2021年3月桃の節句の御玄関

弥生三月、ようやく暖かな日差しの春を感じる様になりました。
季節は春、しかしながら新型コロナ感染は２年目に入りました。
当地域大阪は2/28に２度目の緊急事態宣言の解除がありましたが、
決して気を緩めることなく、更なる感染対策をして自粛生活を継続して
行かなければなりません。
まだまだうららかな春を心底楽しめる状況ではありません。

明日はたのしい雛祭りです。
昨年より会員様へのお雛祭りのお茶会サービスを慎んでいますので、
ご来館の皆様には視覚で春を楽しんで頂ける様にと、御玄関の季節の
おもてなしに心を込めて華やかにお飾りを致しました。







今年は、屏風と薄紅と薄桃の２色の桃花(ｼﾙｸﾌﾗﾜｰ)を新調しました。


添えました葉書は去年の緊急事態宣言下の休館中のこの時期、当館
筆サロンの元谷裕蘭先生から安穏な暮らしが戻る様にと頂きました
お葉書を飾らせていただきました。

額絵は額硝子が反射して見えにくいのですが､｢立ち源平枝垂れ桃」と
云う名の一つの木に紅、白、紅白の搾り文様と３種の色に咲く八重の
桃花の絵葉書を飾りました。


室内には、もう一つの更に小さなお雛様を飾っております。
見つけてくださいね。

桃の花には厄除け、魔除けの力があると云われているそうです。
病魔退散、安寧祈願を込めて明日は桃の節句を静かに祝いたいと
思っております。