鹿島槍ヶ岳に登ってきました。
ハイ、 3年前からの宿題を終わらせに。。
唐松岳から五竜岳、 そこから八峰キレット越えて鹿島槍ヶ岳、 爺ヶ岳を経て扇沢口へ下山。
あのときは鹿島槍ヶ岳くらいから雨&雷、 全コース真っ白けで何も見えず。 おまけに爺ヶ岳近辺は頭上で雷。
当初予定していた種池山荘テン泊を諦め 一気に下山したのでした。
あれから3年、 やっと “その時” がきました。 (キミマロ~ (爆))
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9/26(金) 快晴!
9月いっぱいまでに有給休暇を取得しなければいけないので その休みを利用しての山行です。 (スマソ・・)
昨夜22時出発 ~ 佐久PA撃沈仮眠 ~ 湯の丸IC ~ 三才山TN ~ 登山口の柏原新道3時着仮眠。
本日は上にある小屋で幕営のため至ってゆっくりです。 泊登山は時間に追われずいいです。
7時起床、 準備後8時前出発。
いい天気です!!
ホント努めてゆっくり登りました。
って、 ザックに詰め込んだ魔法の水のせいで20kg超えのザックが重く足が上がらない。 (笑)
この景色を待ってました。
残雪時に登った針ノ木岳、 眼下に扇沢駅。
逸る気持ちを抑えつつ、 静かに静かに心躍らせて・・。
お見事!!
紅葉もこの辺が見ごろかな。
いつも下ばかり見て歩いてるけど、今日は上を見たり立ち止まったりしながらじっくり秋の山を楽しんだ。
んで やっとこさ種池山荘着。 (遅っ)
3年前の空と違って今日はスンゴク青いです。
ここで大休止。
爺ヶ岳へ向けて出発
遮るもの何もなし。
後ろを振り返る。 北アルプスに抱かれて・・。
ズーム。 大分ご無沙汰しております。。
誰か登ってるだろうなー。 ヤリー! って声が聞こえてきそうだよ。
今日はいい天気の爺ヶ岳に登頂。 雷も鳴ってないようだし。 へへ。
標識の真上にある山が目的のお山。 南峰、 北峰の双耳峰。
木崎湖あたりから上を見ると猫の耳に見えるんだよ。 谷川岳も同じだね。
さて行くか、 空中散歩へ。。
快晴の爺ヶ岳。 南峰、 中峰、 北峰(自然保護のため立ち入り禁止)制覇! ジジイ三兄弟、 じいじ♪
ヘイ紅葉~
際どい所に建つ冷池山荘 (つべたいけ) が見えてきた。 あのちょっと上に見える禿げた所がテン場です。
ああ懐かしい。。 前回ここはドシャ降りで軒下休憩してた。
幕営代600円支払い10分弱のテン場へ。
Before.
After.
スペサル一戸建て完成。 目の前には剱岳。 ここ、 ニッポン一のお宿場所♪
で、 本日やり残した最後の仕事をしに小屋まで下り。。
割り引き中、 ぬははー。 (^^v
実は小屋着時一番最初にこの文字がボクの目に止まったのでした。 (爆)
こちらこそ感謝感謝。
ええ、 2杯いかさせていただきましたとも。
歩いて来た稜線。 一日ありがとうございました。
ホロ酔い加減でテン場に戻れば いい雰囲気の夕暮れが・・。
テン場まで危ない崖の脇に道が付いている、 そこの場所だけチドリ足は止めておきました。 ウィ~。。
皆さん今か今かと、、
全員単独行。 皆黙りこくって静かに静かにその時を見つめます。
仲間との登山もいいけど単独行の登山も しんみりしててそれはそれでいいもんです。
秋の山、 静かに一日が終わろうとしている。 剱に陽が沈む・・。
おやすみなさい。。
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9/27(土) 晴れ後 曇り。
おはようござい。
寝起きドッキリじゃないですよ。 ドッキリ・ドキドキ♪
3時に目覚まし鳴ったが止めて寝入ってしまい次に起きたら4時でした、 あちゃー。
そそくさと準備し登りま始めました。
まずは布引岳へ。
剱さん、 おはようございます。
おっ、 おっ、 おっ、、 キター! (^^v
トンガリくんも目覚めたようだ。
今日もみんなを魅了してね。
一日の始まり。
雲海の上の日の出。 これを見る度に山やってて良かったと思います。
剱も目覚める。
ささ、 オイラの出番さね。
トップ賞 貸切り♪
オレ、 足長ぇーじゃん。
北峰へ。
快晴の鹿島槍、 やっと来れたよ。 宿題完了。
3年前 時折ドシャ降り & 雷の鳴る中、 あの稜線を五竜岳からこっちへ歩いてきました。
下を覗けばキレット小屋。
で 南側を見れば昨日今日歩いてきた稜線が・・。
鹿島槍ヶ岳南峰にやっと人がでてきた。
ズーム。
下って下って。。
芋焼酎が目に浮かぶ。 雲海~♪
南峰までの登り。 楽しい岩登り。
振り返ればさっきまでいた北峰と G5、 G4 ~ 五竜への稜線。
遠くに白馬岳、 その右奥に雨飾、 妙高の山並みが。。
南峰にて小休止。 360度絶景を目に焼き付け下山。
鹿島槍ヶ岳、 終わらせました。
テン場着。 ボクのテントだけになってまスた。 (笑)
小休止 & テント撤収し下山開始。
御歳60歳超えた お姉さまたちとしばし談笑。
さよなら冷池山荘、 お世話になりました。
この時間から湿った空気に包まれ出した。 さっきまでいた双耳峰がみるみるうちに雲に隠れ。
なんか変な感じでした。
と、 そこへギーギーという鳴き声が・・。 もしかして、、、
久しぶりー。
いつまでも仲良くね♪
種池山荘ま下りてきました。
あと少しで終わっちゃう、 そんな感じと これから登る人たちとのなんとも言えない空気間。
山荘で大休止。 その後いよいよ本当の下山が。。
軽くなったとは言え背中には20kg弱のザックが肩に食い込む。 膝ガクガウだけどガシガシ下りました。
ガレ場は譲り精神で。
それでも時折紅葉など眺めつつ、、、 真っ盛り。
ただいまー。
ここから見るこの光景も目的のひとつなんです。
そう、 “柏原新道のMさん” がなかなか下りて来ないボクをずっと待っててくれた
あの日の光景が目の前に飛び込んできます。 今だトラウマになっているのです。
<閑話休題> 2011年版。 Mさん、 その節は大変ありがとうございました。
それ以来Mさんとは仲良くさせていただいております。
ちなみにMさんは時を同じくして北アの燕岳に登ってたようです。
平日だったため登山口に置けたクルマに戻り上半身裸になって水を被り汗を洗い流しました。 プッハーってな感じ。
その後 本チャンの風呂でまったりん。
鹿島槍ヶ岳、 あなたはカッコ良く懐深く、 後立山のちょうど真ん中くらいに座する山、 最高でした。
以上です!
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薬師の湯。
軽井沢 ~ 藤岡Jctの渋滞を避けるため風呂あがり後大広間で仮眠。。。
ってわけにはいかず、、
ここから近い燕岳に登っていた柏原新道のMさん、 そして山ちゃんとメールのやり取りが。
渋滞情報と御嶽山噴火情報が交互に入り・・。
ここからマジな話です。
下山中硫黄臭の匂いがずーっとしていました。
大町温泉郷が近いからかなあ、 とあまり気にせず下りていった。
その半面、 こんな所 (普段硫黄の匂いはしない場所) での温泉匂いは絶対しないよなー、 とも。
クルマに戻りラジオ聴いて唖然としました、 どうりで。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。