4/11(金) 晴れ ~ 暴風 ~ 烈風。
会社を休んで唐松岳に登ろうとしました。
やはりズル休みはお天道様が許してくれなかったようです。
ハイ、 見事に敗退してきました。 (笑)
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行きの上信越自動車道軽井沢IC周辺では道路復旧工事をしていた。
更埴ICで下りオリオンピック道路で白馬入り、 いつもの八方第三無料P1時着仮眠。
明るくなった5時起床、 車中マイナス3℃、 平日の駐車場はガラ空き。
オオ! おはようございます、 今年もよろしくです。 1年ぶりです。
ここもガラ空き。 やっぱ平日やね♪
いつもの光景。 さあ、 行くか。
最後のリフト、 クラードクワッドはまだ動いてないため (30分待ち) 一番手でゲレンデを歩きだす。

(2番手の後続者)
八方尾根スキー場は何回も滑ったことあるが、 こうして歩いて登ったのは初です。 (笑)
結構急登なんだよねー。 汗ダクー。
登り出しスグに風が吹き出す。
下の駐車場から見上げた稜線には雪煙が上がっていたのでもしかしたらかなーと思っていたのだがやっぱり・・。
それでもこの時は頂上に立つ気満々です。
また今年も言わせてもらいます、 たまには笑えって。 あれっ? なんか笑ってる?? (笑)
まだピンフ (平和) です。 (でも少々風が・・ )
急登手前のいつもの白樺林でピッケルに持ち替え。 (風が段々・・ )
うーん、、、 風が・・・。 これ、 上ヤバイ??
丸山ケルンを過ぎ、 いよいよ唐松岳山荘直下の急登&トラバースへの吹きさらしの尾根に差しかかったとたん、
不帰剣側 (日本海) からの今までに経験したことのないような突風、 烈風が・・。
フード被っても氷ツブで頭が痛い、
立ってたら簡単に左側の斜面に飛ばされそう、
ピックを雪面に差しこみ寝ながらアイゼン食いこませ踏ん張る、
後続の2名はボクの挙動行方を様子見ている。
さっきこの2名と下でちょっと相談。 相談って言っても風で声はほとんど聞こえずだったので身振り手振りで。。
で、 敗退地点です。
写真じゃ風は見えないが、 もの凄い風が右から左にまるでジェット気流のように
あのちょっとしたコルを飛んでいる。 風速何メートルだろう、 ホントもの凄い風。
(やっぱ写真じゃわからないか・・ )
ここがピック差しながら10分待機してた場所でした。
あそこがどうしても行けない、 でも行けたとしてもあの先でまた足止め、
右先に見える唐松岳直下もものスゴイ雪煙が上がっている。 風で飛ばされ滑落したらアウト。
体が寒くて動きも鈍くなってきているのがわかる。
行ったら戻って来れないな。 低体温症 ~ 遭難(死)、 になることが容易に判断できた。
「山は逃げない」
明日の新聞に載るのはイヤなのでスッパリ諦め下山します。
(今日ここで全部で4人トライした中でボクが一番上まで行きました。 って何の自慢にもならないが。)
下もスゴイことになってました。 今朝より強風になっていた。
それでもさっきのジェット気流を経験したので こんな風は全然大丈夫になってしもた。。 (マズイか?)
もう誰も上がって来ない、 全員下山したようだった。
サヨナラ唐松、 また来るよ。
顔、 痛いし。
アナタは痛くなさそうやね。
これも春の天気。 相変わらず風はスゴイ。
下りはルンルン散歩気分♪
ここからでは武田菱は見えない。 そろそろ白馬も見える頃だいね。
住みたい場所のひとつ、 白馬村。 古民家と田畑借りて自給自足 & たまの山登り。
どうりで冷たいと思ったら・・
って、 これ、、
実は先日の赤岳鉱泉でテント張った時に小さな穴が開いて、 今日見事に貫通しましてん。 (爆)
今夜 夜なべして編もうか。 (買えよ)
クワード、 300円ケチッて帰りも歩いたよ。 (笑)
ケチッたものの結構な下降だったので足に来てアルペンクワッドは300円払いました。
日曜、 愛子ちゃんがゲストで滑るそうな。 イントラたちがピョン平コースを入念に整備していた。
そういや昨年も同じ頃 唐松岳に登った時にモーグル大会やってたなあ、 と。
ゴンドラで空中散歩を楽しみ無事下山。
この平和感、 そして暖かさ、、 これでいいんだよね。
ただいまー。
無事これ名馬。
やっぱ駄馬かな、 亀やし。 んんっ? 亀? 馬?
でも背中に大荷物背負ってじっくり歩けるから馬力・トルクはあるよ~。
唐松岳、 見事に敗退オジサン♪ やっぱズル休みはダメやね。
以上です!
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唐松岳