連日35℃超え、激暑と言わざるを得ない日々です。
その暑さの中、お越し下さいます皆様を爽やかな南の風景のお玄関飾りで
お迎えいたします。
今回は裏側の笑顔のシーサーで皆様の幸を願っています。
蓮の葉の上にて釣りを楽しむ仲睦まじいカエルさん。
4年ぶりにかつて作成した向日葵の帽子アレンジメントを飾りました。
と云うのは、
昨年の秋にお稽古事のG-artの作品展が開かれ、一つのテーマが「国旗に寄せて」
でありました。皆がそれぞれ国旗を選びそのイメージでG-art作品を作るのです。
お稽古友人はウクライナを選び、平和が戻るようにと願い作成されました。
テーマが決まった時、友人は早々ウクライナと決め作成開始。
戦争に心を傷め平和を願いながら作り上げた友人に感動いたしました。
作品も友人の心も素敵です。
その時ふと思い出したのが向日葵のお帽子アレンジメント。
そうだ、国旗色は黄色と青そして国花は向日葵。
今年8月には私もウクライナの平和を願ってこのひまわりとブルーの
おリボンのお帽子アレンジメントを飾ろうと決めました。
戦争、災害、感染症と安心できない世界、平穏無事な日々を願うばかりです。
もう一つの季節のおもてなし。
和のお部屋に7月のお玄関飾りを移動、下駄を追加しました。
先日テレビの旅番組で木曽路の馬籠宿が案内されており懐かしく視聴。
木曽路は過去3回訪れた場所です。
最後に木曽馬籠を散策したのがもう25年前の夏。
その時記念に買ってもらったのが、今回新たに追加して飾った下駄。
花緒(鼻緒)の色に魅かれておねだりをしました。嬉しくてうれしくて。
一度も履くことなく大事にしまって、時々思い出しては眺めている下駄。
急に表に出したくて先月のディスプレイ夏の風物詩に追加飾り致しました。
好きな色の組み合わせの鮮やかなグラデーションの花緒です。
何故お気に入りなのに履かないのかは、下駄門店が身近になくなったこと
でしょうか?子供の頃は草履下駄専門店にて新しい下駄を買うと減り止めと
云うものがあり、貼って頂いたものです。また貼り替えにも出しました。
この新しいままで履くと、一度のお出掛けで下駄歯が擦り減り傷んでしまう
ので鑑賞用と致しました。
ご来館の昭和世代の皆様と物を大事にする古き良き時代のお話に花を咲かせ
たいと思います。