昭和、あの日あの味 2010年06月05日 | Book 新潮文庫の「昭和、あの日あの味」です。 「誰にでも忘れられない味がある。そしてその味は、懐かしい風景を蘇らせてくれる。食糧事情が悪化した戦時中、給料をはたいて鶏の唐揚げをむさぼった幸福感。輸送船の甲板で口にした大和煮の缶詰のうまさ。戦後、洋菓子店に並ぶケーキへの憧れ。台風取材の合間に食べた炊出しのおにぎり。時々無性に恋しくなる母のいなりずし……。66人の食の記憶で紡がれる昭和史。『あの日、あの味』改題。」とのことです。