13日火曜日の本日、サントリー山崎蒸溜所にお友達をお連れ
しての工場見学に出かけてきました。
朝からあいにくの雨です。
お連れした私くしは、今回で3回目の見学になります。
5~6年前に御案内を頼まれてからようやく実現しました。
自宅最寄り駅からJR山崎駅迄列車で16分、歩いて10分です
ので、自宅を出て30分の近さです。
前日に11時から60分、12時までの見学を予約。
入場受付終えて、山崎ウイスキー館へ。
見学ツアー11時出発まで、ウイスキーの歩み展示やライブラ
リーを観賞。ここからわたくしの頭の中は、過去の見学と違っ
た観賞が始まりました。
鳥井信治郎氏、そう鴨居欣次郎=堤真一さんね。
本当にやってみなはれ!っておっしゃってたんだ。
過去2回来たにもかかわらず、あまり印象に残らなかったこの
ポスターも。
鴨居商店が作った太陽ワインのポスターは、フィクションではな
かったんだ!
鴨居の大将(鴨居欣次郎社長)がみどりさんという美しいモデル
でポスターを作りましたね。
こいのぼりの店主や常連さんの巡査たちの間で、大いに盛り上
がっていました。
太陽ワイン!
1924年第1号樽。
このポスターも出てきましたね。史実でした。
1929年本格国産ウィスキー第1号。
サントリーウィスキー白札。
マッサンが作ったウィスキー第1号は売れなかったなあ~。
あれってなんて命名したのかしら?
なんて朝ドラを思い出しながら。
そうなのです。
今回は先月末に終わったばかりのNHKの朝ドラ、マッサンの大
阪編の影響でドラマと比較しての見学をしています。
もっとも正当な見学は過去2回にしていますので結構楽しい見
学法です。
そうこうしていると、11時の見学ツアーが開始。
今回のガイドツアーのガイドさんは新卒らしい好青年。
すがすがしい案内の始まりです。
①仕込み、発酵室。
ちょっと高温のお部屋。麹の香りがします。
お連れのお友達は、奈良漬けの臭いがするって言っています。
②蒸溜室。
形や大きさの違う蒸溜釜を使い分けることによって、多彩な香
味の原酒を作り出していると。
ここでアルコール度数の高い無色透明のニューポット、蒸溜さ
れたばかりのモルトウィスキーが流れ出るのが見られます。
しかし脳中では、あっ!知っていま~す。ポットスチルです。
これこれ! マッサン亀山政春=玉山鉄二さんがデッサンして
薬缶屋さんの 佐渡社長=佐川満男さんに作ってもらったヤカ
ンじゃなくて蒸溜窯。
(本当にごめんなさい。ツアーガイドさん。)
この様にニューポットは無色透明なのです。
③見学貯蔵庫。
さすが貯蔵庫、温度が低く寒いです。
ここで寝かされ熟成。多彩な香味の原酒が誕生。
で、説明を聞きながらも頭の中では、マッサンが樽から原酒を
抜き出している姿や俊兄=八嶋智人さんが樽を転がして移動
している映像が。
ウィスキーの香りで少し酔った感じで3室を廻り、ウィスキー作
りの工程ツアーは終了。
山崎の名水、離宮の水の話を聞きながら、
④テイスティングカウンターと呼ばれる試飲会場に移動。
山崎の水割りと白州のハイボールを頂きました。
2つとも完飲! とても美味しかったです。
試飲の後は⑤ファクトリーショップへ。
今回は、
右手前のハイボール用のタンブラーを記念に購入してきました。
一緒に撮ったのは過去の見学記念に購入したもの。
バッカスウイスキーカップは旅行時に重宝です。
お買い物をして約2時間程のファクトリー見学。
朝ドラのお蔭でたのしい工場見学となりました。
放送以来見学者が増したといっておられましたね。
マッサンが良水を探し求めて「大阪のこんな近くに良い水がある
とは」と云うシーンがありましたが、この地は名水として有名。
茶人千利休も好んで使ったと云われています。
ここから少し歩くと水無瀬神宮があり名水百選の水を頂くことが
出来ます。
また、神宝の太刀を盗もうとした石川五右衛門の手形が門柱に
残っているとのことです。(未遂に終わったので手形を残したと)
大山崎美術館や山崎周辺散策のついでに行ってみてはいかが
でしょうか?
わたくしも何度か訪れておりますが、手形はよくわかりません。
何分、門柱の手形のところは金網が張ってあるので。
美味しいお水は20㍑までお持ち帰りできます。