「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

防災訓練

2012年09月30日 17時36分37秒 | 徒然
 

 本日は 「佐野市総合防災訓練」 に参加してきました。    (僕の勤める会社も災害復旧活動として参加)

 本部長は佐野市長で場所は旗川河川敷。(はたがわ)   参加組織は県内在住の会社で、災害復旧全組織です。
 警察、 消防、 自衛隊、 電気、 ガス、 水道、 郵便、 NTTの各組織が20分程度の模擬訓練を行った。

 中でも圧巻だったのが消防署による火災時のデモンストレーション。  
 地上の消化活動では沈下せず、 最後はヘリコプターからの散水。   目の前で迫力ありました。

 その他、 火災時の煙体験車(←僕も中に入ったけど全然上下左右見えなく危険を感じた)、 
 合羽を着ての暴風雨体験車(これもスゴかった)、  そして婦人部による炊き出し隊もあり
 子供連れの家族には大変好評でした。 (カレーライスが人気で長蛇の列だった)

 僕も佐野市民を助けるため頑張りました!!        (山登ってるだけじゃないよ。 (^^; ) 

 昨日の新米受け取りドライブといい今日の訓練としい、  たまにはこんな週末もいいもんです。。


  防災訓練
 



新米

2012年09月29日 14時04分29秒 | 徒然

 今年も千葉在住時にお世話になった先輩宅へ新米を受け取りに行ってきました。  100%新米です。

 1年ぶりに会う先輩は元気でした。   その他、 千葉の会社の仲間たちも元気でやっているとのこと。

 「また来年来ます!」     と伝え先ほど帰宅。

 久しぶりの千葉県、  第二の故郷。      何だかホッとしました。     

 

 これで1年間 米には不自由しません。      


 PS : 明け方走っている時左手に見えた筑波山、  登っちゃおうかなーと思っちゃいました。    (^^;



木曽駒ケ岳

2012年09月22日 13時14分41秒 | 山歩き

 「木曽駒ケ岳」 

 私はこの山頂に二度立った。 いずれも戦争前で、 最初は伊那から登って木曽へ下りその次は南の越百山から
 主稜を縦走してこの山頂へ来た。 その時はすばらしい天気に恵まれて四周の展望を欲しいままにした。
 頂上と中岳の中間はお庭と称する広々した美しい原で、 そこをブラブラさまよっていると時のたつのも忘れた。

                                   深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。

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 9/20(木)   木曽駒ケ岳に登ってきました。

 今回の (も?) 紀行分はちょいと長いです。  読むのつまらない場合は即落してくださいませ。
  (2日目の行程を忘れないためにも敢えて書き残すことにした)


 水曜会社退社しそのまま高速道路へ。  (木~金はまだ取得していなかった夏季休暇)
 夜半過ぎ中央道駒ヶ根ICを下り 菅の台駐車場にて車泊。  平日の駐車場は空いていた。
 朝5時起床、 バス時間を確認、 7時10分始発。  (平日ため始発も遅め)

 6時過ぎチケット売り場に人が並び始める。  頃合いを見て自分も6時30分過ぎに並んだ。
 (チケット売り場の窓口は6時45分頃開いた)

 

 今日は人多いため臨時便を出すと言う。     「あー良かった、 これで予定より早く上に行ける」 

 臨時便、 7時5分発でした。    なんやねん。。 (笑)
 

 しらび平着。  ここでロープウェイに乗り換え一気に千畳敷まで上がる。
 

 

 駒ヶ根市街は雲の下。   遠く南アルプスの峰々が・・。
 

 千畳敷着。
 

 目の前には、、    「へイ、  カール!!」        (by 長嶋茂雄)
 

 あのカールを登り詰めて行きます。    お天気サイコーです。

 下を見れば先ほど下りたロープウェイ駅が見えます。
 

 カールを乗っ越した所に建つ宝剣山荘。     あの右手の尾根を登って行きます。
 

 中岳を過ぎれば駒ケ岳の頂上が見えます。    中腹に見えるは駒ケ岳頂上山荘。
 

 振り返ると・・    左にこの後登る宝剣岳とこれから歩く縦走路、 そして最奥に明日登る空木岳。(うつぎだけ)
 

 木曽駒ケ岳着。
 

 四方雲海のため御嶽山や北アは見えませんでした。 ここまでトップで来たため今のとこ回りには誰もいない。
 景色を楽しみしばし休憩後下山。   ぽつぽつと他者が登って来るのがわかります。

 これから登る宝剣岳。
  

 直下。   垂直壁、 鎖、 深い谷底、、   けっこう嶮しいです。
 

 足の置き場はこんな感じ。     それでもこの前の剱岳の比ではありません。
 

 しかし気を抜くと宝剣沢に真っ逆さまのため慎重に登りました。   (背中ゾクゾク箇所もあり)
 
 
 宝剣岳山頂。    
  

 下からここまで(先もずーっと)誰とも会いませんでした。  やっぱ平日登山はサイコーです。 
 右側に足をかけあのテッペン直下まで登ったのですが撮ってくれる誰も人いないので証拠写真なしです。 (笑) 

 サイトでよく見る突きだした岩の先端です。  下は数百メートル何もありません。  チョー怖かったです。
 

 正面の空木岳さん、 明日登ります。   待っててね♪    (この時は明日の展開を知るよしもなく・・)

 ちょっと下がった所で上の岩を撮りました。
 

 宝剣岳無事終了。
 

 先へ進みます。   ここからアップダウンを繰り返す気持のいい縦走路が続きます。
 

 でも、 しかし、、   雲が出てきたなあ。。   です。

 振り返ります。
 

 こんな岩場も出現します。   ある場所など左右切れている所もありました。
 

 で、 先の左手に延びる稜線に小屋が見えます。

 
 「檜尾避難小屋」(ひのきおひなんこや)    予てから泊りたかった本日の宿です。 (笑)
 

 稜線に建つかわいい小屋で、 各種サイトで見ると、 木曽駒 ~ 空木岳縦走時に泊っている方が多い。
 (その他 有人で宿泊料のかかる普通の山小屋もあるが、 自分は一度この檜尾避難小屋に泊りたかった)

 あの小屋目的に一歩づつ進みます。
 

 コース的には宝剣岳後、  極楽平、 七曲(島田娘)、 濁沢大峰、 檜尾岳へとアップダウンを繰り返します。
 このアップダウンがまた太腿四頭筋を鍛えてくれることくれること。。 (笑)    なかなかキツかった。

 今回は泊登山。   時間もたっぷりあるので景色を眺めつつゆっくりのんびり歩きました。

 檜尾岳への最後の登りです。  (この頃足パンパン)
 

 檜尾岳着。
 

 ここから空木岳への縦走コースを少しそれ、 避難小屋まで下ります。
 

 雲が出てきたなあ・・。   

 気温や風向きはまだまだ夏の様相で、 南からの湿った空気でいっぱいだった。  崩れるのかな。
 ここのところ今だに天候安定していない。  台風一過後も夏の気候気温が占めている、 そんな感じ。 

 稜線に建つかわいい小屋です。   いい感じです。   貸切りです。   (^^v
 

 ふー、、  着いたー!!
 

 先ずは水場へ向かいます。

 小屋から2分ほど下がった場所にある水場。
 

 これがまた細いのなんの。  500ml満たすのに5~7分のチョロチョロ。  (この前の飯豊よりはよかった)  
 お陰様で2.5リットル入れる間 持参のビールがよく冷えました。 (爆)

 水場全景。   
 

 上には小屋があるし勿論トイレもあります。   んんっ ???      ハイ、 水は貴重ですけん。

 小屋に戻ってベッドメイキング完了!
 
  (雨風凌げて居心地抜群の小屋。  しかも貸切り状態で言うことなし。  避難小屋泊にハマリそ)

 で、 独り宴会開始。     (まずは第一ラウンド)
 

 木曽駒ケ岳、 宝剣岳にカンパーイ!!    (ガスで見えないけど)
 

 明るいうちから飲むビール、   もっ、 サイコー!!      日本一の居酒屋です。  (^^v

 下界の駒ヶ根市街が見えてきました。
 

 ズーム。   
  

 そして目の前には空木岳がドーンと。。      (しかし怪しい雲)
 

 外は寒くなってきた(薄でのダウン着てても)ので小屋に入り 第二ラウンド開始のゴングを鳴らしました。
 

 また外に出て(なにやっとんねん)景色を眺めます。   (することないのでこの繰り返し)

 
 今日登った千畳敷カール、 木曽駒ケ岳、 宝剣岳が顔を出してくれました。
 

 

 なかでもこの宝剣岳は、 中央高速駒ヶ根IC周辺から見上げるとオベリスクのように尖った剣先が見えます。

 こちら明日登る予定の空木岳。
 

 風が完全に南風に変わりました。 雲が左から右手に稜線を越えていきます。  (普通は逆吹き)
 明日は崩れるかも、  ですね。。

 

 先ほど到着した同宿者と立ち話です。

  
 お若い夫婦連れで仲良さそうなお二人です。  この後お互いの山行、 危険個所や時間等情報交換をしました。
 聞けば北アはほぼコンプリート、 南アは先週ガッツリ歩いて来たと。 そしてやはり冬は八ヶ岳に出没するそう。 
 静かで優しい話し方といい行く山域といい、 完全に意気投合しました。 やはり一人より同宿者がいた方が安心だし。

 「山、 いいですよねー」  って言ってました。     感じのいいご主人と快活で綺麗な奥さまです。

 

 ムム、、   こりゃあ明日は本当にヤバイかも・・。      (第3ラウンドはホットウィスキーで)

 おやすみなさい。

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 9/21(金)

 おはようございます。      目の前に空木岳がドーンと  ・・見えない。    あちゃー  です。

 

 4時起床。  外は暴風雨。     

 って言うか起きる前から気付いていた。
 昨夜は夜半過ぎから凄い強風で小屋の扉がガタンガタンと音を立てうるさかった。  
 
 「外の天気はどうなっているんだろう」   夜中、 そんな音を聞きながらウトウトしながら考えていた。

 で、 前出のまだ真っ暗な4時起床。 
  
 例の若夫婦は準備を整えこの悪天候(出た時は少しマシ)の中出て行った。  僕は少し様子をみることにした。
  
 そのうち強風の中 小屋を叩きつける雨音が聞こえるようになってきた。 風の音もゴーっと凄いことになってきた。

 先ほど出撃していった若夫婦が心配で外を見る。  ヘッデンが遠く檜尾岳近くの斜面をチラチラ照らしながら動いているのが
 暗闇の中でもわかる。   これは引き返して来た方がいい、 上の稜線に出たらもっと凄いことになっているゾ、
 と思った。  (この暴風雨の中進めば遭難確実?  風雨を長時間モロに受け低体温症になり、 が頭をよぎる)

 そんな心配をしている時に小屋の扉がガラガラと開いた。

 「すみません、 戻って来ました」                と若夫婦。      
 「よかったよかった、 心配したよ、 戻ってきて正解」      と僕。

 お互い熟考。  若夫婦は明日の天候回復を期待しこの小屋に停滞するそう。
 (ネットで天気予報を確認してた  ←auは立つ場所により電波OK、 僕のドコモは完全にアウト)

 僕の考えはこの天候の中 空木岳まで4時間は絶対絶えられない、 120%遭難確実?  (最悪凍死?)
 明日天候回復する保障は何もない。  (現にこの2日間は天気晴れだったからここに来た、 しかし現実はこれ)

 なにより本日中に下山しないと家族が心配する。 (当初の予定は今日空木に登り池山尾根を下り菅の台BTに戻る計画)
 
 もう何も迷う必要はなし。      「自分はこの檜尾尾根を下ります」   と伝えた。  

 そう、 敗退撤退決定。    しかし遭難する確立は確実に減った。

 で、 前出の8時1分の写真となる。     上記のことを若夫婦と検討話し合っている頃の景色。
 

 湯を沸かし飲み、 カロリーメイトとチョコパンを食べ、 飴玉を口に入れ身体を十分に温めてから下山開始。

 若夫婦と冬の八ヶ岳再会を約束し別れた。   「お世話になりました」  「気を付けて!」  が最後の会話。

 かろうじて撮れた1枚。  体が飛ばされそうなほどの風、 そして横殴りの雨。 (少しだけ小屋が見えた)
 

 この尾根下りは勿論頭に無かった。  
 登山計画書作成段階(毎回メールで県警本部へ事前送付)でエスケープルートとして見逃してしまった僕のミス。  
 なのでどんな尾根なのか皆目見当もつかない。  細い線だし各サイトでもこの道利用している登山者いないしで。

 ただ地図を見る限り千畳敷BTと菅の台BTのほぼ中間地点の “檜尾バス停” までつながっている。
 そしてコースタイムは4時間強と記されている。  しかし今は登山者あまり使わなくなり荒廃気味とも。

 「焦らず慎重に下ろう」   を心がけた。

 薄らと先が見える時がある。    あの中へ突っ込みます、 それしか進む道はなし。
 

 これはまだいい方でほぼ視界ゼロ。   今歩いている細い道を逃さず捉えて行くしかない。
 そのうち段々と樹林帯に入り風が遮られ視界も良くなってきた。    ホッと一安心。

 こんな木を撮ったり・・       (でもこの辺ヤブ漕ぎ長し)
 

 中間地点の 赤沢の頭 (あかさわのかしら) で休憩したりで 少々余裕が出てきた?
 

 でもこのコースとてもハードだった。  しかも今日の天候では登って来る人絶対にいないハズ。   
 しかも後ろも絶対来ない。  それは僕自身が一番よく知っている。   ハハ・・。

 「これは絶対に怪我事故起こしてはいけない」    と改めて誓った。

 少し人の手の入った道が出てくるようになった。   
 

 ここまで細い尾根通しの道や獣道らしき道、 太い大木が倒れていてどうにこうにも先に進めず大回りをした場所、
 ガスで視界不良、 雨で泥泥滑る道、 笹漕ぎ、 orz。  僕の今のスキルでは限界に近いような道だった。

 チョー怖かったっス。。   

 頭に思い浮かべたのは下山後こまくさの湯に入りソースかつ丼を食べること!  それを目的に歩き続けた。 (爆)

 で、 やっと登山口着。   無事下山できました!!
 
  (なるほど、 場所と登山口のイメージから、 こんなコースの途中から登る人少ないだろうと理解した)

 コースタイム4時間強のところ少々飛ばし気味(焦らずと思っても心のどこかで焦っていた?)に下りて2時間半。
 
 太腿四頭筋くん ありがとう!

 この後展開よろしく、  合羽を脱いでいたらちょうど上から (しらび平) バスが下りてきた。
 手を上げ無理やり (?) バスに停まってもらった。 (本来のバス停はもう少し下の檜尾橋にある檜尾バス停)

 こんな辺鄙な所でバスを停め雨に濡れ泥だらけの僕の体裁を皆さん見て見ぬフリをしてた顔を見逃さなかった。
 (僕と関わりたくないような、 そんな冷たい視線を感じました。。 (苦笑) )

 そして地上の人となる。       イエイ  (^^v
 

 バスの中はさっきの悪戦苦闘の風をよそに、 皆さん至極普通の会話をしながら観光を楽しむ空気に包まれていた。

 
 「さっきのあの緊張状態って何だったんだろう・・。   夢か幻か!? 」

 そしてあっちゅー間に菅の台BT着。
 

 いやあ、  今回は本当にお疲れ様でした。。
 

 んで、、    待望の・・・
 

 右、 左、 どっちかな?
 

 むほほ~     僕は約束を絶対に守ります!   (何のこっちゃ)
 

 下界は普通に時が流れていました。    こんな平々凡々さがいいですネ。    改めて実感できました。

 以上です!

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 横浜の若夫婦さま。 
   
  その節はいろいろお世話になりました。 短い時間でしたがとても楽しかったです。  
  その後の行程はいかがでしたか。  八ヶ岳で再会しましょう!!

 Special Thanks  For   山ちゃん、 柏原新道Mさん。
  下山後の心強い励ましメール、 心に沁み入りました。   ありがとうござました。
  仲間っていいもんです。。


 【後記】

 今回の山行は天候の崩れに対する判断と、 その後の行動をどうすべきか悩んだ。  
 あの場面で一人だったらパニクって違った回答を選択していたかもしれない。 (同宿者に感謝)
 実に紙一重だった?   生と死の境目。   大袈裟かもしれないがそんな感じがする。

 「せっかくここまで来たのだから、空木岳直下に小屋がある、あそこまで行けば・・  
   or  この天候じゃ無理だから下山しよう  or  天候回復まで避難小屋で停滞」 

 一人だったら難しい判断を迫られていた?  かもです。 

 (でもあの天候なら迷わず後者。  小屋停滞案は予備食料と天候回復の根拠が今イチ不安。
  今回の下山判断はガスの流れと樹林帯突入後の風雨を遮る事が最大の決定力だった)

 この体験を基に今後の山行に生かしていこう。

 「山は逃げない」      

 またソースかつ丼食べに行くか。    嬉しい宿題ができました。。  


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羊蹄山

2012年09月18日 06時47分09秒 | 山歩き

 「羊蹄山」     (後方羊蹄山(しりべしやま)、 マッカリ・ヌプリ)

 この山を単に羊蹄山と略して呼ぶことに私は強く反対する。 古く『日本書紀』斉明朝五年(659年)にすでに
 後方羊蹄山と記された歴史的な名前である。 後方羊蹄山の後方を “しりへ” (すなわちウシロの意味) 、
 羊蹄を “し” と読ませたのである。
 (マッカリ・ヌプリ = 川(真狩川)の上の山)
                                   深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。

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 当初予定していた南地方の山が台風の影響でNGだと早々にキャンセルし、180度反対の北に渡りました。
 北海道は若い時からくまなく走っているので、 場所の方向や街の雰囲気、 道は分かっています。
 
 4年ぶりに渡りました、 と言っても今回はトンボ帰りですが・・。  (函館は過去数回来ているので今回は観光無し)

 自分の旅スタイルから掛け離れた走りで渡りました。  
 今回の渡道は少ない休日と時間、 予算を考えた結果の行程となった。
 (ホントはあまり好きじゃない高速一気走り、 フェリーで渡りその日のうちに登頂往復帰宅)

 そんな行程ではあるが これも今後の北海道百名山の残山を考えたこと。 

 9/15(土)  
  午前中に家事を済ませたあと出発。  ラジオで東北道渋滞を聴いたので矢板まで下道で。          
  結局下道も鹿沼市で時間がかかってしまい、 これじゃ素直に高速渋滞で並んでいた方が早かったと後悔。(爆)
  21時前青森着。 22時15発のフェリーで函館へ。

  真っ暗な甲板に出て 津軽海峡秋景色~♪  はーるばる来たぜシャケ茶漬け~♪   を口ずさんだのは言うまでもない。

 9/16(日)
  1時55分函館着。 真夜中でもここからは知った道、懐かしい道。 大沼、長万部を過ぎ登山口がある真狩へ。
   (北海道の国道は全車100キロペース。しかも夜中なのでその比ではなく、80キロのジムニーは煽られ煽られ(怖))
  6時前登山口着、 小雨。  準備を済ませしばし空を眺める。  明るくなってきて雨上がりそう。

 

 登山口までは真狩キャンプ場の中を抜けて行く。  
 さすが北海道のキャンプ場、 内地のそれとは規模が全然違う。 (隣人とのスペースが段違い)

 
  (懐かしいカリーナが停まってました)

 登山口です。
 

 道は雨で沢のようになってます。  
 他者は駐車場で様子見のため、 またしてもトップ賞で登山開始。   熊出ませんように・・。

 

 標識がしっかりとあり道も1本道のため迷うことはありません。  (9合目まであり)
 

 ただし辺り一面ガスガスで景色は無し。(笑)  

 少々晴れてきた??
 

 深い笹道を抜けたあとも森林地帯を登っていきます。
 

 森林限界を過ぎて火山特有のザレた道(1歩進んで2歩下がる)を必死の思いで登り切ればお釜に到着。
 

 当然何も見えませんでした・・。    予想はしてたけど、、 です。 (泣)

 右に行き山頂を目指しました。  ここから岩場を越して行きます。 際どい場所もあるため気を抜けません。
 風も強く回り誰もいないため安全に注意し 一歩づつ慎重に登りました。  それにしても景色が・・。

 あの岩場を越えます。   ここが核心部だった?    両脇は切れている。
 

 いくつもの岩場を過ぎて(面白い)やっと山頂着。  晴れ間を期待し30分くらい粘ったが視界ゼロ。

 やっと登ってきた他者に撮ってもらいました。   
 

 標柱の後ろにお釜がドーンと見えますねー    って、、 ???  

 そろそろ下ります。 
 

 核心を抜け来た道をピストンです。
 
 少しだけ下界が見えました。     真狩の町です。
 

 昔泊った真狩YHが懐かしく思えます。   まさかあの時に見た羊蹄山を登ることになろうとは、 です。

 無事下山。
 

 ラピュタ雲がなかなか取れない羊蹄山。
 

 キャンプ場は広く、 皆さん気持ち良さそうでした。

 以上です!



ドライブ

2012年09月17日 08時41分28秒 | 徒然

 この3連休を利用して長距離ドライブをしてきました。

 最近あまり遠出していなかったので久しぶりに  「走ったー!」  っと思える走りができました。

 場所は、、   僕が一番好きな場所、   北の大地、 北海道です。

 18歳の時バイクツーリングで渡ったときから数えて今回で26回目の渡道となりました。

 
 いつ来ても北海道は素晴らしい、 何回来ても飽きません、 あの真っすぐな道。  ファントゥドライヴです。

 渡ったついでと言っちゃなんですが、  一山登ってきました。    

 今回の山行はドライブが目的という切り口で進めてみました。 (笑)

 こうして0泊3日の旅が無事終了。     

 なんだか北海道日帰りをしたような気分です。

  (睡眠時間は3日間でフェリー中の5時間くらい。  ←賛否両論)

 山行の詳細は別途。  


  ドライブ
 


 ほいじゃあ、  お休みなさい。。         ・・ 明日は会社じゃけん。     

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飯豊山  Vol.2

2012年09月12日 21時42分55秒 | 山歩き

 9/8(土)  2日目です。    晴れ。

 朝3時起床。  

 下の階で寝ている人たちに迷惑のならぬよう、 抜き差し足で階下に下り外に出て天気確認&トイレ。
 この時間強風が吹き荒れていた。   テント泊でなくてよかったと思いました。

 小屋に戻りしばし休憩。 4時頃にわかに階下が騒がしくなってきた。
 昨夜の4人組団体がもう普通の声(音量)で喋りだした。  まだ寝ている人いるのに。。

 簡単な朝食を済ませ明るくなった5時前に本山避難小屋を後にした。

 お世話になりました。   お陰さまで疲れが取れました。
 

 飯豊山と大日岳にお別れの挨拶を済ませ・・。
 

 テント場を過ぎた頃 本山避難小屋を振り返り見る。   「また来るよ」
 

 アサー!!      空気が澄んでいて気持ちよかったです。
 

 御秘所の岩場を登る登山者たち。
 
 昨夜は切合小屋に泊り、 本日飯豊山往復するそう。

 おはようございます。  今日安全無事に下山します!
 

 ついつい振り返ってしまいます。    それほどまでに良い稜線と山行だった。
 

 もちろん先もしっかり見ます。   会津盆地と磐梯山。
 

 じっくり三国小屋で休憩(最後の水分補給)した後、 慎重に剣ヶ峰を下り水場へ向かう。
 この辺りから沢入Cから今朝登って来た人たちとすれ違うようになる。 水場等情報の共有化を図った。

 待ちに待った水場着。   たっぷり飲みました!!   (^^v
 
 切合小屋番の人としばし歓談。   今日は生卵を上げる言っていた。    頭が下がります。

 東北の山はブナがよく合う。
 

 そして無事下山。   昨日の朝は真っ暗だった場所。
 

 本当のお疲れさまでした!
 

 
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 「飯豊山」    

  奥深くじっく歩くことができました。  数年来の目的がた達成できたことに感謝です。
  バイクツーリングの時に大峠越えした後に見える飯豊山、 喜多方ラーメン後に見える飯豊山、
  会津野YHから見える飯豊山と磐梯山、 様々な場所から見える山脈、 飯豊山。


  再度言わせていただきます。


  飯豊はいいで~~~   

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飯豊山  Vol.1

2012年09月10日 23時27分56秒 | 山歩き

 「飯豊山」 

 飯豊が信仰の山となったのは、 米沢盆地や会津盆地から、 越後の平野から、 遥かに望まれる高峰だったからであろう。
 東北では鳥海山に次ぐ高さを持っている。 しかし奥の方に存在する山であるから普通の旅行者が
 この山を眼で捕えるのは難しい。
                                深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。

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 9/7(金) ~ 8(土)    飯豊山に登ってきました。    飯豊山は奥深かったです。


 9/6(木)  仕事を終え、そのまま福島県山都(やまと)の飯豊の湯の駐車場で車中泊。

 9/7(金)  沢入地区奥の林道先の御沢キャンプ場にクルマを置き、 5時 登山開始。

 この時間真っ暗闇でチョー怖かったっス。     あの真っ暗闇に突っ込みます。
 
  (写真はストロボ撮影です。   ストロボ無かったらこの時間の森は真っ暗です)

 しばらく林道を歩き本当の登山口着、 そこからいきなりの急登となった。
 下十五里、 中十五里、 上十五里を汗だくで登り水場で休憩。

 

 こんな道を登って行きます。    (雨が降れば一気に流れ落ちる雨水の通り道)
 

 ここの水は冷たくておいしかった。    2リットル補給した。
  
 (これが最後の水場になることはこの時点では知るよしもなかった)

 やっと開けた場所に出た。   右の稜線を越えて行く。   まだ飯豊本山は見えてはいない。
 

 後ろを振り返る。     雲海(雲海下は喜多方、会津若松)の先に会津磐梯山が見えている。
 

 前を見ればこれから登る剣ケ峰が・・。    鎖もありヤセ尾根で結構危険な岩場でした。
 

 

 こんな尾根を登って来ました。
 

 ちょっと登って最初の避難小屋の三国避難小屋着。(勿論無人)    5分休憩。
 

 先へ進みます。

 で、 登ってきた稜線です。   中央が三国避難小屋。
 

 ここから岩場、 草むら、 灌木、 切れ落ち箇所ありの稜線を越えて行きます。
 しばらく行くと二番目の小屋、  切合小屋着。(きりあわせこや)  ここの水場(沢)は枯れていてダメでした。
 それでも喉カラカラだったため小屋前にあった雨水を溜めた容器(中に虫の死骸あり)の水の上っ面を手ですくい飲みました。

 旨かったー!!  (爆)         (持参の水残量は1.5リットルだったので なるべく温存したかった)

 切合小屋。
 

 あぢー!       寝不足もあってか今日の暑さは辛かった。。
 

 この斜面、 これがなかなかきつかったです。
 

 コースは、、   草履塚 ~ 姥権現 ~ 御秘所という場所を過ぎ飯豊本山を目指します。

 悲しい伝説が残る有名な姥権現。
 

 御秘所の岩場。    右側は数百メートル? スッパリ切れ落ちている。
 

 振り返ります。    左奥の尾根をずーっと歩いてきました。
 

 斜面を乗っ越すと・・   やっと本山(ほんざん)避難小屋が見えてきた。   
 
  手前の広場が一ノ王子という場所でキャンプ可能な場所。 (飯豊山は国立公園のため基本的にはキャンプ不可)

 本山避難小屋。
 

 この小屋の裏手(北西方面)に飯豊本山頂上があります。 

 飯豊本山頂上です!!
 

 

 本当はこの先にある御西(おにし)避難小屋まで行き、その先の大日岳を往復し御西避難小屋泊が本日の目標でした。

 がしかーし!!   今日は本当にバテた & 頭上はにわかに曇ってきて今にも雷雨になりそうな雲行き。
 なので時間的には早いが大日岳は諦め、 ここ、 本山避難小屋に泊ることにしました。

 小屋は今のところ僕一人。 きっと今日は人数少ない?(or 僕一人?)を予測し、 大きなスペースを使いました。

 小屋前で持参のビールで大日岳と飯豊本山に一人カンパーイ♪   「東北にチカラを!」  に惚れ買った。
 

 本日の宿泊場所はここにして大正解でした。    
 
 遥か下には会津盆地、そして先には磐梯山が見える絶好のポジション。

 喜多方市街ズーム。    私の勤める会社のビル(喜多方ビル)が見えました。
 
  てぇことは、、    近くにおいしいラーメン屋があるハズ。

 またまた大日岳と飯豊本山を眺めます。   この場所に1時間はいました。
 

 ゆっくり休んだので体の疲れが取れ、 とてもいい気分になりました。

 本日の寝床です。 (笑)      週末以外管理人不在のため僕一人貸切りです。 (^^v
 

 ここ飯豊山は本当に奥深い場所に立つため、殆んどの登山者は避難小屋泊りです。
 無理すれば日帰りも可能だがせっかくここまで来たのだから小屋泊し大絶景を眺める贅沢さを味わうべきです。
 (下界からはこの景色は見られない、 ここにいる者だけの特権)

 日本海に陽が沈みます。
 

 日本海ズーム。     場所どの辺りかなー、  新潟港辺りかな?     
 

 待ちに待った夕食です。      でへへ~   (^^v
 
 水の使い方を熟考。 ラーメンはスープ半分したため味濃かったー。  明日の下山途中まで約1リットルで過ごさねば・・。

 結局小屋は全員で8名になりました。   そのうちの4名は団体のため例の如く騒がしかったです。 
 いつも団体は大方そう。  自分たちの声の大きさや話題(今この場所で話さなくてもいい下界の話題等)、
 スペースの使い方等、 人数になるとルール、 マナーは忘れ去られるものなかねぇ。
 (翌朝 他単独行の方が、 昨夜はうるさかったねー  と漏らしていた)

 食後外に出て夕陽を心いくまで眺めました。
 

 

 やっぱりこの小屋泊にして正解でした。

 18:30過ぎ、 既に小屋の中は真っ暗。      することもないのでね・・  おやすみなさい。。 


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 水場 ・・   最初の水場しか出ていなかった。   切合小屋、本山小屋共ダメだった。 
 小屋 ・・   避難小屋ため無料、 基本管理人いない(土日のみ上がってくる)、 電気なし、 板の間ザコ寝。
 コース ・・  深く長かった、 最初の急登でバテた。  以降、気温と水の無さによる脱水症状?のためいつになくバテた。 
          (数回吐きそうになった、 足が上がらなく倒れ込みそうになった、 他)




 

 

お約束だぜぃ

2012年09月08日 14時53分04秒 | 山歩き


    
      飯豊は、 いいで~♪          すまぬ。



 9/7(金) ~ 8(土)    一泊で飯豊山に登ってきました。

 先ずはいつものようにダイジェスト版で。。


  飯豊山頂。
 

  もっ、  サイコー!!
 

  日本海に沈む夕日。    言うことなし!!!      (左、 飯豊連峰最高峰、 大日岳)
 

  で、 今朝。
 

 満を持して登ってきました。   百名山、 東北編の最後は飯豊山と決めていました。  
 (本当は3泊くらいかけて縦走したかったのですがそれはまたの機会に)

 飯豊山は奥深かったです。   

 この前の大朝日岳といい、 東北の山は奥深く 人も全然いなく 静かでじっくり歩けました。

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 明日仕事のため早々に帰ってきました。   

 これから体を休めます。。。


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天候不順

2012年09月04日 21時50分54秒 | 徒然

 夏から秋へと変わりゆく時期。   

 ここのところ毎日雷豪雨が続いている。

 山もしかり。

 週末の天気予報を日々確認し行く場所を決めている。

 最近は残り少ない百名山のため向かう山は限られてしまう。

 要は、、  “0か1”   それしかない。    

 東北の山か、  中央アルプスの山か、、     現在その二者選択しかない。

 (以前は未登頂の山ばかりだったため選択肢はいくらでもあった)

 ああ、 今週もキャンセルなのかなー    

 安全第一の観点からすれば最善の選択結果なのだが、、   んー  悶々・・   問責決議案。。 

 なんじゃそりゃ。    


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滑落事故

2012年09月03日 23時13分59秒 | 徒然

 数日前、 剱岳の下山ルートである 「カニのヨコバイ」 で滑落事故があった。
 各種サイトやヤマレコでも数多くの方が指摘している箇所、 “最初の一歩”  の箇所だそう。

 確かにあの箇所は危険だった。   

 両手で鎖を掴みながら見えない足元の最初の足がかりを探りながら、 そう、 探りながら感覚で足を着いた。
 最初の足がかりまで確実に着地するまで鎖は絶対に離さない。  (着地前に鎖を離したら即アウト!)

 それ以降は水平に付いた(切られた?)幅10cmほどのいわゆる棚に足を置けば安全な場所まで移動できる。
 私自身つい先日その場所を通過したばかりだ。  なので鮮明に覚えているし事故の光景も想定できる。

 その方は剱岳に数回登られていた方だったそう。    慣れか、  単なる事故か詳細は不明。

 単独行ならセルフビレイ、 パーティーならアンザイレンか人数多ければ相応のロープ接続確保か・・。 
 そんな自分もそこまでの装備やスキルは持ち合わせていない。  今回の事故者も同じであったであろうと推測する。

 「岩山 = 危険」  ではなくて危険はどこにでも潜んでいる。  
 今回の事故事例を教訓により一層安全意識を高めていこうと思う。


 亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。