「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

東北行脚まとめ

2011年08月30日 23時57分11秒 | 徒然

今回の  “奥東北百名山顛末(てんまつ)記”  です。  
自分なりにまとめてみました、 参考になるかどうかですが・・。   (個人的主観ため責任持てズ。。)

8/19(金)  「八甲田山」   
 寝不足の体に喝入れ登山、 天気バッチリ、 コース危険個所なし、 水場あり、 トイレは避難小屋にあり。
 火山爆発後の北八甲田の山並みと南八甲田の山のつくりや違いが目に見えて分かり面白い。 興味持つ。
  (北斜面は残雪多く今だ草木少なし、 南斜面は早い時期から陽が当り高山植物の宝庫)

8/20(土)  「岩木山、  八幡平」
 岩木山はスカイライン使えば楽に登れるが山頂直下の岩場はよじ登り等注意が必要。
 岩木山神社からの登攀コースが正当と思えるが個人の力量と考え方にお任せ。 (汗)
  (結構な急登らしい??  岩木スカイライン一走の価値あり)

 八幡平は楽勝コースをちょいカジリ。 それでも気持のいい湿原歩きを堪能できたのでマル。
 そしてここも奥深いコースがあるようなのでじっくり散策したい方はコース取りと下山後の
 場所(A地点 → B地点)からの移動手段を要検討。  

8/21(日)  「岩木山」
 この山は東北を代表する山のひとつ、 外せない。  
 百名山でなくともこの山は一度は登っておくべき山だと思う。
 馬返しコースは整備バッチリで安全、道迷い無し、水場あり、シーズン中の避難小屋は管理人いて安心。
 今回は景色NGだったが晴れた日には360度の絶景だろう。 自衛隊演習のドーンにはブッたまげ。
 下山後の温泉も豊富だし、 いっそのことどこかの宿に数日投宿してゆっくりもいいんじゃ?? 
 (温泉三昧、 盛岡三大麺(冷、じゃじゃ、わんこ)喰い倒れの巻き、 小岩井農場散策、 他)


 今回登った山はどれも皆素晴らしかった。  いつもそうだが今頃になってジワリと効いてくる。
 自分の中では登山行脚というよりは、  “奥東北の旅ふたたび・・”  と言った方が正解かな。
 昔走った道や訪れた場所の再訪問。  今回はじっくり軌跡を辿ることができたしね。


8/22(月)  「帰宅編」
 風雨強し、 ガスガスで視界不良、 おまけに自分の管理能力の悪さからの肩故障のため早池峰山断念。
 以降、 日程的には余裕だったが身体リハビリ要のため速攻帰宅。   (大雨の東北高速ひた走り)


とまあこんな顛末ですが自分なりにはとても満足できた。 
   
具体的には、、
目的だった山に登れた、 次回リベンジ山周辺の道路状況や店有無、自宅までの時間軸等をバッチリ把握できた、
そしてこれが一番大事で、 スゴク気持いい温泉施設に廻り合えたこと。   (東根温泉 ききょう荘)


「近いうちにまた東北に行きたいなあ、、 」       と思う。。。

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ダメだこりゃ。       待ってろよー、  早池峰山!!


皆で一斉に僕を見ないでちょ。      恥ずかしやんかー


ガンバレ ジムニー。     大雨、 トラック怖し、 左車線てけてけ90キロ厳守。。 (泣)
 

「着いたー」      もう限界。  早く布団の上に寝転びたい。。



以上です。




アイム・ホーム♪

2011年08月28日 17時16分24秒 | 佐野通信

 「ただいま」

 やはり地元の山、  ホッとします。  

 標高低くとも僕にとっては世界一の山。

 

 久しぶりの みかも山トレ。

 僕の夏休み、  最後の〆はやっぱりここです!!  



  
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岩手山

2011年08月27日 17時43分01秒 | 山歩き
8/21(日)     岩手山。


岩手山
 盛岡の風景は岩手山によって生きている。 
 ひとつの都会にひとつの山が、これほど大きく力強く迫っている例は他にはないだろう。

                        深田久弥  「日本百名山」  より抜粋引用。

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予てからの目標だった岩手山に登ります。 

スキーで来たとき、 ツーリングで来たとき、 空から見たとき、、

盛岡に入る遥か手前から一目瞭然の山、 田んぼの中にデーンとそびえる山、
ズバリ県名そのままの山、 きっと岩手県の屋台骨、 東北を象徴する山・・。
今回最大の目的の山。  なので少々の雨でも登ろうと決めていた山です。

肩? じぇんじぇん痛くありましぇん。 ←そんな体調で山なんてとお叱りはごもっともですが、
そこはそこ、 事前に下調べ済みで3点確保や急峻な岩場なしで登山道自体は比較的安全な山と。
(とは言うものの、本当の悪天候時(大雨、ガスガス、稜線での強風)は撤退覚悟で望んだ)

で、 朝。   ハイ、 ガスガスッス。     (ハア、、  オヤジ・・)

(もう少し身長があればその昔GASGAS乗れたのになー    そろそろホント ヤメテー)

いつものようにアルファ米と味噌汁、そしてカロリーメイトの朝食。   
このメニューは縦走時と同じ、 パワー付けないとね。

駐車場先の気持良さそうなキャンプ場(トイレ、水場あり)を過ぎ登山口着。


ここで新鮮な水を汲み登山開始。      天気曇天、  雨はなし、 時折薄日差し。


朝の早い時間、 山はまだ寝ていた?感じがした。  
何の音もしない、 風も通っていないので木々や葉っぱも動かない、 虫や鳥の鳴き声も全然しない、 
山全体がシーンといていた。 こんな感じは今までになかったような・・。  スゴク蒸し暑かった。



初めはそんな樹林帯(緩やか)を登って行く。 回りは樹木に覆われ展望はない。
 

岩手山は初めてなので新道を行くことにした。    (サイト等によると旧道は荒れ気味だとか)

時折開けた場所に出るがガスのため展望はない。   それでも雨降らずなので良しとする。
 

全面が開けた場所にでた。   下がかすかに見えた。

中央下の横に細長い白い点が駐車場です。    わかるかな。

登山道は良く整備されていて安心して登れた。  
途中数カ所、 木に頭をぶつけたり石越え場所はあったものの全体的に安全だった。

八合目避難小屋着。


なんかこの山は常連さんたちの憩いの山な感じがした。 

途中、 結構なお年の方たちが大きなザック(泊準備)背負ってゆっくりゆっくり登っていた。
この山小屋に着いて疑問解決。  軒下にいた数人に皆話かける。  「久さしぶりー」  と。
皆さんの恰好は最近山を始めた人たちのそれではなく全員玄人仕様。 (昔の装備や服装)

地元の方にとっての岩手山ってそういう山なんだなあと思った。   (上手く表現できないが)

ここ8合目でしばし休憩。  冷たく美味しい水がこんこんと湧き出ていた。
 
ここから先が最後の登り。   稜線風ありそうだったので、 ここ9合目の不動平で合羽上を着る。

避難小屋では一面のガス。   これは上はダメかなと思って登り始めたら晴れてきた。


あそこが頂上だ!  もう少しだ。   背中に吹く風が冷たかった。

 

がーん。   上には上があったよ。

 ( 山の常、 人生の指標。   (^^;  )



稜線に出たら中央に立派な火口がありました。   その淵をグルリと回った先に本当の頂上が・・。 



山神さまたちにご挨拶し。。


岩手山頂上着。       目的達成!!


一瞬だけ晴れた頂上に立てました。  とてもラッキーです。 
回りの山も見えましたが、 すぐにまたガスに覆われてしまいました。
風も強く寒かったので行動食と水を飲んでしばし休憩した後 下山しました。
(昨日登った八幡平方面と明日登る予定の早池峰山は全然見えなかった。 残念)

さっきまでハッキリ見えていた稜線。  ものの数分でこのあり様。 

こういう時のために稜線からの降り口をしっかりと記憶してきました。  (目印に石を置いてきた)

登頂前後から気になっていた大きな音がまた聞こえてきた。   ドーン、 ドーン、 と。。
空は曇り空、 雷の音だと思い早く避難小屋まで戻ろうとそそくさと下山。

それでも登って来る登山者。


僕は、 さっきから雷がスゴイので早く下りた方がいいですよ。   と話しかけた。
「ああ、 あれは自衛隊の演習の音ですよ」  だって。   そうだったんだ。。

僕を打たないでね。

晴れてきた。   ザザーと歩幅長くしながらガンガン下れた。 

(利尻岳九合目付近のそれに似ていた。  ザレた小石のため一歩一歩が長く取れスゴク楽)

避難小屋着。    ここで大休憩しエネルギー補給。

常連さん集まる避難小屋。  きっと夜は山談義と山歌で楽しいんだろうなー  もちろん酒と。。

夏場在住の管理人に確認。  この辺テン泊禁止、 小屋泊で協力金1,500円だそう。
今回はガスで景色不完全燃焼。 なので次回来ることがれば小屋泊でゆっくりしようと思った。
その時には下から薪を数本担いで登ろうと思う。   (自分で使う薪は自分で上げる)

なんだか心地良さそうな避難小屋だった。  
こういう所に泊ると常連さんたちの山話を聞くことができ、 スゴク勉強になるのだと思う。

来た道をピストンで下りた。

晴れてきました。  

真ん中の線が道路。  左自衛隊、 右牧場。    遥か左手奥に早池峰山??(たぶん)

憎いねえ、、  心温まるねえ。。


        「また来よう」


そして無事下山完了。


昨日下見時にいた  “アイスクリーム売りのおばちゃん”  はいなかった。  (マッチ少女じゃないよ)
今日下山したら買って食べようと思ったのになー   あーあ、 楽しみハーゲンダッツ(半減だす)。。


いつものように頭洗って体を拭いてストレッチ後  次の場所へ移動。

「岩手山、 ありがとうございました。   十分楽しめました。」


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明日登る予定の早池峰山口まで高速道路を使います。   (盛岡市街渋滞?を避けるため高速利用)





そして高速出て右(西方面)にある温泉施設へ。
ここもバイクツーリング時に気になっていた温泉♪     これも宿題完了です。 (^^v

「あづまね温泉  ききょう荘」     (日帰り500円)


こういう小さな地元の温泉施設って好きなんです。 ゆっくりできます。
しかもここのお湯はなめらかまろやかツルツルでホント気持良かったです。 
地元の方たちの憩いの場、保養施設。 素泊まり、自炊も可。  ここグッドです!

ここから真東にある早池峰山登山口へ向かいます。
途中、最後の大型スーパーでビールと焼き鳥買ったのは言うまでもありません。 



県25を行き、 岳という集落を過ぎるといきなりの山道で峡路に。


いくつかの滝を過ぎ僕の好きなクネクネ道を登り河原坊という登山口へ到着。




登山口にあるビジターセンターの管理人さんに様子を聞いた。    
今日一日降ったり止んだりで大霧、 明日も雨らしい。  無理しない方がいいとアドバイス受け。

ここの駐車場に今夜は泊る。  明日は左肩の様子と天気次第だな。
さっき買ってきたビールと持参のウィスキーをチビチビ飲りながら今日一日を終えた。

「この駐車場僕一人、 辺り真っ暗 外風強し」     ヒェ~・・。   早々に寝ますた。。


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大金持ちの本日の散財記録。

・高速代         650円
・GS代       4,000円
・温泉代         500円
・ビール他        550円
●合計        5,700円  

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 岩手山





岩木山、八幡平

2011年08月26日 13時46分12秒 | 山歩き
8/20(土)     岩木山、 八幡平。


岩木山
 岩木山の美しく見える生地には、米もよくみのり、美人も多いという伝説があるそうだが、
 それくらいこの山は津軽地方では尊ばれているのである。

八幡平
 しかし八幡平の真価は、やはり高原逍遥にあるだろう。一枚の大きな平坦な原ではなく、
 緩い傾斜を持った高低のある高原で、気持ちのいい岱を一つ横切るとみごとな原始林へ
 入ったり、一つの丘を越すと思い掛けなく沼があったりしてその変化のある風景が面白い。

                              深田久弥  「日本百名山」 より抜粋引用。


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岩木山神社Pで目が覚める。 と同時に左肩に激痛が・・。 (夜中から数回)
何だ、 何だ、、  一体何が起こったんだ???  皆目見当が付かなかった。

取り敢えず様子見しながら岩木山スカイラインまで行き軽く朝食。



ゲートが開くまでの間、 朝食やコーヒー、 ストレッチなどで時間調整。


で、 当然一番乗り♪

昨日の検問兄ちゃん(笑)としばし雑談。   料金負けてー  と。    ダメですた。。

開門。    どおこのクネクネ、  待ってましたよクネクネちゃん。

左肩痛をガマンしながらMTチェンジ。 全部で69カーブ。 なので69回痛かった。 (爆)

「津軽岩木スカイライン」     これにて長年の宿題が無事完了しました。

8合目駐車場着。  ここからチョンボして登ります。 (^^;

(さすがにリフトは使わなかったです)



リフト降り場合流地点。

(リフトは9時からの営業なので ここへも一番乗り)

避難小屋を過ぎ、

(遭難の鐘を鳴らしご冥福をお祈りしました)

この辺から急登のゴロ岩。


下を見れば避難小屋とリフト降り場が。


もうすぐ頂上。


岩木山神社奥宮。  祠の中にはちゃんと三種の神器がありました。

(僕の後はトラテープで仕切られその先は大絶壁。  怖くて怖くて・・  )

日本海を見下ろします。   気分サイコー!


鯵ケ沢から遥か竜飛方面までを見下ろす。




下山時会った小学生。  皆元気に登ってきます。


リフト乗りとの分岐点。


遠足? 地元の小学生の列に遭遇。


その中の少々小太りな小学生が僕に向かって話かけてきた。  

「下山するなら僕も付き合いますよ」 だって。  思わず大声で笑ってしまった。  
君は登山の道じゃなく、 お笑いの道を登った方が大成するかもね。

無事下山完了。    (リフト待ちのみなさん)


岩木山、 ありがとうございました。

(体を拭いて移動)

さようなら、 白神山地。   (以前セローで越えた白神ライン、 あの奥地を不老ふ死温泉へ抜けた)


このアングルは外せない。      リンゴの花ビラが~♪


岩木山とリンゴ畑。     津軽の人々の心の拠り所なんだろうなあ。。


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八幡平へ移動。



東北の3桁国道、   もっ、 サイコー!!  


以前この道もバイクで走りました。  あの時のままの景色でした。  そして今回もでっかーい空でしたよ。

アスピーテに入ります。


高原の道、 ワクワクするね、 嬉しくなるね。

あの夏雲も素晴らしい。。

ハイキング開始。     ここは登山じゃなくハイカーになりのんびり散策しました。




ハ~イキン、 ハ~イキン、  やっほー やっほー♪

完全にそのモードです。

目の前には岩手山が!!   全然見えない。。。

今夜は雷雨かなあ。。

可愛い池を過ぎ、、


もう少しかなあ、、  がする雰囲気が。


八幡平頂上。




しばし休憩し八幡平高原を散策した。

八幡池をグルリひと回り。


気持のいい木道がずーっと続く。


全部草になるには あと何年、 何十年??    ゆっくり時を刻んでくださいね。。


来年も再来年もそのまた次の年も、、  可憐に咲いてくださいね。


左、頂上雲に隠れた岩手山。   右奥山の向こう側に乳頭温泉かなあ。。


ハイキング終了。


その後もアスピーテラインを下り 昔の風情残るR282を通り、 明日登る予定の岩手山に向かいました。

19歳の頃来た 網張スキー場と雫石スキー場。    懐かしかったっス。。

(東日本レクリエーションセンターという会社の施設に3連泊してのスキー&温泉三昧だった)

岩手山登山口を確認。   先に見えるは岩手山。   (右の樹海は自衛隊の演習場所)


馬返し登山口。


そこは広い駐車場だった。  
無人登山口と違い他の登山者のクルマも停めてあり安心できる場所だった。
今宵の車中泊場所はここで決まり!!

下見を終えた後は早速温泉へ、 である。


お風呂から出たら外はもの凄いどしゃ降り。    しばし大広間で暖かいお茶などすすり雨宿り。   


久しぶりにTVを見ました。  おかげでゆっくりできました。  明日から天気崩れるみたい・・。

下の街に下りてビール他を買い出し後 登山口Pに戻り車泊。


明日も晴れてちょーだいね。     おやすみなさい。。。



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大金持ちの本日の散財記録。

・岩木山スカイライン    1,500円
・温泉料            500円
・ビール他           600円
●合計           2,600円  

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 岩木山、 八幡平






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東北ツーリング

2011年08月25日 21時31分04秒 | バイク

ちょっと休憩・・。

今日は一日、 登山用具のメンテ片付け、そして昔の写真などを整理していた。

“ツーリングの思い出”    奥東北編。

この時も千葉から青森まで一気走り。 しかも家を出た時から青森までずっと雨。
当時しんさんからのメールで 「この雨の中よく行くねえ」 とお褒め?の言葉が。

・初日泊のおいらせYH、 夕食予約に間に合わず 僕だけ玄関先でラーメン作って食べたっけ。
・翌日入った酸ケ湯温泉、 お盆休みもあってか それはもうスゴイ芋洗い状態。
 (雨で濡れた合羽脱いで温泉入り、大汗かいてまた合羽着て、と。 何やってんだか。(笑))
・キーキー鳴るチェーンにオイル挿すべく飛び込みで入った黒石市内の雰囲気のあるバイク屋。
・田沢湖に向かう時T字路で撮った写真の場所、 偶然にも今回も同じ所で撮っていた。
・角館で食べたアイスクリーム、 あれは美味かった。
・マタギの里、 山形の奥深い山道、 銀山温泉、 山寺、 そして〆の喜多方ラーメン。  

東北はどこも全部  “熱かった” よ。


東北ツーリング


完全に自己満足です。。



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これ、あり。

2011年08月25日 13時34分01秒 | 徒然

「僕の夏休み」   今日で七日目です。 

月曜、 東北より帰宅。   そして火曜の整形クリニック受診。

その後は完全自宅待機。   スポーツジムへも行かず、 自転車にも乗らず・・。

静かに、 静かに過ごしています。。。


“ 雨の音、 スズメの鳴き声、 蝉の声、 夕方の雷、 軒先に張った大きなクモの巣 ”

日頃聞こえなかったモノ、  見えなかったモノに気付かされる。 
    

こんな時間、、   ありかも。  
      






(今は)








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八甲田山

2011年08月24日 12時04分17秒 | 山歩き

8/19(金)   青森県にある八甲田山に登りました。


八甲田という名称がこの山の性質を現している。 前岳、田茂萢岳、赤倉岳、井戸岳、大岳、小岳、石倉岳、
高田大岳の八つの峰と、 その山中の所々に湿地、つまり田が多いので、 八甲田と名づけられたと伝えられる。

                               深田久弥 「日本百名山」  より引用抜粋。

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「僕の夏休み 第二弾」   です。

8/18(木) 22時過ぎ自宅出発。   一路青森まで東北道を時速90~100キロペースで淡々と進む。
時折激しい雷雨に見舞われたり、 仙台IC前後の上下のクネクネ道では大型トラックにいじめられ・・
そんな楽しい夜間の高速道路を満喫しながら青森まで突き進みました。

“青森県”  訪れるのは四度目です。   (バイクツーリング以来。 (セロー225、 CB750))

夜通し走り続け金曜朝、 酸ケ湯公共駐車場着。    奥に見えるのが八甲田山。

(夜中の高速走りはバイクやスキー狂時代からもうかれこれ30年以上。  もう完全に慣れっこ)



軽食、 ストレッチ等 準備し登山開始。
     
睡眠なしでの出発だが何故かハイになっていて全然OKです。
ここで逆に寝てしまうとかえって体がだるくなりその日の行動全てがNGになる、 そんな感じだった。

登山口


これは見なかったことしよう、   と思う・・。   

んんっ???   やるの?     オイオイ。。

笹を掻き分け、  蒸し風呂状態(風なし)でグチャグチャな道を登る。


我慢の登り後いきなり開け気持いい。


振り返り、、


涸沢を登りしばらくすると仙人岱(せんにんたい)という水場に到着。



おもいっきりゴクゴク飲みました。


途中の斜面から登ってきた方向を見ると こんな大絶景が・・。


(南八甲田連峰の峰々)

さあ行こう、 あの上まで!


頂上は広かったです。


「八甲田山」


北に目をやれば・・    津軽海峡夏景色~♪      (雲ばっかで何も見えん)

で、 東側下には爆裂口。    (火山爆発のクレーター)


酸ケ湯温泉遠望。   向かって右が西方面で酸ケ湯温泉の建物、  左が東でクルマを置いた駐車場。

もっと東南に走ると奥入瀬渓谷、  そのまま北方面までグルリと行けば雪中行軍遭難碑がある。

“十和田湖ゴールドライン”    樹海の中の気持いい道路です。

 (8年前CB750で来た時にはこの辺豪雨。  どしゃ降り(千葉から青森まで雨降り)ですた。。)

頂上で十分景色を楽しみ下ります。

また仙人岱水場でゴクゴク♪


木道の向こうの八甲田山に最後の挨拶。


ほどなくして登山口へ無事帰着。

(この時の岩岩を降りる時に肩を痛めたんだろうなあ・・ まあ仕方ない。)

着替えてストレッチして次の場所へ移動です。   次の場所??   ムフフ~

八甲田山、 ありがとうございました。


今日は酸ケ湯には入りませんでした。  

8年前は入った。 その時は芋洗い状態だった。  その時の印象が強く今回はパス。

城ケ倉大橋。     アーチ間255メートルで国内最長、 谷底からの高さ122メートル。

(8年前に撮った場所と同じ所で激写。  っていうかポイントはここしかない!? (^^; )

で、 第二の目的の場所へ。  登山後は単なる観光オヤジ。   たまにはいいっしょ。

秋空かなあ。。


ハイ、 お約束。


日本の桜百景。    百名山のあとは桜百景へ、 です。    何のこっちゃ。


あれっ?   サクラは???


そろそろ本日のネグラの場所へ移動しよう。     (僕の性格は明るいよ)

明日登る予定の岩木山下にある岩木山神社へ。




山の安全と家族の健康を祈り。


神社下にある温泉で今日一日の疲れを癒し・・




外で火照った体を冷やしながら岩木山登山口まで下見に出かける。



料金所でお兄さんと世間話。   この時間、 ここに来るお客さんは誰もいない。


岩木山神社P前の自販機でビール買い軽く宴会後車泊。   20時前には爆睡。。    
 (この時はまだ肩に異変を感じてはいない)


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大金持ちの本日の散財記録。

・高速代    3,500円? (そのくらいだったと思う)
・GS代    4,000円? 
・駐車場代     500円  (弘前城駐車場)
・温泉料      300円
・ビール      300円
●合計    約8,600円  (高速代とGS代ニアイコールで)


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岩木山登山口について。

ここ岩木山神社から登るのが正解だと思う。 (神社横から登山口が始まるオールドコース)
だが僕はここ、 津軽岩木スカイラインが走りたくてあえてそこから上にある登山口から
登ろうと決めていたのである。

登山コース自体は短くなるが今回はこれで良しと決めていた。  

ツーリングマップルで見る津軽岩木スカイラインの、 あの超クネクネ道は見事という外ない。
その昔バイクツーリングで回った時からの宿題である。 そしてその宿題を終わらせる時がついに来た。


8/19(金)   八甲田山




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やっちまった

2011年08月23日 22時26分21秒 | 徒然

 「腱板損傷」    腱の断裂だそう。   部位は左肩。

 あーあ、、  やっちまいました。

 金曜の登山後は何ともなくその日はお決まりの車泊で明日に備える。
 そして迎えた土曜朝(と言うより夜中から)、 左肩に激痛が・・。   (痛くて目が覚めた)

 それでも我慢しその後の三座の登山を終わらせた。   (どうせすぐに治るだろうと安易な考えもあり)
 月曜の朝(早池峰山予定)になっても症状は変わらず。   (痛み引かずで 手が後に回らない状況)

 これはただ事ではないな、  と思い始める。   (安易な考えは素人の考えそのもの)

 その後は・・  良いこと(?)に、  大雨、 強風、 低温が重なり早池峰山を諦めことになる。
 痛みも相当で早く医者に診てもらう必要があると判断し即帰宅の途へ。   (以降高速飛ばし無事帰宅)

 で本日、 家近くにあるスポーツクリニックに出向き診察を受けた結果の怪我の病名である。
 原因は、、 “部位の使い過ぎ、 今まで耐えていた筋肉もそこに軽度な外力が加わり断裂が生じた”  らしい。
        (ジムで鍛えていても筋肉は使用頻度の多さからキャパオーバーになり悲鳴を上げた)

 先生に思い当たる節はあるかと聞かれた。   大いにある。
  
 金曜の登山下山時、 岩岩を降りるため両手で体重を支えながら足を下に運ぶ、そんな行動が小1時間続いていた。
 (肩に負担がかかっていたのを認識していたし、 ここ最近のジムでのトレーニングでも違和感はあった)

 断裂した腱は元には戻らない。 回復手段としては、 切れていない回りの筋肉が育つ?ってきて
 部位を囲み治癒していくこと。 (数週間?) それでもダメな場合は手術(他の筋肉や腱を移植)しかないそう。

 リハビリを受けていた最中 半ば自暴自棄になりスタッフに弱音を吐いていた自分がいた。

 「なんでこんな時に・・  オレが・・  まだまだこれから行かなきゃならない所がいっぱいあるのに・・」

 ハッと我に帰り 即自分の思いをスタッフに伝えた。

 「風邪でも何でも今まである程度 気合いで治してきた、 なのでこれも気合いで治りますよね」  と。

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 一度切れてしまった腱は100%元には戻らない。   

 それを知って、

 50%は、、   自然治癒する、 気合いで治してみせる。    という自分。
 50%は、、   怪我と冷静に向き合い一番良い方法で治す。   という自分。   がいます。。


 今の症状・・   前は、肩より上は上がらない。  後ろは、背中から上へ動かない、 上がらない。
          (そう、 腕を上へ引き上げる腱が切れているからだそう)

 土曜から今日まで、 ジムニーのMT変更は7割方右手で行っています。 
 4速から5速に入れる時、たまに誤って3速に入ってしまいクラッチを繋いだ瞬間、 エンジンがグオーンと。 (^^;
 (左手はハンドルに添えているだけです。  安全には十分留意しています)

 ホント、 やっちまったなあ。。    ここ数年オーバーワークかなあ。。。

 今後は週一でクリニックに通い診察経過&リハビリの生活。  少し様子を見ることとします。

 (少しばかり(大いに)ショックです・・ )


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だめだこりゃ

2011年08月22日 17時21分42秒 | 徒然

 今週雨予報の静岡、長野、山梨方面を避け、 晴れマーク多い北に向かった僕でしたが・・

 それでも金・土・日はバッチリ登山。   

 しかし昨夜から今朝、 そして明日からの予報は雨、 雨、 雨。。。   


 だめだこりゃ。


 横殴りの雨と風で木々は大揺れ、 気温16℃  山の上は極寒だろうし遭難も危ぶまれる。

 そこまで危険を冒してまで登ることはなし、 仮に登頂できたとしても景色NGで楽しくも何ともない。

 “夏休み第二弾”     無理しても仕方ない、  今回はこの辺が潮時かと。

 

 ということで、   木曜夜、 青森まで一気に走り、   そして今朝、 岩手から一気に帰って来ました。

 帰宅後 温かいお風呂に入り部屋でゆっくり体を休めています。  安全無事に帰れた証拠。  幸せなひと時。。。

 またひとつふたつと宿題ができました。     それはそれは嬉しい宿題です。。
 


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最終決断

2011年08月18日 19時44分28秒 | 徒然

今週末まら始まる夏休み第二弾の山行。
  
当初予定していた地方が一週間ずっと天気悪し。
その地方周辺の山域は大体全て天候不良なようです。  (曇りか雨?)

で、 最終決断をしました。


北へ向かいます!!!


今夜、 青森まで一気に突っ走ります!!      まったね~   

って、 今、  雷スゴイんすけど・・。    


PS : 山ちゃん。  
 北アルプス最奥地縦走はいかがですか、 十分楽しんでますか、 お天気はどうですか。
 僕は大金持ち故(笑)今回は南ではなく、 東北で大金を回して来ようと思っています。
 帰りは8/26(金)を予定しています。  それまでブログはお休みになります。
 
 もう一度言います。
 僕は大金持ち故、 全日程各登山口にて車中泊で望む所存であります。 なにせ大金持ちですので。。




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