先週の21日木曜日、小雨降る京都へ。
モネ展とルノアール展を鑑賞に。
8ヶ月ぶりの京都市美術館です。
モネの作品は昨年の春、神戸で開かれたチューリヒ美術館展以来の出会いです。
「印象日の出」に替り「テュイルリー公園」の画が公開されていました。
日の出は何度か鑑賞していますので、また余り貸し出されている作品でないと
いう事で、初めての鑑賞だったかもしれません。
画には特殊なライトが当てられ展示されており、淡いパステルカラー色がなお
いっそう映え魅了されました。
共に訪れた学友Yは「雪の効果日没」が心惹かれたとの事でした。
1時間半の鑑賞後、昼食休憩を取り再び美術館に戻りルノアール展へ。
同じ印象派の画家ですが、女性美がテーマーの展覧会だったので、モネと
続けての鑑賞でも頭の整理はついたようです。
肌の質感が伝わる色使い技法が何とも言えません。
鑑賞が終わったらもう5時過ぎ。たっぷり美術鑑賞の春の1日でした。
翌日の新聞で訪れた21日のモネ展で20万人突破と知りました。
やはりクロード・モネの人気はすごいなと改めて感心。
1994年5月4日に鑑賞した名古屋市美術館のモネ展は開催期間に32万人
の方が訪れたとか。1時間ちょっと並んで入館したのが思い出です。
モネの睡蓮が好きなわたくしは、このモネ展を楽しみに待っていました。
また新たな睡蓮に出遭えるかしらと。
モネの睡蓮は生涯で2000点以上画かれたとの事ですが、一番美しい睡蓮
はどれなのでしょうか?
またどこの美術館にあるのでしょうかと、考える時があります。
沢山の図録や絵画本をもっていて見比べてみるのですが、まだたどり着い
ていません。
わたくしは、優しい色使いとタッチの初期の頃の作品が好みです。
人それぞれなのでしょうけれど。
まだまだ、モネの睡蓮鑑賞の美術館廻りが続きます。
ちなみに飛行機嫌いで、可愛い息子たちChopin一家が大切なため海外の
美術館には行けません。