家事から解放された本日、 那須岳へ登って来ました。
那須がそれほど昔から有名になったのも、関東から寂しい奥州路に入る口に当っていたからであろう。
(略)東北本線の西那須野から黒磯あたりまで、その広漠たる原が続く。山の好きな者にとっては、
その果てに並び立った山の姿から眼が離せない。
深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。
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台風も去り今日は朝からいいお天気の予報。 ならばと県内にある百名山を登ってきました。
小学生の時はロープウェイを利用しで茶臼岳往復のみ。 なので今回が本当の那須岳登頂です。
那須岳といっても連山の総称で、 “茶臼岳、 朝日岳、 三本槍岳” を合わせて那須岳(連山)と言っています。
県内登山は移動が楽チンでした。 朝3時起床、 4時出発、 登山口駐車場5時30着、 6時出発。
登山口周辺は天気良かったが風が強い。 ここ那須岳は地形が影響しているのかスゴイ強風で有名である。
上は風が強そうだ。 なので今回の服装はちょっと多めに着てきた。
登山口。 後ろ振り返り。

やっぱり風が出てきた、稜線は大丈夫かな? 避難小屋着。 空・・ ヤバイ?

避難小屋から右手(北方面)に行き、 急峻な剣が峰の登りになる。
稜線に出たとたん福島側からスゴイ強風で立っているのがやっと。 耐風姿勢でジリジりと前へ進む。
それにしても寒い。。
この辺は反対側(左から右への落ち込み)へ飛ばされないよう姿勢を低くして歩いていた。

剣が峰の左側(西側)の鎖場を巻き、 朝日岳への分岐に出た。 ガスで一面真っ白。
ガスガスの朝日岳頂上。 強風で風上に立つと目が痛いのでそそくさと退散。 鳥居の向こうは断崖絶壁。

清水平。 初夏は花が綺麗で素晴らしい。 色着いたナナカマド。 秋の山行って静かで好きです。

三本槍岳頂上。 スゴイ強風と寒さで鼻の中がツーンと痛い。 温度計5℃。(強風だから体感はもう少し低い?)

10分くらいねばったが晴れそうにないので下山開始。
さっきの木道を上から見る。 強風とガスガスの三本槍へ突っ込むパーティー

紅葉にはまだ早った(例年より遅い?)ようだ。 登り返し後の1900峰で出会ったパーティーと雑談。
「スゴイ風ですねー、 そうですねー、 頂上は? 全然ダメでした」 と。。
それでも心なしかガスが晴れてきた感じだ。 もう少しすれば晴れ間が見えてくるかな。
三本槍岳側から南方面を望む。 ガスが晴れてきた。 (これから向かう方向)
左側が今朝登った朝日岳、 そして右奥がこれから登る茶臼岳。


(右手前はスゴイ落ち込み、 活火山の岩肌で草木等一切無し)
唯一の鎖場。 (帰り) 核心部はここだけ。 でも右側はジェットスライダーが谷底まで・・。

(剣が峰の西面をトラする形で鎖場がある。 ガスで濡れた岩場が滑るので注意して進む)
避難小屋がある稜線まで戻ってきました。 先ほどの強風は収まっていた。 左上が茶臼岳。

この時間避難小屋前は老若男女スゴイ数。 そんな人混みを避け離れた場所で休憩後茶臼岳へアタック!
この辺からはハイキング。 子供さんもチラホラ登っている。 時折渋滞に巻き込まれスピードダウン。
ま、 焦らずゆっくり行きましょう。 下界は那須の街並みが見え綺麗だった。
後ろを振り返る・・ 下に避難小屋と手前に火山ガスの拭き出し、 遠く左が三本槍、 右奥が朝日岳。

茶臼岳頂上にあった鳥居。 ここは神聖な場所でした。
この辺一帯は硫黄の匂いが満ちていた。 んんっ? 何の匂いだって?? (笑)
茶臼岳頂上。

人でいっぱい。 ちょっと隙を見てパチリ。 そそくさと頂上から立ち去り空いた場所で休憩。

噴煙ガスと大黒屋(山小屋)へ続く山道。 紅葉時、ゆっくりと一泊で廻るものいいかもね。
火口をグルッと一周。 (火口と茶臼岳頂上) ね、 ハイキングでしょ??

(信じらんなーい♪(笑) 僕のいで立ちはここでは浮いていた。 でも本当はこの人たちの装備が大間違いです)
Gパン、 くるぶしの出た短い靴下、 勿論スニーカー、 そして・・ 茶臼岳 “だけ” に全員 “臼い” 茶髪。
(オヤジギャグ分かった? & 髪色は関係なかったね。 ごめんね、ごめんね~ ここ栃木なもんで (^^; )
「山をなめたらいかんぜよ」 って、 言えなかったぜよ。
わしゃあ、、 竜馬のようにはなれんかったぜよ。 (何のこっちゃ)
今日はハイキンキグでルンルン♪ まいいか。 きっとそのうちに学ぶでしょう。 or 山、やらないでしょう。。
下山中です。 目の前は朝日岳と三本槍、 後ろには茶臼岳。 壮観なり。

避難小屋の前はさっきにも増してスゴイことになっていました。 とても休む気になれません。
どこぞの団体さん40名近くが我がもの顔で占領していました。 (他の方もあの横暴振りにはあっけにとられていた)
なので下ります。 下奥には那須の街。 道傍のすすきが風にそよぎ、 秋を感じることができました。

10:50 無事下山完了。
毎回ペットボトルに水2リットル持参です。 それで頭を洗い体を拭き拭き♪ 色男に戻ってから帰途に就きます。 (爆)
「ふぅ~ と一息。。 今回もまた気持のいい山行ができました。。。 」
13時過ぎ、 無事帰着完了です。

家から近いっていいね!! を実感。 北アってスゴイ遠かったのね。。。
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登り) コースタイム4時間。 僕2時間30分。
下り) コースタイム3時間。 僕2時間。 (休憩全20分)
今日はトレニングも兼ねてザックに水5リットル詰めて登った。 (内飲み水2リットル)
この山はあまり標高差がなく、 加えて危険な場所もあまり無かったのであえて飛ばしてみた。
是非を問われるかもしれないが、 いいトレーニングにもなりました。
(危険個所は十分に注意して歩き、 行動食や水分も適宜摂取した)
“山で使う筋力体力は、 忘れないうち(衰えないうちに)に山で育てる” が僕のモットーです。
危険個所の歩き、 これからの季節、風や寒さ対策(服装も)、、 結果安全につながると信じています。
「勘が鈍らないように・・」
那須がそれほど昔から有名になったのも、関東から寂しい奥州路に入る口に当っていたからであろう。
(略)東北本線の西那須野から黒磯あたりまで、その広漠たる原が続く。山の好きな者にとっては、
その果てに並び立った山の姿から眼が離せない。
深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。
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台風も去り今日は朝からいいお天気の予報。 ならばと県内にある百名山を登ってきました。
小学生の時はロープウェイを利用しで茶臼岳往復のみ。 なので今回が本当の那須岳登頂です。
那須岳といっても連山の総称で、 “茶臼岳、 朝日岳、 三本槍岳” を合わせて那須岳(連山)と言っています。
県内登山は移動が楽チンでした。 朝3時起床、 4時出発、 登山口駐車場5時30着、 6時出発。
登山口周辺は天気良かったが風が強い。 ここ那須岳は地形が影響しているのかスゴイ強風で有名である。
上は風が強そうだ。 なので今回の服装はちょっと多めに着てきた。
登山口。 後ろ振り返り。


やっぱり風が出てきた、稜線は大丈夫かな? 避難小屋着。 空・・ ヤバイ?


避難小屋から右手(北方面)に行き、 急峻な剣が峰の登りになる。
稜線に出たとたん福島側からスゴイ強風で立っているのがやっと。 耐風姿勢でジリジりと前へ進む。
それにしても寒い。。
この辺は反対側(左から右への落ち込み)へ飛ばされないよう姿勢を低くして歩いていた。


剣が峰の左側(西側)の鎖場を巻き、 朝日岳への分岐に出た。 ガスで一面真っ白。

ガスガスの朝日岳頂上。 強風で風上に立つと目が痛いのでそそくさと退散。 鳥居の向こうは断崖絶壁。

清水平。 初夏は花が綺麗で素晴らしい。 色着いたナナカマド。 秋の山行って静かで好きです。


三本槍岳頂上。 スゴイ強風と寒さで鼻の中がツーンと痛い。 温度計5℃。(強風だから体感はもう少し低い?)

10分くらいねばったが晴れそうにないので下山開始。

さっきの木道を上から見る。 強風とガスガスの三本槍へ突っ込むパーティー


紅葉にはまだ早った(例年より遅い?)ようだ。 登り返し後の1900峰で出会ったパーティーと雑談。
「スゴイ風ですねー、 そうですねー、 頂上は? 全然ダメでした」 と。。
それでも心なしかガスが晴れてきた感じだ。 もう少しすれば晴れ間が見えてくるかな。
三本槍岳側から南方面を望む。 ガスが晴れてきた。 (これから向かう方向)
左側が今朝登った朝日岳、 そして右奥がこれから登る茶臼岳。


(右手前はスゴイ落ち込み、 活火山の岩肌で草木等一切無し)
唯一の鎖場。 (帰り) 核心部はここだけ。 でも右側はジェットスライダーが谷底まで・・。


(剣が峰の西面をトラする形で鎖場がある。 ガスで濡れた岩場が滑るので注意して進む)
避難小屋がある稜線まで戻ってきました。 先ほどの強風は収まっていた。 左上が茶臼岳。


この時間避難小屋前は老若男女スゴイ数。 そんな人混みを避け離れた場所で休憩後茶臼岳へアタック!
この辺からはハイキング。 子供さんもチラホラ登っている。 時折渋滞に巻き込まれスピードダウン。
ま、 焦らずゆっくり行きましょう。 下界は那須の街並みが見え綺麗だった。
後ろを振り返る・・ 下に避難小屋と手前に火山ガスの拭き出し、 遠く左が三本槍、 右奥が朝日岳。


茶臼岳頂上にあった鳥居。 ここは神聖な場所でした。
この辺一帯は硫黄の匂いが満ちていた。 んんっ? 何の匂いだって?? (笑)
茶臼岳頂上。

人でいっぱい。 ちょっと隙を見てパチリ。 そそくさと頂上から立ち去り空いた場所で休憩。


噴煙ガスと大黒屋(山小屋)へ続く山道。 紅葉時、ゆっくりと一泊で廻るものいいかもね。
火口をグルッと一周。 (火口と茶臼岳頂上) ね、 ハイキングでしょ??


(信じらんなーい♪(笑) 僕のいで立ちはここでは浮いていた。 でも本当はこの人たちの装備が大間違いです)
Gパン、 くるぶしの出た短い靴下、 勿論スニーカー、 そして・・ 茶臼岳 “だけ” に全員 “臼い” 茶髪。
(オヤジギャグ分かった? & 髪色は関係なかったね。 ごめんね、ごめんね~ ここ栃木なもんで (^^; )
「山をなめたらいかんぜよ」 って、 言えなかったぜよ。
わしゃあ、、 竜馬のようにはなれんかったぜよ。 (何のこっちゃ)
今日はハイキンキグでルンルン♪ まいいか。 きっとそのうちに学ぶでしょう。 or 山、やらないでしょう。。
下山中です。 目の前は朝日岳と三本槍、 後ろには茶臼岳。 壮観なり。


避難小屋の前はさっきにも増してスゴイことになっていました。 とても休む気になれません。
どこぞの団体さん40名近くが我がもの顔で占領していました。 (他の方もあの横暴振りにはあっけにとられていた)
なので下ります。 下奥には那須の街。 道傍のすすきが風にそよぎ、 秋を感じることができました。


10:50 無事下山完了。
毎回ペットボトルに水2リットル持参です。 それで頭を洗い体を拭き拭き♪ 色男に戻ってから帰途に就きます。 (爆)
「ふぅ~ と一息。。 今回もまた気持のいい山行ができました。。。 」
13時過ぎ、 無事帰着完了です。

家から近いっていいね!! を実感。 北アってスゴイ遠かったのね。。。
-----------------------------
登り) コースタイム4時間。 僕2時間30分。
下り) コースタイム3時間。 僕2時間。 (休憩全20分)
今日はトレニングも兼ねてザックに水5リットル詰めて登った。 (内飲み水2リットル)
この山はあまり標高差がなく、 加えて危険な場所もあまり無かったのであえて飛ばしてみた。
是非を問われるかもしれないが、 いいトレーニングにもなりました。
(危険個所は十分に注意して歩き、 行動食や水分も適宜摂取した)
“山で使う筋力体力は、 忘れないうち(衰えないうちに)に山で育てる” が僕のモットーです。
危険個所の歩き、 これからの季節、風や寒さ対策(服装も)、、 結果安全につながると信じています。
「勘が鈍らないように・・」