中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

グミ

2007-06-16 00:01:24 | 身辺雑記
 やっとパソコンが戻ってきた。結局リカバリーと冷却ファンの取替えという「治療」だったが、ずいぶん長くかかったように思う。返ってはきたが、出す前にあらかじめバックアップしておいたはずのOutlookがうまく復元できないので、近所のパソコン教室に相談に行くことにしているから、メールはまだできない。

 5月24日に出発した中国四川、西安の旅を無事終え、4日の夜に帰国したが、それから10日間はパソコンなしの生活で、初めのうちはやはり何かしら手持ち無沙汰で、パソコン依存症になりかけていたのかなと思いもしたが、そのうちに慣れてきた。

  帰ってみると、出かける前に折々撮っていた身近にあるいくつかの植物の様子がだいぶ変わっていて、自然の営みが着実であることを改めて知った。たとえば出かける前にはまだ少し固い蕾だった紫陽花はどの家でも満開になっていた。



 また、青かった我が家のグミはどれも赤く熟していて美しくなっていた。中国での旅のことについては、これから追々まとめていくことにして、しばらくご無沙汰していたブログにはまず、このグミを取り上げることにする。 
 
 我が家のグミはダイオウグミ(別名ビックリグミ)で、狭い庭にある他の木と同じように、いつごろ植えたものか記憶にない。夏には枝が伸び葉が茂るが格別の風情もなく、時折ほんの数個赤い実をつけるので目を向けるくらいのものだった。それが今年は花が密集するようにしてたくさん咲いたので少し驚き、記録していくことにした。

   4月11日

 花はダチュラ(エンゼルトランペット。キタチョウセンアサガオ)の花のような筒形で同じように下向きに咲く。好い香りがしてミツバチなどが集まっていた。






子房は次第に膨らみ、大きくなっていく。
  4月30日

  5月6日

まだ十分に膨らんでいないのに色づく実は、やがて落果する。
  5月14日

しだいに色づいてくる。
  5月23日

完熟。
  6月6日

 収穫。それほど甘くはなく渋みもあるが懐かしい味でもあった。この何倍か採れたので、近所の奥さん達に分けてあげた。