穴にハマったアリスたち

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スマイルプリキュア! 第9話「うそ~!やよいちゃんが転校!?」

2012年04月02日 | スマイルプリキュア!感想
【今週のオールスターズ】

特殊OPもおそらく最後。



世界には伝説の戦士がいる。格好いい娘さん達がいる。
でもそれはそれとして、彼女達に憧れる自分自身はどうなのか。
憧れているのなら、どうしてあの子らのように振舞わないのか。

プリキュアになりたかった女の子・坂上さんと、彼女の歪んだ夢が巻き起こす顛末は、涙なしには見られません。

■スマイルプリキュア! 第9話「うそ~!やよいちゃんが転校!?」

ふと黄瀬さんは気がつきました。
あら今日は、4月1日じゃないですか。
そこで戯れに嘘をついてみました。

黄色:
 「ところでママ、私ボーイフレンドができちゃった」

蒼い人の教訓がまるで活かされてません。
かつてジョークで彼氏持ちであると発言し、真に受けた先輩達により懲罰会議にかけられたそうですが…。
思えばアレが、完璧mktnの始まりでした。今後の黄色の未来が心配です。



黄色:
 「おあいこおあいこ♪」(きゃっきゃっ)

はしゃいでる場合か。

自身に迫る危機になんて毛ほども気づかず。
登校した黄色は、出くわした星空さんに嘘をついてみました。
頭がメルヘンな星空さんですから、さぞかし愉快に騙されてくれるはず…!

黄色:
 「私ね、転校することになったの」
星空さん:
 「ぅえ~~!?」

一片の疑いもなく完璧に信じ込まれた。
まぁ無理もない。星空さんは、つい最近転校してきたばかりなんです。
黄色にとっては突拍子もない嘘かもしれませんが、星空さんにとっては「転校する」は極めてリアル。

星空さん:
 「あのね、ごにょごにょごにょ!」
日野さん:
 「っ!?」

最初に伝搬したのは日野さんだった。
不幸なことに、日野さんもまた転校生です。
この子ら、簡単に転校ネタを信じやがる。



情報は青や緑にも。こうなると時間の問題です。
あっという間にクラスメイトにも知れ渡りました。
こうしてデマは拡散する。

被害は留まるところを知らず。
転校したらプリキュアできないよね~。じゃあ黄色は廃枠ね。さ、スマイルパクト出して。
実に酷いです。確かに黄色は足手まといでしたが、これ幸いとばかりに押し寄せなくても…。

洒落で辞表を出してみたら、誰も止めてくれないどころか喜ばれた。
そんな悲哀を漂わせながら、黄色は一人、肩を震わせるばかり。
おかしいです。
脚本には「軽い嘘をつく→すぐにバラす→な~んだ嘘だったんだ~ひどーい」とか書いてあったのに。
このままでは転校させられてしまいます。スタッフ総ぐるみで罠にかけられた。



一計を案じて、漫画で「嘘です」と自白してみることに。
描かれたイラストが、自分ひとりだけプリキュア姿なのが、無駄に生々しいです。
自画像を描くことに抵抗があったのか、プリキュアを辞めたくないアピールなのか…。

しかし策を弄しても、事態は好転せず。
え?転校するんでしょ。どうぞどうぞ。
酷過ぎます。これが嘘つきの辿る末路。

万事休すの状況を救ってくれたのは、バッドエンドな赤鬼さんでした。
極めて的確に空気を読み、襲いかかってきてくれた。おまけに転校が嘘だと解説してくれた。
ありがとう、赤鬼さん。もっとも、他人の手により嘘がバレるというのは、最悪といえば最悪ですが。



事情を察した星空さんが、大変にエロい。

この期に及んでまだ隠そうとする黄色も、観念して自白。
実は嘘でした~。えへへ~。
即、鉄拳制裁かと思いきや、皆さま温かく受け入れてくれた。いい人たちだ。こんないい人たちを、騙したのか。

黄色:
 「私、皆からいっぱい優しさを貰った」
 「その優しさが私に本当のことを言う勇気をくれた…!」
赤鬼さん:
 「意味分からんオニ」

正論だ。
確かに、いきなりそんなことを言われても意味が分からない。
プリキュアさんは時々、自分たちだけの世界で会話をするから困る。



自己完結の感はありますが、黄色は何かをふっ切った。
これまで忌避してきていた肉弾戦も、これこの通り。
ようやく研修期間が終わったか…。

幸いにして、クラスメイトも優しく許してくれました。
ほぼ確実に、人生終わったと思われるほどの致命的な失敗だったのに、良くできた級友たちです。
前回の星空さんの恥部も生温かく受け入れてくれたみたいですし。
スマイルさん的には「友達を大事にする人」がプリキュア起動の条件だそうですが、この様子ならクラスメイト全員、プリキュアの資格保有者かもしれない。


(左画像)
プリキュアオールスターズ プリートフォン

(右画像)
プリキュア シンドローム!〈プリキュア5〉の魂を生んだ25人【描き下ろしポストカード3枚付き】


…そして、そんな素敵なクラスに恵まれなかった坂上さん。黙っていても受け入れてくれるほど、現実は甘くない。

【今週の青】

同じ展開を青木さんでやったら、それはそれでとても楽しそう。
先週の入れ替わりも、青木さんでやっても楽しそう。
万能だな青木さん…!

【今週の星】



日野さん:
 「転校が決まった時、なかなか友達に言い出せんかったんや」
星空さん:
 「私もそうだった~」

友達いたのか、星空さん!

先日の「赤毛のアン」のエピソードから察するに、友達のいない寂しい子かと思っていたのですが…。
まぁ良いことです。
アン・シャーリーのように、友達がいない反動でメルヘン脳になったわけじゃなかったんだ。良かった。

ところで「劇中に登場しない友達」の存在に言及されると、なんとも落ちつかない気分。
花咲さんや美翔さんにもいたんでしょうか。いたのかな。いたらいいな。
タイミングがずれていたら、その子らがプリキュアになってた可能性もあったのかしら。

【今週のスマイルさん】

プリキュアさん的には禁断のエイプリルフールネタ。
ホワイトデーやひな祭りと並んで、扱いに困る季節イベントです。
だって、劇中時間が不可解だ。

4月1日に登校していることからして謎ですが、まぁ春休みの期間は学校によって違いますし、登校日の可能性もあるので、強引に納得できなくはない。
だけど、このタイミングで「中学2年生」を名乗ってしまってるのは、さすがに謎です。
普通に考えれば、次回以降は「中学3年生」になってしまう。

仮説1:
 今までのお話は、春休み期間中のことだった。
 この学校では、1年生の3学期終了と同時に2年生のクラス分けがされ、春休み中に補習が行われるんだ。
仮説2:
 4月が年度変わりではない。
 (ちなみに年度が4月で変わらない会社は結構ある)
仮説3:
 いたって普通に、来週から「3年生」編が始まる。
仮説4:
 時系列順に放送が行われてると思うな。
 今回のは、1年後に放送される最終決戦の前日くらいの話なんだ。
 黄瀬さんの送別色紙に書かれていた事柄は、これから放送されるんだ…。
仮説5:
 そもそもこの回の存在自体が「嘘」。

次元のはざまを垣間見たような、恐ろしい話だった。

【次のオールスターズ】

「TEUCHI」ライブが告知されました。
開催予定日は6月2日。
出演者は榎本温子さん、樹元オリエさん、五條真由美さん、うちやえゆかさん。

昨年はタイミング的に開催されませんでしたが、「SplashStar」は未だ健在。ありがたいです。

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