「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

立山

2012年07月29日 14時06分46秒 | 山歩き

 「立山」

 早暁、日の出を拝いした時の印象は忘れられない。四方の山々が雲海の上に眼ざめるように
 浮かび上がってくるのを眺めながら、やはり立山は天下の名峰であることを疑わなかった。
                                                  
                                        深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。 

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 7/27(金)    立山に登りました。      

 今回は(いつも?)少しばかり文長め(参考ための詳細記載)です、 心静めてお読みください。  (笑)

 木曜23時、 上信越道湯の丸高原ICを下り もう何十回通ったの三才山TNを抜けて松本市 ~ 高瀬川沿いの土手、
 R147を北上 ~ JR信濃大町駅を過ぎて県45へ左折、 ドン突きが立山黒部アルペンルート駅の扇沢です。

 有料駐車場下にある無料駐車場に1時着。 明日からの山行安全を祈願し独りビール後小宴会後仮眠。 (笑)
 (他の山のサイト見ると登山口がよく分からない記述が多いので(いきなり扇沢とか)今回は細かく書いてみた)

 朝5時自然起床、 上にある扇沢駅を見に行く。 今日のトロリーバスの始発は7時30分。(チケット6時50分発売)
 上の駐車場は6割方埋まっていた。 ちなみに下の無料Pは昨夜のうちに空き無しに。 
 以降のクルマはその下、 またその下、 しまいには路駐。 (昨年夏に下山した柏原新道口下まで続く)

 
  ※立山黒部アルペンルート ・・ トロリーバスで扇沢駅 → 黒部ダムへ、 ダムの上を500mくらい歩いて黒部湖駅へ、
  そこからケーブルカーに乗り黒部平へ、 今度はロープウエイに乗り大観望へ、 そしてまたトロリーバスで室堂へ。
  (乗車時間約50分、各箇所の待ち時間合わせると1時間30? 今回はチケット売り待ちを含めて室堂まで2時間30分)

 
 そんなこんなで、、   アサー!  の扇沢駅。      いい天気です。
 

 6時50分の乗車券発売待ちの列。  僕は6時20分から並びました。  
 

 黒部ダムへの回廊。  いい雰囲気です。  皆山ヤばかり。  中にはスキー持参の年配の女性も。
 

 山ヤさんたち映えるねー    皆さん胸いっぱいに期待を持って剱に向かうハズ。
 

 黒部ダム。   もうここまで来ると時間も早いため寒く感じます。
 
 (このダムの上を進行方向先へ歩いて黒部湖駅へ向かう)

 でやっと室堂着。     目の前にドーンと立山の雄姿が。
 
 
 20年以上前? この石の前で両親の写真を撮りました。 帰宅後その時の写真と見比べてみたら
 左端の石の大きさが違っていました。 昔はもう少し大きい石が置いてあった。  (何でかな?)

 この後あの山へ登ります。  そしてそのまま稜線を左側へ縦走。  真っ青な青空が応援してくれています。

 水を3リットル汲み、、
 

 おっと、 目の前にカワイイ子が・・。   この辺はハイキング気分で登る人が多いです。
 
 でも渋滞必須です。

 振り返ります。
 

 一ノ越山荘に到着。   そして彼方に目をやれば・・

 オオ!!
 

 こんにちは。    今年もよろしくです。
 

 こんな景色が待ってます。   これだから山は止められません。   苦しさなんて一瞬ですっ飛びます。

 でこれから登る方向に目をやれば・・

 オオオ!!     なんじゃこりゃー!!!
 
  
 こんな景色が待ってます。   これだから山は止められません。   苦しさが一瞬で甦ります。(爆)

 この前登った荒島岳とは180度違う光景です。  でもこの殆んどの方は立山(雄山)往復です。
 それほどまでにここ立山はハイキング気分で登れてしまう山です。  でもそこに危険さ、落とし穴があります。
 上の方はザレが多く一般の方はいとも簡単に細かい石を落し下にいる者に当たり危険、 もしくは転倒、 滑落。

 そんなことに気をつけながら登りますか。
 

 振り返ります。    どうですかこれ、  苦しさ吹っ飛ぶでしょう??
 

 先を見ます。     どうですかこれ、   ・・・・。
 

 立山登頂です。   トンガリ君を挟んでます。 (笑)
 

 雄山です。   神主さんが御祓いをしてくれます。      おっと!  拝料500円必要です。
 
 

 下を見ます。  真ん中室堂平から上がってきました。    山崎圏カール全景です。  
 

 ハイ、 500円払いました。   カシコミカシコミ・・  御神酒を頂きました。 (本物のお酒でしたよ)
 

 雄山頂上。   500円払った者たちだけの特権です。  剱岳も褒めてくれています。   (^^v
 

 御祓いを受け、 これから歩く縦走路に安全を誓います。
 

 気持いい縦走路がズーッと延びています。   こんな道は晴れてなんぼのものですね。

 
 立山最高峰、 大汝山頂上です。    変なオジサンがいますた。。
 

 下を見ると・・
 

 黒部ダムが。   ダム上を人が歩いているのがわかります。
 

 大汝休憩所です。    さっきあの後ろの頂きに変なオジサンが立っていました。
 

 気持のいい場所で剱岳を見ながらおにぎりタイム。  家で作ってきました。  剱岳より高くしてみました。
 
 靴、そして靴下も脱いでの完全リラックスタイムです。

 何かな? ハクサンイチゲ??  カワイイ花がいっぱい咲いています。 短い夏を全身で思い切り堪能しています。
 

 さて、 行きますか!
 

 室堂側です。    残雪と青空がいいコントラストを醸し出しています。
 

 内蔵助(くらのすけ)カールです。    後立山連峰です。
 
 ちょうど1年前に縦走しました。   雲に隠れているが左奥から唐松岳、 五竜岳、 鹿島槍ヶ岳です。

 皆さんゆっくり歩いていますね。   この景色、縦走路を満喫しているようです。
 

 振り返ります。  右端に見えるのが雄山の祠です。  こんな気持のいい山歩きは久しぶりです。    
 
 それにしても内蔵助カールはデカイですね。

 内蔵助平は健脚者向きコースです。
 

 真砂岳への登りから見る歩いて来た稜線。   下りるのもったいない感じがします。
 

 そして別山頂上着。
 

 この後は10分程の北峰(別山の突端)に向かい剱と対待します。
 

 対待です。     明日、 アナタに登ります!!  
 

 岩の殿堂です。   「どこからでもかかって来い」  と言っているような気がしました。

 頂上ズーム。   人がいますね。     僕も絶対あそこに立ちます。
 

 剱沢キャンプ場を見下ろします。
 
 
 どこに張ろうかなー。
 
 
 あとは下ってテント張るだけ、 皆さん同様ここでマッタリしました。 
 

 下りますか!    
 

 剱御前小舎まで行かず、 途中の尾根筋近道を下りました。   これがけっこう急でザレ場続出だった。

 そんな道を下っています。 
 

 下界は激暑、 猛暑ですかー
 

 と、 そんなコースを60歳を越しているであろう女性が登ってきました。  内蔵助山荘に泊るそう。
 近道を勧められて登って来たが、こりゃ大変だとおっしゃっていました。  スゴイ方です、 頭が下がります。
 こうやって歳をとっても独りでのんびり登山、 いいもんですね。  気を付けてくださいと声をかけました。

 

 真ん中の灌木ザレが見えている所を下ってきました。
 

 

 テン場着。   目前にドーン!     絶好のポジションです。
 

 僕のテントを張る場所(なるだけ)は・・   
 グループ(大人数)のテントから避ける、 当たり前だが通りからも避ける、 雨降った時の雨水の通りを避ける、
 回りは単独行者の場所がいい(少々の会話情報の交換ができる)、 最後に、、 ビールを売っている場所が近い!
 それと絶対やることは明るいうちにトイレの確認をしておくこと。  (場所周辺の立地、紙の有無、数等)

 で、 ここにしました。      静かです。
 
 100%までは行かないが、 今回は8割方OKの場所ゲット。

 がしかーし、、   ビールが遠かった。(泣)     下の剱沢小屋まで下りていかないと・・。

 

 テント受付後往復10分?  疲れた体にこの往復が最後にしびれたー  

 で、、   至福の時となりやした!!
 
 もう1本は近くの残雪の中に埋めました。  夕食時のゴクリのためです。  (^^v  

そして・・・

 おやすみなさい。    明日、 よろしく願いします。。
 

 夜半過ぎ強い西風と時折のパラパラ雨音に目を覚ます。 外に出たら(トイレ)湿った風。 明日天気悪いかも!?

 寒かったので頭までシュラフに潜りまた眠ってしまった。   テントの中は温い温い(ぬくい)、、 幸せ幸せ。。。

 以上です!


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 ※使ったお金。  (参考まで)
  ・アルペンルート運賃    8,800円。  (手荷物1m越え、10kgオーバー時600円?別途)
  ・テン場代           500円。  (相場)
  ・ビール代         1,400円。  (購入是非個人差あり)
  ・水             無料、豊富。  (自分は室堂と剱沢C場の沢水(消毒済み)利用)
  ・トイレ            チップ制。  (100円程度、相場)


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立山、 剱岳

2012年07月28日 22時03分44秒 | 山歩き

 7/27(金) ~ 28(土)   立山、 剱岳へ登ってきました。

 二日間とも晴れ(今日の朝方はガス)に恵まれサイコーな山行となりました。

 一日目は、 室堂平 ~ 立山 ~ 大汝山 ~ 富士ノ折立 ~ 真砂岳 ~ 別山 ~ 北峰 ~ 剱沢テン場。
 二日目は、 3時起床、 剱沢テン場 ~ 剱岳往復 ~ テント撤収 ~ 剱御前小舎 ~ 雷鳥沢 ~ 室堂平。

     (扇沢駐車場から黒部アルペンルート利用で黒部ダム ←→ 室堂平往復) 

 まずはいつものようにダイジェストで。

  立山。 (雄山:オヤマ)
 

  大汝山。    
 

  富士ノ折立。   (後に剱岳)
 

  真砂岳。     (後ろに後立山)
 

  別山。
 

  北峰。
 

  剱岳。
 

  前剱。     後ろにドーンと。。
 

  そして、、   合掌。         尊い多くの犠牲。
 

  
  これにて日本百名山  “北アルプス編”  完登となりました。    

  満を持しての北ア最後の剱岳登頂でした!!     感慨深いものがあります。。

  では、、   バタンキュー。。    
 

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  同じ日程で同じ山域に入られた柏原新道の健脚Mさまへ。

  昨年の五竜、 鹿島槍ヶ岳登山で出会ってちょうど1年(8月1周目)ですね、 そして今年もまた同じ山域登山。
  お互いこの時期は北アですね。 そしてこの二日間お疲れさまでした。 三俣に迎えに行けずですみませんでした。

  なにせ剱往復 ~ テン場まで戻りテント撤収、 雷鳥坂 ~ 雷鳥沢テン場 ~ 室堂平まで思ったより時間が
  かかってしまいました。 (これでも標準コースタイム2/3の早さで歩いていたのですが・・ )

  偶然にも同じ山域を歩いていたのですね、 場所は違えど大変心強かったです。  ありがとうございました。

  後日 今回のMさまの山行を聞かせてください。。


避暑地へ

2012年07月26日 19時44分04秒 | 徒然

 最近急激に暑くなってきました。 

 なのでこの週末、ちょいと避暑に行ってきます。

 場所は・・   ハイ、 3,000メートルの高地でキャンプです。  (^^v

 いよいよ今年も夏山シーズン幕開けです!!    気を付けて行ってきます。

  

 で、 今夜21時に出発予定なんですが、  今佐野は大雷ゲリラ豪雨中ッス。。 (泣)

 明日、 あさってと晴れますように。。     

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暑中お見舞い申し上げます。

2012年07月25日 22時06分26秒 | 徒然

 暑い夏がやってきました。

 自分はどちらかというと冬が好きなのですが、 夏は夏でスパーッとして気持がいいと思います。
 「夏は暑い!」   が当たり前、 スパーッと潔くてグー   
 花も咲くし 家庭菜園の野菜もおいしいし 大汗かいた山登りは達成感抜群だし 夏は何故か明るいし、 で。。

 TVニュースの街頭インタビューでやっていた、 
 「怖い夏がきた、 エアコンの効いた部屋で1日中いるのが幸せ、 外で遊ぶのは絶対止めさせる・・」  他。

 おいおい、、  そんな弱っちー体でどうすんだ??    

 ちゃんと食って、  体動かし大汗かいて、  風呂へーって、  いっぺー寝て、 朝早くに起きて腹いっぺー食って仕事して・・

 気合い入れて夏を乗り切ろう!!


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 数日経ってジワリと効いてきたこの前の遠征の一コマ。    体動かすのって気持いいッスねー   


   大山白山荒島岳
 


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永平寺

2012年07月22日 09時08分25秒 | 徒然

 7/16(月)     「永平寺」 

 白山下山後、 ここ永平寺見学に来ました。    荘厳でした、  これに尽きます。

 若い頃から何故か神社仏閣、 お城に興味があった自分。 
 バイクツーで各地訪れた時も、 その地の神社仏閣を殆んど見て回っていました。

 というわけけでここ、 永平寺です。

 毎年大晦日NHKの  ゆく年くる年で見る除夜の鐘、 山門は一般者立ち入り禁止、 
 しかもその山門を自由にくぐる(往来)ことができる人は住職ただ一人。
 それと、 若い僧侶が修行のため入山した時と、修行を終え山を下りる時にだけ、そう、一生に2度だけ
 くぐることを許された山門、 四天王、 大広間、 遠く離れた便所、 風呂場、 俗世間と隔離された空間。。

 “寝て一畳、起きて一畳”  の正にその狭い場所での衣食住の世界、 娯楽なんて何も無し、 
 そして一切の私語禁止、 数百人が修行している寺、  曹洞宗大本山 永平寺。

 いやはや凄かったです。    参拝料500円の価値は必要にして十分でした、 納得です。
 建築当初の木に直に触れることができました。 特に山門のそれに触れた時は一瞬で当時に帰れた? 感じでした。

 ここでの修行に比べたら遠っ走りしての山行、 毎日の会社仕事、 夏の暑さ、 冬の寒さなんて何のことはない。

 今の自分の幸せ、  立ち位置、  フツーに過ごせる毎日・・     を改めて実感できました。 


永平寺



 山間に建つ寺に吹く風はとても心地良かったです。      一度参拝してみてはいかが。。


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荒島岳

2012年07月22日 05時38分47秒 | 山歩き

「荒島岳」

 中学二、三年の時であったか、私は自分の町から歩いて姉の嫁ぎ先のある福井県の奥の勝山町まで行った。
 たしか春休みだったと思う。九頭竜川に沿って遡って行くと、菜の花の盛りだったことを覚えている。 荒島岳を
 初めて知ったのはその時だった。                                                  
                                        深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。 

  (やっと深田久弥氏の地元に立てたました、 これはこれで感慨深いです。    福井県勝山市、大野市周辺)

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  7/17(火)    荒島岳に登りました。          80座目です。  

  ここまでの移動は、、  昨日の白山後、永平寺見学。(荘厳な世界で感動)そして勝山~大野の街を抜け
  先ずは登山口P確認。  率直な意見は、 「あちゃー」  でった。

  R158の馬返トンネル手前の勝原(カドハラ)スキー場に向け右折。   そこの駐車場は・・
  ハッキリ言ってお化けが出そうな雰囲気。(笑)  廃墟と化した旧スキー場の施設、 辺り草ぼうぼう、
  山深くこの時間誰もいない、 近くに民家らしきもの何もない・・。  

  「ここでの車中泊は止めよう」   ←お化け以外にも、 変な人が来てトラブルがあってはつまらないし、 なので。
                          (本当はヘタレな僕です。。  (^^;  )

  大野の街まで下り適当なコンビニのPで夜を明かすことにした。  食材には事欠かないし。。
  しかし、、  今日の下界は猛暑、 クルマの中は暑くてなかなか眠れなかった。

  で、 いきなり荒島岳勝原登山口。    (4時起床、コンビニPからここまですぐ近く)
  
  (写真は既に明るいが、ここに着いた時にはまだ暗く、女子トイレの灯りだけがボーッとしてた。 スゲー不気味だった)

  やっぱり僕しかいなかった。   昨夜のここはスゴク寂しかっただろうなーと思いました。
  

  本日は普通の日、 有給休暇を取りました。 今日登るのはきっと僕だけだろう。 
  昨日までの人が多かった大山、 白山とは全然違う雰囲気。 誰もいなさ過ぎてもちょいと寂しいッス。。

  準備後登山開始!
  

  今はもうやっていないスキー場のゲレンデの中を登ります。  結構急だし、石がゴロゴロしていて
  歩きずらかった。  正面まで登り、その後右側の尾根を登って行きます。

  朽ち果てたリフトの施設着。   草ぼうぼう。。
  

  スキー場上部です。  今日は天気いいかな?
  

  最上部リフトの残骸。
  

  ここからいよいよ山の中に入ります。  ブナ林の長い長い坂道を登って行きます。

  トトロの木だそう。
  

  

  延々と続くブナ林。    回りは虫たちのもの凄い鳴き声が響き渡っています。 
  

  階段の歩幅がビミョーに合わない。   疲れます。 (^^;
  

  長かったブナ登りも終わり、 シャクナゲ平に到着。    360度シャクナゲでした。
  

  大野の街が一瞬だけ見えました。  後はずーっとガスガスの天気。
  

  この後、 クサリ場や急階段の壁登りを経てやっと稜線に出ます。  風がスゴク寒かったです。
  

  霧に濡れた木階段や、 刈られた笹が縦に落ちていて、それを不用意に踏むと100%滑ってコケます。
  こんな所での怪我は絶対にマズイ、 勿論ここまで誰にも会わずの僕一人、 いつもより慎重に歩いた。

  いくつものニセピークを過ぎてやっと頂上到着。   (数回のニセピークには参りました)
  

  

  白山が見えるらしいが・・。
  

  こんな位置関係です。    ざっくり言うと、 伊吹山は真下、 永平寺は左、 白山は真上って感じかな。
  

  山頂はやはり風が強く時折霧雨も。   なので早々に下山開始。
  
  少しガスが晴れた下山道。  登り時には気付かなかったが、スゴイ落ち込みの場所でした。
  
  ここでも風が右から左にババババーっと吹いています。

  シャクナゲ平まで降りてきました。   快晴になってきました。   くやしー。。 (泣)
  

  この辺で数組の登山者と会いました。  皆さん僕を見てビックリされていました。   
  こんな寂しい山に朝早くから一人で入っていたことに驚いていたよう!?

  白山ベンチという白山を眺められる開けた場所に来ました。   今日の白山も雲に覆われヤッパリ白山でした。 (爆)
  

  ブナを思いっきり満喫したよー!
  

  そして残骸到着。 (笑)
  

  ここでしばし休憩。   北陸の山々を眺めしっかり目に焼き付けました。
  
  駐車場まで下りて行きます。     写真じゃわかりずらいけど ここも結構急なんです。 
  

  無事下山。  誰もいなかったので裸になりトイレの水道で頭、体を洗いサッパリした後帰路につきました。
  

  荒島岳、 ありがとうございました。   


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  やりました、 これにて離島を除き西日本全山完登です!!    (九州本土、 中国、 四国、 東海、 近畿、 北陸)

  この後R158で九頭竜ダムを抜け白鳥ICから東海北陸道、 中央道、 上信越道、 北関東道で無事に帰ってきました。

   (勝山、大野、R158、九頭竜ダム、御母衣ダム、ひるがの高原、郡上八幡周辺も昔バイクで数回走った。
    岐阜県の山深い道も昔から好きだ。 当時は高速道路はなく全線クネクネ道をぬわわキロで飛ばしていた)

  全走行距離2,163km。    山シーズンは月に2回のペースでオイル交換しておりまーす。  (^^v  
   (ジムニーに長く乗り続けたいため、 きっちりメンテと5,000km毎のオイル交換は欠かさないようにしている)

   ただいまー。


  以上です!

 
  

白山

2012年07月21日 16時15分58秒 | 山歩き

 「白山」

  白い山という名を持った山は、 欧州にモン・ブラン(モンは山、ブランは白)があり、 
 ヒマラヤにダウラギリ(ダウラは白、ギリは山)がある。 そしてわが国の代表は白山である。

  ~ 中略 ~

 私のふるさとの山は白山であった。 白山は生家の二階からも小学校の門からも鮒釣りの川辺かも泳ぎに行く海岸の砂丘からも、
 つまり私の故郷の町のどこからでも見えた。 真正面に気高く美しく見えた。 それは名の通り一年の半分は白い山であった。  
                                                               
                                        深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。

 (山名由来 ・・ ズバリ1年の半分が雪を頂く 「白い山」 が定説。  古くは 「しらやま」 と読んだ) 

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 7/16(日)   白山に登りました。

 この時期の白山登山は、 中でもこの先、別当出合からの登山道はマイカー規制のため市ノ瀬Pから
 バスで移動になります。  なので昨夜はここ、 市ノ瀬Pにて車泊しました。
 有名な山のため、 約500~700台駐車可能な駐車場はクルマでいっぱいでした。 頂上の山小屋で
 泊っている人含め相当の人がこの白山に入っていることが容易に想像できました。

 (昨日大山を終え米子自動車道 ~ 中国自動車道 ~ 神戸、大阪、京都、琵琶湖、伊吹山を右手に見ながら
  北陸自動車道へ入り福井北ICで降り、 永平寺近くを通り白山口へ。 夕方涼しくなった駐車場でのんびり
  過ごす時間ってなかなかいいものでした。  お陰でお酒の進むこと、進むこと。。  ぬははー  )

 5時始発のバス待ちの行列。   この時間で後ろ、既に長い待ち行列ができてます。
 

 僕は4時20分から並びました。

 いよいよ出発です。  バスは早めにきてくれました。
 

 別当出合(べっとうであい)着。   ここから登山開始!
 
 (マイカー規制以外日はここまでクルマで上がってこられる。  200台くらい?駐車可)

 

 サイトでよく見る吊り橋。
 

 高いっス。。     長いし揺れるし、 で。
 

 その後いきなりの急登が始まります。   しかも石段が特に急。
 

 この急さで下りはつまづくと危険のため、 登りと下りは一方通行でした。 (下りは別の道)

 中飯場という場所着。   
 

 その後も急登が続き大汗ビッショリ。

 避難小屋着。   
 

 

 中はすこぶる綺麗でした。
 

 後の祭りだが、 昨日のうちにここまで登り涼しく(この時期の車中泊は暑くて眠り浅い)ゆっくりするのもいいなあ、 と。。

 大分登ってきました。   それにしても天候優れません。   (予報は晴れだったのに・・)
 

 やがて黒ボコ岩着。
 

 スゴイ人出。  皆さん昨夜は山小屋に泊り今日下山の方たちです。    んっ??  上は雨か!?
 
 
 弥蛇ヶ原。   晴れていればこの前面に白山が眺められるハズなのですが・・。 
 

 

 大きなザックです。   今夜は山小屋泊りですね。   それにしてもデカ過ぎ!?
 

 室堂ビジターセンター(山小屋)到着。    (大人数泊れます)
 

 エネルギー補給し山頂目指します。    (立ち止まっていると風と霧で体急激に冷えてくる)
 

 寒いー!      強風ためカッパを着ました。
 

 白山奥社。
 

 頂上着。
 

 なーんも見えましぇーん。。      でもこれもひとつの景色。  ここに来られたことに感謝です。

 山頂はこんな感じ。   (右側は断崖絶壁)
 
  風強く寒かったー

 室堂に下りてきました。
 

 ここでやっと腰を下ろし小休止。    おにぎり、 バナナチップ、 水分補給、 ストレッチ、 深呼吸。。

 こんな天候なのに不思議と心晴れやかでした。    それはきっと・・  遠く栃木から来て昨日の大山、
 今日の白山に登れたことに大満足できたからだと思います。
 
 やっぱりここまで来て良かったです!

 下山時に少しだけ晴間が見えました。
 

 

 気持いいー!!
 

 黒ボコ岩に立つ本当の山ガール。      左上の少女。 ← きっと素晴らしい将来が待っているハズ。
 

 こちらにもいました、 山ガール。   
 

 どうですか、  「山」  いいっしょ? 
  
 一生懸命登り、 山小屋に泊り、 体を休め、 質素でも実においしいごはんを食べ、 翌日花を見ながら家族一緒に下山する。

 こんな素敵な場所に出会えます、 日常と180度違う世界を楽しめます。    山、 始めませんか。

 (今回の遠征で撮った写真(約1,200枚)の中で、 これが一番好きな1枚)

 この時期の山は花がいっぱい咲いています。  名前はわかりませんが見ていて嬉しくなります。
 

 あと4km。    最後のため、 この辺あたりから一段と気を引き締めます。
 

 やっと吊り橋が見えてきました。
 

 下界は晴れていますね。    ま、 仕方ない、 これもまた山の天気。
 

 んー、、    気持のいい青空。     
 

 そして無事下山。 
 

 バスに乗って体を休めます。     (当然エアコン稼働していません、  んなもん全然平気)
 

 11時50分発。       この発車待ちの車内の安堵感って言ったら・・
 

 そして市ノ瀬P着。
 

 お疲れ様でした!!
 

 
 今日の白山は山頂付近が終始ガスに覆われ真白だった。  僕の中ではこれぞホントの白山であった。  (^^v

 それにしても白山は綺麗でカワイイ花がいっぱい咲いていた。   花の宝庫って感じでした。

 この後は ここまで来たらやっぱり永平寺っしょ!   ということで永平寺見学に出向きました。
 そして大野の街で買い出し後、 明日登る予定の荒島岳登山口にて車泊することとなりますぅ、、  ???


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 「白山」

 先にも書いたが頂上はガスで何も見えなかった。  が、それでも何故か心晴ればれ大満足でした。

 家から場所遠い山行は道順を一筆書きに効率的に登らないと金銭的にも時間(限られた休暇)的にも
 難しくなります。  山の先輩諸氏から見れば “ピークハント” とお叱りを受けるかもしれませんが、
 現実的はこうなのです。  (多かれ少なかれ100名山目指す方たちはこの方法も選択肢の一つのハズ)

 且つ3日間連続の山登りを下支えする体力、 毎日の車中泊、 貧弱な食事、 体調管理、 そして往復2,100kmの移動。 
 全部が全部山登りのための行動。 特に遠征時一番に気をつけることは・・  絶対に事故のないように、 です。
 (遠方での交通事故や怪我病気は絶対禁物)

 なので、、    そういったことも含め本日の白山も大満足なんだと思います。
 (無事登り下り切れた、 やり切れた、 安全に帰って来れた、 という思い)
 
 将来 会社勇退後時間ができた暁には、 今度はゆっくりのんびり再再度全国行脚できれば幸いかと。
 今その布石を打っていると思い、 過ぎゆく景色や道、街の雰囲気を頭の中に焼きつけています。
 その時はたぶん、、 軽の1BOXで車中泊しながら全国を渡り歩こうかな・・。

 ああ、  今から楽しみだなー。。

 以上です!


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大山

2012年07月21日 13時57分20秒 | 山歩き

「大山」

 伯耆の国にありながら出雲富士という名もあるのはこの山が整った富士型に見えるのは、
 出雲から望んだ場合に限るからであろう。 私は大山を松江の城から、出雲大社から、三瓶山の頂から望んだ。
 いつも一目でわかる秀でた円錐形で立っていた。                                                                 
                                  深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。 

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  7/14(土) 
 昨夜から夜通し走り米子自動車道の溝口ICで降りた。 一度登山口を確認しに上の駐車場まで行き、その後
 岸本町まで下りスーパーで食材購入。 そして大山駐車場まで戻り近くの民宿で立ち寄り湯、大山寺を見学し
 車内で至福の時を過ごし爆睡。。   
 (数年前、 バイクツーで来たことがある大山寺は懐かしかったし、また来られたことに感慨深いものがあった)

  7/15(日)    4時起床、 準備、 登山開始。    夏山登山道から登りました。

 まだ薄暗い駐車場。      後の山は大山ではありません、 大山は厚い雲の中。
 

 夏山登山道
 

 

 

 

 

 ブナの森、 そして木段の急登で汗びっしょり。

 そして5合目。
 

 ここはちょっとした広場があり下界が望め、、   ませんでした~。 (泣)
 
 でもちょっとだけ薄~く 日本海が・・。    写真じゃわかりませんね。。

 水分補給し登ります。   霧と朝露でズボンはもうグショグショ。

 

 

 この辺から稜線に出たため風が半端なく吹き付けてくる。  
 昨日下界から見た大山の山頂付近の雲はラピュタ雲のように渦巻いていた。 きっと今その中にいるんだろう。

 

 迂回路を行く。    ここはスゴイ風。   そして寒くて寒くて・・。
 

 避難小屋を過ぎれば・・
 

 頂上着。  ガスガスやん。     あの絶壁で有名な北壁は全然見えなかった。
 

 下りに少しだけ見えた駐車場付近と遠くに日本海。
 

 この日は3連休の中日。  子供さんたちもいっぱい登って来る。  でもあの風は無理かも!?
 

 無事下山。
 

 

 大山、  お疲れさまでした。

 ここから500km走って石川県の白山登山口へ向かいます。      遠っ走り、 任せときんしゃい!!


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  その前に、、    ちょっと一服。。

  2006年 バイクツーリングで訪れた大山寺と駐車場。
 
 
 

  2012年 登山で訪れた大山寺と駐車場。
 
 
 


 また同じ地に立てたことを嬉しく思いました。    (また来ることになろうとは夢にも思いませんでした)

   
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遠征終了

2012年07月17日 18時19分35秒 | 山歩き

 先ほど17時、 遠征より無事帰りましたー    (^^v

 まずはいつものようにダイジェスト版で。。

  行ってきます!
 

  「大山」
 

  「白山」
 

  「是非来たかった所」
 

  「荒島岳」
 

  「お約束   Part2」     (道の駅 九頭竜)
 

  「お約束   Part1」   
 

  そして、、    ただいまー
 


 以前バイクで走ったことがある道、  訪れたことがある地を再び訪れることができました。

 改めて当時のバイクツーリングの良さが甦ってきました、  感謝です。

 オートバイ、 山、 長旅、 そして安全帰着。    全てに万歳です!!


 詳細は後日。。  



決心

2012年07月13日 19時47分18秒 | 徒然

 ここ一週間ほど天気予報と睨めっこ。

 結果この週末はどこも天気悪し。 いつまでたってもこの状況は変わらず。 

 ということで決めました、 男ならあれこれ考えず行くっきゃない!!

 ハイ、 西へ向かいます。    3~4日留守にします。

 遠っ走り、 行く先々での一期一会、 おいしい食べ物、、   楽しみだなー  こりゃこりゃ。


 (今から仮眠しいつものように0時スタート、 その後15時間?くらい走り続けます)

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