2011年 5月 21日(土) 「乗鞍岳」 に登ってきました。
コースは、 北関東自動車道(田沼IC)、 上信越道湯の丸IC、 三才山TN、 松本、 R158で平湯へ。
乗鞍へはマイカー禁止のためここ平湯か、 少し手前の三本滝スキー場からしか行けない。 この時期は三本滝
からはツアースキーの人たち用?で、 一般の登山者には乗鞍頂上まで距離が長いため今日は前者のコースに決定。
待ちに待った、 「北アルプス」 幕開けです!!
夜中の松本トンネルを越えた後に広がる松本の灯り、 そして新島島にある最後のセブンイレブンで食糧調達、
R158のクネクネ道とトンネル、そして沢渡。 全てが懐かしい。 ああ、帰ってきたのだと実感。
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23時過ぎ平湯バスターミナル着、 仮眠、 5時起床。 軽食&トイレ済ましここから少し上にある、
アカンダナ駐車場へクルマを移動。
(平湯BTは長時間駐車禁止、 登山者や観光者のクルマはアカンダナPへ入れる。 500円/日)
6時30分の始発バスに乗車。 停車場は平湯BT、 そして少し先にあるほおのき平スキー場、 最後が乗鞍BT。
(綺麗なアカンダナバスターミナル。 トイレや休憩所も綺麗だった。 もっと早くここにクルマ入れればよかった)
ほおのきスキー場BTでは結構な数の登山者やスキー客。 その後乗鞍スカイラインへ突入。
上がるにつれガスガス・・(泣) 畳平では全然展望なし。
他の登山者は観光所のベンチに座りガスガスの天候の下、 出発するか悩んでいる。
それでも数人のスキーヤーと僕たち登山者は意を決して登山開始。 (風の流れが早いからとガスは晴れると予測)
ガスの中に突っ込みます。 鶴ケ池。 頂上方面は全然見えず。
ボーダーの人たちは風に煽られ大変そうでした。 帆を背中に付けてる感じだからね。 ガンバ!!
ここから本格的な残雪コース。 (右にコロナ観測所の分岐点) でもまだここではアイゼン未装着だった。
こんなトラバース路を行きます。 左側はズーッと下までの雪原・・。 慎重に歩きました。
(ここを抜けた先に見えるもっと急なトラ路。 ヒエーって感じでした)
ガンガン登ります。 と言っても他者のトレースを追って。
振り返ります。 後続者が見えます。
ガス、 晴れないかなあ。。 オオオ!!!
おっしゃー!!! なんと、 頂上直下で晴れました。 (笑)
登り詰めます。
「乗鞍岳制覇」 今年初の3,000m峰です。 (と言っても2,700mの畳平からだけど (^^; )
(御嶽山をバックに)
頂上では360度の世界を楽しみました。 霞んで富士山は見えなかったが、 それでも、 笠ケ岳、 焼岳、
穂高連峰、 そして槍ヶ岳に蝶と常念・・ サイコーでした。。
北アルプス満喫です!!!
頂上の景色を楽しんだ後は風が強かったので少し下がりおにぎり休憩。 次から次へと登ってきます。
皆さん完璧な装備です。 自分もアックス&10本クランポン買おうかな、 と真剣に思いました。
5月とはいえ残雪の3,000m峰、 何が起こるか分かりません。 安全のための投資は決して無駄ではない。
これを機に来シーズンは冬山へ?? えー???? うーん、、 考えます。。。
乗鞍岳にさようなら。
熟練者たちですかね。 後ろには穂高の峰々。 (僕よりもお年を召した方たちだった)
こういう残雪の山をやっている本格的?な登山者やスキーヤー、 ボーダーたちは皆マナーがとても良いです。
必ず挨拶をするし、 上下の雪の状態等情報交換もします。 景色サイコーだし人少ないし・・
「雪山っていいじゃん!!」 これが山ちゃんの言っていた雪山の良さかあ、、 と納得しました。
雪山に映える登山者。 こりゃあ止めらまへんなー となる。 (笑)
上の写真をズーム。 蟻のようなスキーヤーたち。 皆さんガンバッテ登ってます。
それにしても本日は沢山の三歩に出会いました。 自分も含めてだけど。 (爆)
あるボーダーを写してあげた時(右手を上げたポーズ)など、 僕 「あー、 三歩だー」
と言ったらそのボーダー曰く、 「お約束ですから」 だって。。
やはり映画の影響って大きいですねー。 僕も観ておいて良かったです。。 ぬははー V(^^)V
乗鞍岳(剣ケ峰)の登山口まで降りてきました。 この後ろに肩の小屋があります。
最後にもう一登り、 富士見岳へ。。 正面が乗鞍岳。
そして後ろには・・ 畳平全貌(鶴ケ池)と穂高の峰々。
畳平に戻ってきました。 寒いので温かいうどんを食べました。 体が温まりとてもおいしかったです。
今日は熊は入って来なかったです。 なので心おきなくうどんを食べました。 あー良かった。。 (笑)
ささ、 帰りましょ。 12:50分発のバス待ちの皆さん。 ありがとう乗鞍岳。
雪の壁を抜け、 ほおのき平スキー場と平湯BTに寄った後、 終点のアカンダナP着。
〆のストレッチ、 そして汗を拭き着替えて出発。 (まだ安房TNは無料だった)
実はこの後、 山ちゃんとの再会が待っているのです。 (登山中にメールで約束)
昨年の笠ケ岳コラボ登山以来です。 いやあ実に楽しみです。
下りのバスが思った以上に時間かかったので待ち合わせの時間に間に合うかチョイ心配。
それでも安全運転を心掛けながら車窓を過ぎる景色を満喫しました。
懐かしの沢渡橋を過ぎ、、 フェラーリとアルファロメオ軍団(ディーノ246GTカッチョいー)を見やり、、
山ちゃんとの再会を果たしたのでした。 お土産に焼き物のグイ呑みを頂きました。 ありがとうございました。
待ち合わせ場所のカモシカスポーツ松本店。 さすが松本市郊外。 こういう店構えっていいよねー。
早速アックスとクランポン、 冬用登山靴を物色。 そして店内でコーヒーを飲みながら尽きない山談義・・。
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“2011年北アルプス” の幕明けです。 道中といい景色といい・・ やっぱりアルプス系はいい!!