「鳥海山」
名山と呼ばれるにはいろいろの見地があるが、山容秀麗という資格では鳥海山は他に落ちない。
眼路限りなく広がった庄内平野の北の果てに毅然とそびえ立ったこの山を眺めると、昔から東北第一の
名峰とあがめられてきたことも納得出来る。
深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。
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6/28(木)会社設備の夜間切り替え(旧設備から新設備へ0時過ぎ切り替え)作業実施後、 鳥海山に向け3時出発。
(他の皆さんは作業完了後自宅に帰りそのまま寝るのだが、私だけ東北に向けジムを走らせた)
真夜中の高速道路を淡々と走るのが好き。 それも他車に迷惑かけぬよう左車線を大人しく走るのが好きです。
金曜朝9時に道の駅鳥海着。 ここで自宅に無事着の電話を入れた。
母 「この時間ならそのまま登れるじゃない?」 だって。
もともと今日金曜は移動日にして今夜は登山口である鉾立駐車場で車泊し土曜早朝から登ろうと思っていたのだが、
母親のその一言で考えが変わったのである。
「登れるか!? 今この時期は日が長く18時でも明るい、 18時下山を視野に入れればいけるかな?」
道の駅から急ぎ登山口へ移動、 そのまま靴を履き即登り始めた。 (昨夜から一睡もせず & ここまで何も食べていない)
でもこの時間に登り始める人は誰もいなかった。
象潟登山口。 (象潟(きさかた))

にほんか~い♪ わかりますかこの景色、 来てよかった。。

前を見れば千尋の谷。 そして遠くに鳥海山の頂きが。 遠いなあ・・。

雪渓を登ります。

賽の河原という場所に出た。

中間地点の小屋にあった標識。

鳥海湖は雪の下。 もう7月だというのに。

ここまでノンストップ。 たまに会うのは下山者ばかり。 水を飲みまた歩きだす。
長い雪渓を下る。(帰りが思いやられる) 目の前にドーン。 やっと全容が見えたきた。


分岐。 この時期の谷歩きは危険(落石や残雪滑落)なので外輪山を選択。

千蛇谷雪渓と外輪山と左奥に鳥海山頂上。 写真だとイマイチ伝わらないが現地でのこの景観はスンゲーかった。


ハシゴも出て来ます。 裏銀座縦走路の槍ヶ岳手前の登山道に似ていた。

さっき会った人に聞く、 もう上には誰もいないとのこと。
この広い山域、 ここから本当に登山者僕一人です。 絶対怪我事故病気のないようにしなければならない。
オオ!!

御室小屋UP

そして岩岩な頂上。 あそこ登れるんかいな?


御室小屋を左下に見ながら外輪山を大きく右手にトラバース。 最後の雪渓トラは慎重に渡った。 滑落=岩に激突死。

この斜面はヤバかったです。

神社着。

ドリンクゼリー & バナナチップを口に入れた。
さ、いよいよ登ります。

ほぼ垂直。 4点確保でよじ登る。

下を見る。

よじ登る。

鳥海山頂上!!

勿論僕一人。 頂上貸切ー! ここで落ちたら明日まで見つけてもらえないだろうと思うとゾッとした。
火口内部は巨岩ばかりで少々怖い。



御室小屋へ無事下山。

帰りはあの左斜面を右手へトラバースして行きます。 崩落個所もあるので慎重に。


振り返ると頂上は雲中。 この日は目まぐるしく変わる空でした。

でも雨は降らないだろうと感じていました。

夏くもー (^^v


鳥海湖まで戻ってきたよ。


下って行きます。 眼下に日本海、 そして鉾立山荘。

にほんかーい♪ しつこい?? でもすんごい景色だったのでついね。 (^^)

鉾立山荘アーップ!

県境。

で、 にほんかーい♪ すんまそん。 (^^;

鳥海山は雲の中。 この谷は深かった。 落ちたら100%助からないし戻って来れない。

山って不思議です。 下から見ると一つの山だが、上に行くと幾えにも重なっていて谷もある。
来てみて初めてわかる懐の深さ。 歩いてみて初めて分かる急峻さ、 危険さ、 そして素晴らしさ。。
「山、 おもしれー」
ああ、 もうすぐ終わっちゃう。

無事下山。

お疲れさまでした。 今回も無事でした。

これから本当の無事故無事に家まで帰ります。
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【後記】
栃木の無人ビル施設を夜中出てそのまま登山口へ。 その間口に入れたのは水だけ。 そして登山開始。
ドリンクゼリーとバナナチップ、 そしていつも携行しているカロリーメイト、 氷砂糖の飴とナトリウム粒。
全行程ほぼ7時間休憩なしの歩きっぱなし。 これがいいか悪いかと言われれば・・ 悪い部類に入るかもです。
安全無事に家まで帰って来られたからいいようなものの、 一歩間違えれば非常に危険な行程だったと思う。
(行き帰りの眠い眠い高速道路走行、 一睡もしない体力不足・・ )
でも、、 そういったことも含めて全部が全部、 余りある楽しい山行でした。
それと、 羽黒山口から月山8合目登山口まで行けるが、そのコースは邪道だと思っている(湯殿山口から登り対)ので
月山はまたの機会に登ることにし帰宅の途に着いた。 (出羽三山はぜひ登っておきたい山)
と言うことで 久しぶりの遠出山行、 とても良かったです!!
以上です。