイトさまのためなら、私たちはどうなっても構いません」
「ただ、これだけは覚えておいてください。
…私たち、ダークラヴァーズの四人はガイトさまのことを心から、愛しています」
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…ユーリさんは、一時期、浮気しましたけどね。
全ての力を手放したDLは元の深海魚の姿に。
ガイトさん:
「ダークラヴァーズ、お前たちから貰ったこの力、無駄には使わん…!」
そして再び始まるカタストロフィ。
ガイトさんを止めるべく、マメプリ一同、彼の元へ。
けれどそこには強固な結界が。
中に入れるのは、ガイトさんに侵入を許可された沙羅さんのみ。
やむなく、彼女一人で結界内部に侵入すると、ガイトさんの説得開始。
沙羅さん:
「貴方を人間への復讐に駆り立てたのは私。
貴方をその呪縛から解き放ってあげたい…!」
ガイトさん:
「…沙羅。私の孤独を君だけは分かってくれると思っていたのに!
信じられぬ、もう誰も!!」
そりゃ、唯一信じた沙羅さんに問答無用で裏切られればな…。
一方、結界外で待ち続けるるちあさんたち。
るちあさん:
「アクアレジーナさまはどうして現れてくださらないのかしら」
波音さん:
「七人のマーメイドプリンセスも七つの真珠も揃ったというのに」
かれんさん:
「何が足りないって言うのよ…!」
それに対し、頭数揃えの二人、何やら意味深なことを。
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ノエルさん:
「もしかしたらまだ七人の心が一つになっていないのかもしれません」
ココさん:
「沙羅の心が本当に、私たちの元に戻ってきてないのかも」
さすが捕まってた二人の疑心暗鬼ぶりは違う。
つうか、ココさん、あんた沙羅さんの友人ならもう少し信じてあげても…。
ついでにもう一つ言うと…
ノエルさん:
「沙羅はガイトのことを自分が罪に落としてしまったと思い込んでるの」
それは「思い込み」ではなく、事実だ。
そんな微妙な空気が周囲に満ち始めたととき…
るちあさん:
『ゆっくりと雲は流れ…虹の果てに消えていった…』
突然歌いだするちあさん。
一瞬戸惑う他のマメプリですが、即座に意図を察し、合唱開始。
これが他の番組だったら狂ったかと思うところですが…。
マメプリ六人:
『南の空から聞こえる口笛 そう大人になるときが来ていた…』
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沙羅さん:
(みんな…!)
歌声は結界内部の沙羅さんの元にも。
この番組は「ぴちぴちピッチ」。歌えばなんでも解決する、それが「ぴっち」。
マメプリさんたちの歌声は、裏切りに揺れていた沙羅さんの心に届きます。
沙羅さん:
(本当に救われないといけないのはガイトの孤独な魂…)
何やら悟ると、皆と一緒にお歌を開始。
マメプリ一同:
『星降る夜のファンタジア 溢れる涙と祈り 誰にも分からない未来を照らしてる…』
沙羅さん:
「アクアレジーナさま…!ガイトの魂をお救いください…!」
呼びかけに答え、ようやくアクアレジーナさま降臨。
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ついに現れた宿敵に対し、ガイトさんはこれまでの憎しみの全てを吐露。
ガイトさん:
「(アクアレジーナに封印され)深い海の闇で過ごした孤独な時間。
唯一の慰めは戯れる深海魚たちだけだった…。
沙羅と出会ったとき、同じ孤独を抱えるものであること、すぐに分かった。
たとえ偽りの言葉でも、心が埋まればいいと思った。
だから沙羅の願い、地上を滅ぼそうとした…!」
つくづく不幸な男・ガイト。
なんとかして円満解決を見たいところですが、所詮はアクアレジーナさま。所詮は「ぴっち」。
アクアレジーナさま:
「…マーメイドプリンセスたち、新しい力を授けます」
物理制裁を決議。
光と共に、るちあさんたちの手に新しいe-pitchが。
最終回にしてニューアイテム。ここにきて販促活動。頑張れタカラさま。
沙羅さん:
「…ガイトの怒りを目覚めさせてしまったのは私。
私には歌う資格はありません…!」
アクアレジーナさま:
「あなたには、ガイトの魂を救う義務があるはずです」
なぜそれが歌うことにつながるのかは分かりませんが、沙羅さんは納得。
沙羅さん:
「オレンジパールボイス!」
これまで封印してきた変身能力を起動すると、七人がかりで「KODOU」開始。
マメプリ一同:
『腕広げて受け止める あなたの全てが 苦しくて初めて知った本当の愛…!』
しかも歌うのは二番。
殺る気満々。問答無用の全力戦闘。
そのパワーはガイトさんの防御壁を貫通。
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マメプリ一同:
『みんなのKODOU 重ねあう色のハーモニー…!』
『鳴り止まないできらめきを止めないで 私たちが取り戻すパラダイス…!』
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破壊ソングの前に、両手を地につき、倒れ付すガイトさん。
それを、可愛い女の子七人による合唱団を引き連れ、見下ろす海斗くん。
まさに勝ち組負け組の絵図。涙が出そう。
【追記】
法律的にどうかは分かりませんが、YouTubeで見つけたので、リンク張ってみます。
これが「ぴっち」の最終決戦。激戦の様子をどうぞ。
『KODOU ~パーフェクト・ハーモニー~』
マメプリ一同:
『感じるKODOU 湧き上がる愛の力 そして広がる夢のパーフェクトハーモニー!』
歌は完全に通り、ガイトさんの力は全て消滅。勝った…!
ガイトさん:
「…俺を笑え、海斗。
これでパンタラッサの王となる夢も、永遠の暗闇からの脱出の希望も潰えた…。俺を笑え…」
海斗くん:
「…一緒に行こうガイト。俺と一緒に、皆のところへ…」
ガイトさん:
「海斗…」
分かり合えた二人。しかし、その二人を裂くように、ガイト城、振動。
ガイトさん:
「俺の力がなくなったため、この城を浮上させておくことが出来なくなったんだ。この城はもうすぐ沈む。
たとえ力はなくなってしまっても、私はパンタラッサの王。この城を捨てるわけにはいかん。
…私には水底の闇がふさわしい。さらば、弟よ」
ガイトさん、深海に沈む城との心中を決意。
海溝に沈むガイト城から脱出したマメプリ他一同。
が、途中で沙羅さんは方向転換。
自分のオレンジ真珠をるちあさんに託すと、同じくガイトさんとの心中を選んだDLと共に、沈んでいくガイト城へ。
ガイトさん:
「沙羅、どうして…!」
どうして沙羅さんが戻ったのか。
正直、客観的に見る限り、「同情」以外の何者でもなく、決して「愛」とかそういうのではないと思いますが…。
ただまぁ、これでせめてガイトさんにもいくばくかの安らぎがもたらされたんじゃないかと…。こいつ、不幸すぎる。
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愛する沙羅さんと抱き合いながら、そして、それをDLに見守られながら、ガイトさんは深い深い海の底へ…。
エンディング。
砂浜で意識を取り戻した海斗くん。
海斗くん:
「みんな、夢、だったのか…」
るちあさん:
「…夢なんかじゃないよ」
そこにいたのは人魚姿のるちあさん。
目の前で人間体に変わると、海斗くんの元へ。
特殊エンディングの流れる中、二人は無言で抱き合い…
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「マーメイドメロディぴちぴちピッチ」 完。
…。
……。
………そして、その余韻に浸る間もなく
るちあさん:
「次回、マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア
『別れの朝』
アンコールはいかが?」
絶大な人気に答え、アンコール開始。……正気か、タカラさま。
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
ふと気がつけば既に52話。
「Voice in the Live」に端を発し、長々だらだらと病的に更新を続けてきましたが、いつのまにかここまで来てしまいました。
愛と笑い・作画ミスと放送事故の問題作「ぴちぴちピッチ」、ついに最終回。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチ 第52話(最終回)「最後のキス」
愛しの沙羅さんに裏切られたと知ったガイトさんは暴走。
嵐が吹き荒れ、地上は崩壊。
そんなガイトさんに、海斗くんが立ち向かう。
海斗くん:
「お前が何者で何をしようとしていても俺には関係ない。
だけど、るちあを傷つける奴だけは許せない…!」
パンタラッサ一族としての力が覚醒。
額が光り、力を放出すると、ガイトさんを粉砕。
ガイトさん、やむ得ず一時撤退。
ひとまず危機を脱した海斗くんとるちあさん他、マメプリ一同。
海斗くん:
「るちあ…。思い出のマーメイド、それがるちあ、お前だったんだな」
るちあさん:
「やっと、気がついてくれたんだね…!」
この危機的状況にラブラブモード。
まぁ、一年間もかかって乗り越えようとしてきた壁です。
二人の万感の想いを考えれば、多少は見逃しましょう。
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この大事なシーンに、作画をミスってるちあさんのコスチュームが波音さんのデザインになってしまってますけど、それも見逃しましょう。
なお、この様子を微妙な表情で見守る姐さん。
彼女も密かに海斗くんのことが好き。でも、彼とるちあさんの幸せを願い、誰にもその想いを明かすことなく…。
ちゃんとその辺もフォローしてくるスタッフに、ちょっとだけありがとう。
さて、撤退したガイトさん。
彼の忠実な下僕・ダークラヴァーズは、自身の力をガイトさんに注ぎ込みます。
ダークラヴァーズ:
「ガイトさま、私たちの命を使い、その力を蘇らせてください」
「元より、ガイトさまにいただいたこの命、ガイトさまに全てを捧げます」
「ガイトさまのためなら、私たちはどうなっても構いません」
「ただ、これだけは覚えておいてください。
…私たち、ダークラヴァーズの四人はガイトさまのことを心から、愛しています」
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…ユーリさんは、一時期、浮気しましたけどね。
全ての力を手放したDLは元の深海魚の姿に。
ガイトさん:
「ダークラヴァーズ、お前たちから貰ったこの力、無駄には使わん…!」
そして再び始まるカタストロフィ。
ガイトさんを止めるべく、マメプリ一同、彼の元へ。
けれどそこには強固な結界が。
中に入れるのは、ガイトさんに侵入を許可された沙羅さんのみ。
やむなく、彼女一人で結界内部に侵入すると、ガイトさんの説得開始。
沙羅さん:
「貴方を人間への復讐に駆り立てたのは私。
貴方をその呪縛から解き放ってあげたい…!」
ガイトさん:
「…沙羅。私の孤独を君だけは分かってくれると思っていたのに!
信じられぬ、もう誰も!!」
そりゃ、唯一信じた沙羅さんに問答無用で裏切られればな…。
一方、結界外で待ち続けるるちあさんたち。
るちあさん:
「アクアレジーナさまはどうして現れてくださらないのかしら」
波音さん:
「七人のマーメイドプリンセスも七つの真珠も揃ったというのに」
かれんさん:
「何が足りないって言うのよ…!」
それに対し、頭数揃えの二人、何やら意味深なことを。
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ノエルさん:
「もしかしたらまだ七人の心が一つになっていないのかもしれません」
ココさん:
「沙羅の心が本当に、私たちの元に戻ってきてないのかも」
さすが捕まってた二人の疑心暗鬼ぶりは違う。
つうか、ココさん、あんた沙羅さんの友人ならもう少し信じてあげても…。
ついでにもう一つ言うと…
ノエルさん:
「沙羅はガイトのことを自分が罪に落としてしまったと思い込んでるの」
それは「思い込み」ではなく、事実だ。
そんな微妙な空気が周囲に満ち始めたととき…
るちあさん:
『ゆっくりと雲は流れ…虹の果てに消えていった…』
突然歌いだするちあさん。
一瞬戸惑う他のマメプリですが、即座に意図を察し、合唱開始。
これが他の番組だったら狂ったかと思うところですが…。
マメプリ六人:
『南の空から聞こえる口笛 そう大人になるときが来ていた…』
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沙羅さん:
(みんな…!)
歌声は結界内部の沙羅さんの元にも。
この番組は「ぴちぴちピッチ」。歌えばなんでも解決する、それが「ぴっち」。
マメプリさんたちの歌声は、裏切りに揺れていた沙羅さんの心に届きます。
沙羅さん:
(本当に救われないといけないのはガイトの孤独な魂…)
何やら悟ると、皆と一緒にお歌を開始。
マメプリ一同:
『星降る夜のファンタジア 溢れる涙と祈り 誰にも分からない未来を照らしてる…』
沙羅さん:
「アクアレジーナさま…!ガイトの魂をお救いください…!」
呼びかけに答え、ようやくアクアレジーナさま降臨。
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ついに現れた宿敵に対し、ガイトさんはこれまでの憎しみの全てを吐露。
ガイトさん:
「(アクアレジーナに封印され)深い海の闇で過ごした孤独な時間。
唯一の慰めは戯れる深海魚たちだけだった…。
沙羅と出会ったとき、同じ孤独を抱えるものであること、すぐに分かった。
たとえ偽りの言葉でも、心が埋まればいいと思った。
だから沙羅の願い、地上を滅ぼそうとした…!」
つくづく不幸な男・ガイト。
なんとかして円満解決を見たいところですが、所詮はアクアレジーナさま。所詮は「ぴっち」。
アクアレジーナさま:
「…マーメイドプリンセスたち、新しい力を授けます」
物理制裁を決議。
光と共に、るちあさんたちの手に新しいe-pitchが。
最終回にしてニューアイテム。ここにきて販促活動。頑張れタカラさま。
沙羅さん:
「…ガイトの怒りを目覚めさせてしまったのは私。
私には歌う資格はありません…!」
アクアレジーナさま:
「あなたには、ガイトの魂を救う義務があるはずです」
なぜそれが歌うことにつながるのかは分かりませんが、沙羅さんは納得。
沙羅さん:
「オレンジパールボイス!」
これまで封印してきた変身能力を起動すると、七人がかりで「KODOU」開始。
マメプリ一同:
『腕広げて受け止める あなたの全てが 苦しくて初めて知った本当の愛…!』
しかも歌うのは二番。
殺る気満々。問答無用の全力戦闘。
そのパワーはガイトさんの防御壁を貫通。
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マメプリ一同:
『みんなのKODOU 重ねあう色のハーモニー…!』
『鳴り止まないできらめきを止めないで 私たちが取り戻すパラダイス…!』
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破壊ソングの前に、両手を地につき、倒れ付すガイトさん。
それを、可愛い女の子七人による合唱団を引き連れ、見下ろす海斗くん。
まさに勝ち組負け組の絵図。涙が出そう。
【追記】
法律的にどうかは分かりませんが、YouTubeで見つけたので、リンク張ってみます。
これが「ぴっち」の最終決戦。激戦の様子をどうぞ。
『KODOU ~パーフェクト・ハーモニー~』
マメプリ一同:
『感じるKODOU 湧き上がる愛の力 そして広がる夢のパーフェクトハーモニー!』
歌は完全に通り、ガイトさんの力は全て消滅。勝った…!
ガイトさん:
「…俺を笑え、海斗。
これでパンタラッサの王となる夢も、永遠の暗闇からの脱出の希望も潰えた…。俺を笑え…」
海斗くん:
「…一緒に行こうガイト。俺と一緒に、皆のところへ…」
ガイトさん:
「海斗…」
分かり合えた二人。しかし、その二人を裂くように、ガイト城、振動。
ガイトさん:
「俺の力がなくなったため、この城を浮上させておくことが出来なくなったんだ。この城はもうすぐ沈む。
たとえ力はなくなってしまっても、私はパンタラッサの王。この城を捨てるわけにはいかん。
…私には水底の闇がふさわしい。さらば、弟よ」
ガイトさん、深海に沈む城との心中を決意。
海溝に沈むガイト城から脱出したマメプリ他一同。
が、途中で沙羅さんは方向転換。
自分のオレンジ真珠をるちあさんに託すと、同じくガイトさんとの心中を選んだDLと共に、沈んでいくガイト城へ。
ガイトさん:
「沙羅、どうして…!」
どうして沙羅さんが戻ったのか。
正直、客観的に見る限り、「同情」以外の何者でもなく、決して「愛」とかそういうのではないと思いますが…。
ただまぁ、これでせめてガイトさんにもいくばくかの安らぎがもたらされたんじゃないかと…。こいつ、不幸すぎる。
【追記:2021年7月2日】
我ながら浅い理解でした。15年越しで訂正しますが、沙羅が残った理由は、やはり「愛」だと思う。
男女間のそれではなく、生物種レベルの「愛」。我々は孤独な一個体ではあるけれど、元を辿れば同じ生き物であり、母なる海から生まれています。第2期のみかるもそうですが、男女間の叶わぬ恋と、だけどもっと根元の繋がりは、「ぴっち」のテーマに思えます。
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愛する沙羅さんと抱き合いながら、そして、それをDLに見守られながら、ガイトさんは深い深い海の底へ…。
エンディング。
砂浜で意識を取り戻した海斗くん。
海斗くん:
「みんな、夢、だったのか…」
るちあさん:
「…夢なんかじゃないよ」
そこにいたのは人魚姿のるちあさん。
目の前で人間体に変わると、海斗くんの元へ。
特殊エンディングの流れる中、二人は無言で抱き合い…
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「マーメイドメロディぴちぴちピッチ」 完。
![]() | (左画像) マーメイドメロディーぴちぴちピッチ Vol.14 (右画像) /マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ボーカルコレクション ジュエルボックス2 | ![]() |
…。
……。
………そして、その余韻に浸る間もなく
るちあさん:
「次回、マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア
『別れの朝』
アンコールはいかが?」
絶大な人気に答え、アンコール開始。……正気か、タカラさま。
レビュー連載が始まってから、1部最終回を楽しみに待ってました~。
だけど、真珠って「生まれてきた時に持っている」専用装備品だと思ってたんですが、違ったんですね。
沙羅さんのドレスアップ姿見逃したのが悔やまれます。
拙い文章でどれだけ伝えられたかは心配ですが、雰囲気だけでも感じていただければ…。
真珠は沙羅さんのやり取りを見る限り、「前任者から引き継ぐ」ものみたいですね。
最終決戦のドレスアップ沙羅ですが、何気なくYouTubeで見つけました。
せっかくなので、アドレス張っておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=LhLAqxVYq1o&search=KODOU