この連休は、先週までの北紀行、山紀行で疲れた体のリハビリにと
自宅で養生(掃除洗濯他家事)&里山トレーニングに勤しんだ。
今回の山は、千葉県で唯一 “岳” が付く山 「伊予ヶ岳」 へ。
大方のルートは、JR内房線岩井駅から南総里見八犬伝で有名な
富山(とみさん)を登り、次いで伊予ヶ岳、そしてのんびりと
平久里(へぐり)の山里を歩きJR岩井駅に帰り着き千葉駅方面へ。
(全行程20キロ、アップダウンが多く健脚向けだそうな)
でも自分はクルマため伊予ヶ岳駐車場へ。(20台くらい駐車可)
朝7時、平久里小学校のスピーカーから7時を知らせる大音響の音楽と
ともに登山開始。 田舎の午前7時はいいね~、回り誰もいないっす。
トレーニングを兼ねリュックには水6リットルと食料。
案内板には頂上まで40~50分。 んー、、けっこうきついかも。
頂上直下はロープを使って岩よじ登り、なかなか面白かった。
30分で頂上着。 (トレため少し飛ばし気味に登った)
鎖の向うは・・ 垂直に落ち込み足がすくむ。
なまじ下の家々や道路が見える高さため、ちょいと緊張。
下山時の1ショット、伊予ヶ岳の向うに富山の双耳が。
ここはセットで登る山? んじゃ富山も登ってみよう。
初秋の低山ハイク、畑の草を焼く煙が目に染みる。
落ち葉舞散る里山歩き。栗、柿、みかん、空にはとんび。
「ああ、来てよかったな」
下り中腹で富山方面への分岐を右折下り県89号線へ、25分で下山。
富山へは要所要所標識があり迷わず進める、東斜面のみかん畑の中を歩く。
富山南北峰真ん中の鞍部に到着、ここまでだらだらな登り約1時間。
南総里見八犬伝(その他多数)と言えば? そう、辻村ジュサブロー
小中学生の頃毎週見ていたNHKの人形劇、とタイムボカン、と初ギャー←なーんだ。
そうだ30分枠で猿の惑星もあったなぁ、懐かしや野生の王国、日曜洋画劇場、
淀川長治のさよなら、さよなら、さよなら~ ヒッチコックを知ったのもこの時期。
おっと、道がそれてしまった。
なんだか懐かしいなー オラもじじいになったねェ
で、お富さんである。
先ずは伏姫がお隠れになった籠穴がある南峰方面へ。
こちら南峰の頂上は展望利かず。(古びたお堂&周囲草ボウボウでちょい恐)
鞍部へ戻り北峰へ移動。 ここ鞍部は八犬士伝終焉の地とあった。
10時、南峰着。 こちら360°見晴らし抜群!!
東・・ 眼下のみかん畑と離れて伊予ヶ岳。
西・・ 三浦半島と過ぎゆく大きな貨物船。
南・・ 館山湾、沖の島、そして大島遠望。
北・・ 鋸山、九十九の峰々。
上・・ 羽田へ向かう飛行機。
岩井市街と漁港ズーム。 (なんか時が止まった感じがしてた)
平成11年2月5日 皇太子様、雅子妃、愛子様、植樹のつつじは、
立派に育ってあらせられておいでになられましておりました。 んっ?
来た道を戻り平久里天神社駐車場へ。
“伊予ヶ岳~富山往復” する変なおじさんは自分一人だった。
県道88号線、バイクで走るには絶好のコース。
白線と大きなS字がウネウネ続く程良い山あいの道。
今日も何台もの大型バイクが爆音を轟かせ目の前を過ぎ行く。
そんなに急いで何処ゆくの? (なーんて自分もそうだったね~)
そんな県88から見える場所にドーンとそびえる伊予ヶ岳。
初秋の里山、遠くあちらこちらに上がる野焼きの煙が旅愁をそそる・・
タイムテーブル(参考)
4:15 起床
4:45 自宅出発
6:30 平久里天神社到着
7:00 伊予ヶ岳登山開始
7:30 登頂完了
8:00 下山開始
8:25 下山完了
8:50 吉井の大井戸
9:20 富山登山口 (みかん畑の上)
9:35 南北真ん中鞍部着
9:40 南峰着
10:00 北峰着 (おにぎり)
10:30 下山開始
11:30 伊予ヶ岳登山口着 (クールダウン)
12:00 出発
14:00 無事帰着 (山中の裏道ス~イスイ♪)
PS:大腿四等筋がいい感じに張ってる。
明日は雨、久しぶりにゆっくり寝てられる。
PS2:伊予ヶ岳の説明を改めて読んだら登山所要時間四~五0分とある。
まさか四分じゃ登れめー? or 自分の鍛え方が足りないのか?