「
るんるんバス」は酒田市街をぐるぐる廻った後
30分程で酒田駅についた
ここから1時間半程の待ち合わせで
いつもの宿のある「
湯野浜温泉」行のバスに
乗るのでその間に昼食を考えていた
さすがに特急始発駅である
食事ができる店位あるだろうと
思っていたのだが・・・ない
仕方ないので駅前をぶらついたのだが
やっぱりない
駅の近くにある「
本間美術館」の近くまで
行ってみたがコンビニはあったのだが
酒田まできてコンビニのおにぎりでは
と思いやめてしまった
同じ庄内地区にある鶴岡駅には
駅前に何軒かあるのだが
酒田駅にはなぜかそれがない
駅構内の土産物屋にちょっとした
飲食スペースあったけれど
玉こんにゃくではちょっとね
駅の反対側には地元でも有名な
ラーメンがあるのだが
酒田駅には反対側に改札口がない
結局面倒くさくなり
昼飯抜きになってしまった
土曜日に近所の蕎麦屋で一杯やろうと思い
ネットで予約したのだが
予約確定
の返信があったものの
席はとれておらず
不愉快な思いをした
どうも返信はサイトの運営母体が
代行でやっているだけで
店主自体がきっちと確認をしていない感じだった
やはりネットビジネスというのは
大きな組織にはチェックする人間も多いので
向くが小さい規模の会社や店では向かないのかな
と思わせられた
さて旅に話を戻す
「土門拳記念館」の建物の正式名称は
「酒田市写真展示館」というみたいなのだが
常設展示は土門拳の作品しかない感じだった
建物は池に面していてそこには
そこそこ人がくつろいでいた
正直な所
地方の写真館だし連休とはいえガラガラだろう
と思っていたのだが中はかなり客がいた
この地方で一番が人が多いのは
クラゲの展示で名高い「加茂水族館」だが
そこには到底及ばないにしても
結構な人がいた
展示物はもちろん撮影できないから
土産に買った絵葉書を1枚
横須賀の海兵団の訓練風景のようだが
戦死した祖父が所属していたこともあり
興味を感じた
さてここから酒田駅までは
コミュニティバス
「るんるんバス」で移動
1時間に1本位しかこないから
乗り過ごすとやっかい
予想通りだけどマイクロバスがやってきた
「土門拳記念館」の最寄のバス亭は
「東北公益文科大学」というところで
下車時に運転手に記念館に行きたいと告げると
このバス亭から少し戻ってください
との事だった
大学前というバス亭ということもあってか
通りはきちっと整備されていて
散歩には絶好の雰囲気だった
徐々にだが秋が感じられ始めた
記念館はグランドや公園といった
施設に隣接しているのだが
色々と興味深いモノがあった
中を開けると
といった訪れる人の為の貸出傘があったり
植え込みに
目のシールが貼られていて思わず笑ってしまった
最近飛行機に乗ると
ついついビールを呑んでしまう
機内は乾燥している事が多いので
やっぱり旨く感じてしまうのかもしれない
呑んだ勢いで庄内空港に着いたあと
まっすぐ宿に向かわずに
「土門拳記念館」に廻る事を機内で決断してしまった
それが吉とでるか凶とでるかは
この時点ではまだわかっていなかった
庄内空港から
「土門拳記念館」へは
酒田駅行のリムジンバスで
隣接する大学のバス亭で降りると良い
とネットで調べておいたのだが
庄内空港からのリムジンバスが
リムジンではなかった
どうみてもこれはタダの乗合バスだろ
鶴岡駅行はちゃんとしていたのだが
今考えるとこの辺りからケチが
つき始めたような気がする