今日は中秋の名月、十五夜です。
お昼から少女時代に買った陶器のペアのウサギさんを棚の中から
取り出し、まあるい金杯を月に見立てお飾り。
近くのスーパーに出向き、里芋や月見団子等を購入して来ました。
お月見用のための物でしょうか、小ぶりの里芋が16個入り。
一つは味見用か予備なのでしょう。
ボールに入れて芋の子洗い。
お鍋に入れてお酢を少々で軽く茹で、クルリと皮を剥きました。
あとはお出汁と酒、味醂、醤油でお味づけ。
弱火で沸騰させずコトコトと。
いつも通りに美味しく出来上がり。
15個積み上げました。良い色に仕上がっています。
我在住の大阪の月見団子はこの形です。
里芋を模っているそうです。
一口薄皮饅頭も15個三宝に積み上げ。
和菓子のウサギさんは、可愛くて食べるのに抵抗がありそうです。
今年のお供えは、里芋煮以外は和菓子づくしになってしまいました。
先程、ベランダ越しにお空を見ましたらお月様は雲の中。
やはり曇り空なので今日は無理かなと諦めて戻ろうとしたら、えっお月様が!
お顔を出しました。ほんの一瞬でしたがお月見が出来ました。
そして月は完全に雲の中へ。
明日のお天気予報は晴れ。14日の満月を楽しみましょう。
里芋煮は薄味仕立てです。
柚子味噌に卵の黄身を少し混ぜて固めの黄身酢味噌にしてかけて頂きました。
さっぱりとしたお味の里芋煮が楽しめます。
先週レッスン会員様から透かしほおずきを頂きました。
ホオズキを水に浸し葉脈だけにしたものだそうです。
アレンジしてお使い下さいとの事。 ワクワクです。
透かしほおずきを初めて知りましたので、先ずは検索。
漂白剤に浸すと色が抜けるという記述がありました。
早速一つを浸してみました。
1日浸すと更にスケルトン、生成り色が白色になりました。
赤みが残るもう一つにはティッシュを詰めふっくらと形作り。
赤みを強調したく、朱の筆ペン(顔料筆ペン)で色付け。
赤のビー玉が丁度いいサイズで在りましたので、透明の厚みある両面テープを
文具テープ引き出しから探し、ホオズキ内部のヘタ裏に貼り付けビー玉を固定。
ホオズキの葉っぱの形はこのお皿の感じ。
出来上がった2色のホオズキを載せてみました。 うんいい感じです。
来月のハロウィンディスプレイに使ってみようと思います。
SK様のお蔭でリラックスタイム、ゆとろぎの時を楽しみました。
日の暮れも速くなり、朝夕には涼風、夜には虫の音も聞こえはじめ
秋の訪れを感じますが、それでも日中はまだまだ暑さは衰えません。
9月を迎え、御玄関のおもてなしを模様替え。
秋の訪れを逸早く感じて頂きたく、落ち着きのある渋い和色の彩りで
御玄関を演出してみました。
バランスの良い色調になったと自画自賛です。
額絵は、7月末に訪れた久保修切り絵ミュージアムにて買い求めた絵葉書です。
月兎だったので、9月に飾りたいと額装してきました。
竹の衝立の花器花に合わせて、手持ちの桔梗、りんどうを挿しました。
今年の中秋の名月は9月13日。
子供の頃お月見には母のお供で、大叔父宅にススキと萩の花を頂きに行く
のが恒例だったことを懐かしく思い出しました。
母が煮る里芋の味を受け継ぎ、十五夜の芋名月を楽しんでおります。