中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

うだつの町(2)

2011-05-12 09:57:02 | 身辺雑記

 脇町南通りの町屋や商家は、どれも旧い時代を思わせるもので、連休の合間の平日で訪れる人は少なく、とても静かで、通りを歩いていると何か江戸時代にタイムスリップしたような感じになった。家屋の作りも時代がかってとても良い。テレビの人気時代劇「水戸黄門」のロケが2005年にここで行われた。

  

  

 

 格子造り(出格子)。細かい角木を縦横に間を透かして組み合わせ、窓や出入り口に取り付ける家具。出格子などは旧商家が威勢を表わす建築様式とされる。  

  

 

 

 

 虫籠窓(むしこまど)。形が虫かごに似ているので名付けられたと言われている。もとは町屋の中二階や通りに面した部分に取り付けられた。格子の部分は木材に藁を巻き、土を塗ってさらに漆喰を塗りこめて造ることが多い。盗難避け、防火対策としたが、時代とともに装飾的な面を兼ねるようになった。

 

 

 

  

 

商家 

  

 

  

 

竹細工の店。阿波踊りの人形を竹で作っている。

 

 

 

 

 

 

 

民家

  

 

  

 

 

 

 

「うだつ」は中国でも見た。

 

浙江省烏鎮(西柵)

 

 

浙江省烏鎮

 

 

浙江省西塘