9月18日金曜 秋空の凌ぎよい気温の中、奈良に出かけてきました。
今回は、数年前から仏像彫刻を習っている神戸の友人と奈良国立博物館、
白鳳展と興福寺の国宝北円堂特別公開をメインにした仏像を鑑賞する旅
です。
約150の白鳳時代の展示物があり、2時間程かかって鑑賞。
あどけない顔つきの丸みおびたフォルムの童形仏やぽちゃり顔で御鼻が
横開きと云うか平面的な像をが多い中、鋳造技術の発展により作られた
奈良薬師寺の国宝、聖観世音菩薩立像、特に月光菩薩立像の完成され
た美にとても魅かれました。
白鳳仏像を見て回った中、八頭身の美しいラインの仏像、目鼻立ちの良
いきりりとした安定美にうっとり致しました。
今秋も可愛い鹿さんに会えました。
来月10月も奈良国立博物館でお逢いいたしましょう。
博物館を出た後、奈良公園登大路園地でこんな幕を横目で見てならまち
で奈良の秋味の昼食とお土産を。
そして興福寺北円堂の特別開帳を鑑賞へ。
9体の安置像があり、内7体が国宝。
国宝の弥勒如来坐像、世親菩薩立像、無著菩薩立像が運慶一門の運慶
工房の作。鑑賞した時も運慶の作と思い込んでおりました。
南円堂
興福寺はここ数年、奈良公園とならまちの通り抜け道にしておりましたが、
2004年10月27日(アニバーサリーの旅なので記憶。)以来の拝観になります。
五重塔
東金堂
薬師寺の月光菩薩立像の美に魅了されたので、ここにも美しい立像がと
思い出し、国宝館へ。
美しく凛々しい少年のお顔の国宝阿修羅像を拝観に。
詳しくビジョンでその美を堪能。
天平時代の脱活乾漆造とやらで衣装の布の文様、素材感が何とも言いよ
うがありません。
記念に美しいそのお顔三面と御姿が揃っているファイルケースを購入。
満足感です。
興福寺を出て再び奈良公園登大路へ。
博物館の行き帰り道チラリと目に入った気になる、奈良フードフェスティバ
ル「シェフフェスタin奈良」の会場へ。
夕食はこちらでと4時半に戻って来ました。
せんとくんが来場。
このポーズ、わたくしの為だけにキメテくださいました。
優しいせんとくんでした。
5時30分から呑んで食べて、ライブを聴いて。
チーズ3種のピザは、2分の1はそのままで頂いて、あと半分は蜂蜜を
かけてデザート感覚。 エッ?て思ったのですが、これが美味しくて。
お店の方に蜂蜜のメーカーさんを教えてもらったくらいです。
意外や意外でした。
初日で金曜の夜だったので、人は少なめ。
秋の夜風が気持ち良く、友と楽しく音楽の中美味しいお酒が飲めました。
気がつけば約3時間の長居です。
良き休日が過ごせました。 KYさんに感謝。