もう昨晩のと云う時間となってしまったのですが、私的では3日今夜の
夕飯は今や日本全国での行事となった恵方巻。
昨年に続き駅前のお寿司屋さんの巻き寿司です。
早い時間に求めに参りましたので、今年は予約なしでも好きな巻きが
選べました。
お魚が色々入った海鮮巻きです。今年は一本1,200円。
鰯、今回は真イワシの丸干しに致しました。
美しい色の鰯でしたし、骨まで食べれそうなので惹かれて購入いたしました。
福豆も色々とあり、カラフルなコーティングのお豆さんやパッケージ等、業者
さんもあの手この手ですね。映え狙いですかしらね。
柊はお庭からパチリと一枝。
柊イワシは各地で行われていると思っていたのですが、どうやらに西地方
のようですね。
幼き頃、節分にカンテキ(七輪)で母がイワシを焼き、焼き上がる頃お玄関
横の柊の枝を切り取って来てと云われるこの冬の夜、なんとなく怖く嫌な
感じがしました。
そして母がちぎり取った鰯のかしらを枝に差し、御玄関の国旗立てに挿す
のですが、柊のイガイガ、イワシの頭と睨んでいるような目どれも呪術的
でおぞましく感じておりました。
母に何故と理由を尋ねると、邪悪な鬼や悪霊から家内を守るための行事と
聞かされ、寒い冬の行事怖い想い出です。
柊を御玄関に植えるのも魔除けの一種と教えてくれました。
裸の鬼が柊の葉に触れると痛いので寄り付かないと。
本当に鬼がいるんだと子供心に思いました。
でも、豆を炒るお手伝いや豆まきは楽しい想い出。
年の数だけの豆は不満足、早くおとなになりたいなぁーなんて呟いていた
のは良い想い出です。
恵方巻は寿司屋協会が考えた商法と云われていますが、隣家のお婆さんが
大阪市内天満の商家の元御寮さんだったで恵方巻を食べる風習を教えて頂き、
私の幼き頃から当家も親しんでおりました。
後の茶華道の先生も船場の御嬢さんでしたので、昔から節分には巻き寿司の
丸かぶりをしていたとお聞きしました。
さてさて「諸説ありますが」ですかしらね。
そう国旗立で思い出しましたが、わが街では祝日に国旗を掲げるお家は見なく
なりました。探したら在るのかも知れませんが少ないと思います。
そう云えば建て替えた当家の御玄関にも、掲揚の設置設計はありませんでした。
時代が変わり設計士は言われければ無しと云う様になっているのでしょう。
年を重ねると子供の頃の出来事、思い出が蘇ります。
母が色々な歳時、祭り事、行事、風習を教え仕込んでくれましたこと、今では
多き知識となり感謝するばかりです。
今夜は思い出話にいつの間にか移行してしまいましたが、わたくし恵方巻一本
を食べることが出来ず、半分で満腹。
今回初めてリタイヤです。年かなぁ~と。 あら嫌ですわ。
来年は中巻きにしてもらわないと。
はや来年とは、鬼が笑いますね。
だらだらと綴っておりますと気がつけば深夜、お休みなさいませ。
今月2月のお玄関は節分でお飾りを致しました。
感染症は2020年1月末からですので3回目の節分を迎えました。
20年の節分飾りは感染症緊急事態宣言前でしたので、そう悲観もなく
穏やかでのんびりとお飾りを致しましたが、21年は厄払いを切に願い
お飾りをしました。そして今年の節分飾りは、更に感染者拡大により
沈む心ではありますが、負けじと疫病退散の気持ちを込めて華やかに
賑やかにと一昨日お飾りに挑みました。
明るく心躍るおもてなしのお玄関となっております。
「鬼は外」では無く、この鬼さん達は厄除けと地震除けの神様だそうです。
近年2度の強い地震を体験したものですから、感染症と地震から守って
下さる有り難い「鬼神様」なのです。
お玄関口で悪霊退散と見張って頂いております。ちょっと可愛すぎますが。
こちらは、数年前からご活躍の金運招き猫さん。
しっかりと右手を上げております。
今回は金の御座布団をご用意いたしました。
金運の御利益は・・・・・ですが、宜しくお願い致しますね。
気品ある「福笑い親子猫」さん、先月鬼神様達と共に我が家にやって参りました。
お母さんは人を招き、お嬢ちゃんは金を招くと左右の手を上げて下さっています。
「笑福来門」満面の笑みで「いらっしゃいませ」
天を見上げ「福」を呼んで下さっている福猫ちゃん親子。
優しい良き笑顔です。
お知らせ
気合を入れてお飾りを致しましたが、現在まん延防止重点措置の期間では
有りますが、日々感染者拡大の状況下において御利用講師様、会員様代用と
相談し、当館Trefle a quatre feuillesは3度目の休館を決めました。
よって少なくとも今月2月は全面休館となります。
講師、会員様には、2/1付けの一斉メールにてご報告いたしております。
3月予定は2月末ごろにご連絡申し上げます。
一日も早く皆様と共に笑顔で集えます事を願いお祈り申し上げます。