スポーツカブでプチツーリング リベンジ（後）

さて番の州の瀬戸大橋公園を後に一路高松を目指す事になったのですが、ただこのまま帰ったのでは試運転になりません。過酷なルートで帰る事に。五色台経由と言うのが良さそうです。

　　

とりあえずさぬき浜街道を走り、途中から王越方面へ。途中まで五色台を海岸沿いに迂回するルートです。大屋富を過ぎると道は海岸沿いに。遠めに先ほどまで近くにいた瀬戸大橋が見えます。

　　

この王越経由で坂出から高松まで抜けるルートは、近所では一番好きなルートで、ちょっとバイクを整備したらこちらに走りに来ます。山と海と空のレイアウトが非常に綺麗なのですが、今日は本当に夏の景色と言うか、海や山の色が濃く印象的で、ゆっくり走っていても本当に気持ちイイ！

　　

途中まで走ると五色台スカイラインに登る道が有ります。急坂なので一速で走行。ここからが難関コースです。いつもは高松側から上り、スカイラインを下ってくるのですが、王越側から入るとスカイラインの終点まで断続的に登りになります。トルクの無いスポカブではなかなかつらい所です。
スカイラインまで上がるとフト瀬戸内海歴史民族資料館なる建物が目に入りました。

　　

この五色台スカイライン、ここ数年は来る事も少なくなりましたが一応私のホームグラウンドです（笑）特に車で来ていたので、来るのはもっぱら夜。昼にバイクで走りに来る事は少ないのですが、来ても景色なんか目に入りません。という事で今まで何かある感じとは思っていたのですが、こういうものがあるとは気が付きませんでした。玄関まで行って中を覗いたのですが、無料との事です。また機会があればみてみようかと。それにしてもスポカブは調子が良くて、このまま帰れれば今日は満点でしょう！

　　

そこからどんどんスカイラインを走り、快調に結構上まで登ってきたときの事です。例によってパスンパスンと言い出しました・・・。しばらくそのまま走ったのですが、パワーダウンして停止。しかしいつもと違う感じが・・・。燃料ホースのフィルターにガソリンが見当たらない感じが。燃料を見ると減っていたので、コックをいじってタンクを揺すります。再度フィルターを見るとガソリンがありました。さっき見えなかったのは気のせいだったのか・・・？

　　

念の為にプラグの様子を見ます。・・・と、プラグを外そうとするとヘッド周りがとんでもなく熱くなってる！凄い熱気が上がっています。しかもプラグキャップも熱くて大丈夫か？という感じ。プラグレンチでプラグを抜いてみたのですが、なんだか白く焼けているような気がします。アチアチです。燃料が行ってなかったから？それとも高度が上がったから？それともやはり点火系？などと色々考えながらプラグを戻し、再度エンジンを始動すると簡単にかかりました。出発してしばらく様子を見てみますが、不調の感じは見うけられません。
先日の点火系の異常？だったときは、こんなにすぐに走ると直後からパスンパスンと言っていたのですが・・・。
結局そのままスカイラインの終点まで走り、そこから高松の市内へ下りてウロウロしていたのですが、症状は再発せず。うちのフューエルタンクはどうもコーティング時にタンク下のガソリンの左右バランス用の穴を目詰まりさせかけているような感じもあるので、このせいかもしれないな～などと。

　　

帰りにコンビニに寄ると、ちょくちょく行くうどん屋『はりや』の若いお兄ちゃんのリトルカブが置いてありました。そのおにいちゃんはいつも黄色いリトルカブで動いているようで、いつもコンビニやスーパーでこのカブ鉢合わせます。
横において買い物をし、いざ帰ろうとエンジンをかけた直後！

『ガタガタガタ』とエンジンから聞きなれない振動音が！その直後、ガコ！っとエンジンは止まってしまいました。もう一度キックしてエンジン始動しようとしてもエンジンがかかりません。一度ギアを入れて、ニュートラルに戻すとキックが下りるようになりましたが、エンジン始動直後にギアを入れるとまたエンスト。
その後ギアに関係なく、キックが全く下りない状態になってしまいました。

エンジン壊れました・・・。さらにトラブル追加です。
①シリンダーが焼け付いた
②キックのシャフトの何かが壊れた
③フライホイール部で何かが壊れた
のどれかでしょうね～。どちらにしてもただ事じゃない予感・・・。
全くうちのスポカブは凄く気が利きます。一つトラブルが解決しかかると新たなトラブルを発生させてくれますので、ブログのネタとして尽きる事が有りません（笑）ただ手間がかかりすぎる過ぎる子は嫌いです・・・。
それにしても毎度の事だけど、この暑い中、バイクを押しながら家まで帰るのはハードだぜ～・・・。