定年後の暮らし(晴れたら自転車通勤から改題)

ブログ投稿再開します。
自転車とジムニーとモンキーが愛車です。
読書も趣味で、読んだ本を紹介しています。

沼地の記憶

2010年05月17日 | Book

文春文庫の「沼地の記憶」です。
「教え子エディが悪名高き殺人犯の息子だと知ったとき、悲劇の種はまかれたのだ。若き高校教師だった私はエディとともに、問題の殺人を調査しはじめた。それが痛ましい悲劇をもたらすとは夢にも思わずに。名匠が送り出した犯罪文学の新たなる傑作。あまりに悲しく、読む者の心を震わせる。巻末にクックへのインタビューを収録。」とのことです。

禅とオートバイ修理技術 下

2010年05月16日 | Book

ハヤカワ文庫の「禅とオートバイ修理技術 下」です。
「オートバイ修理のような問題を前にすると、かなり知的な人でさえ説明書を読むことすら嫌悪し、専門家に一任してしまいたいと考える。結局彼らはテクノロジーに触れることが人間性の喪失につながると思い込んでいるのだ。だが真理はエンジンの構造にだって宿っていて、それを探るには心の落ち着きが大切なのだ…120人以上の編集者に出版を断わられた後に刊行されるや全米を席捲、今や世界500万部に達する伝説の哲学紀行。」とのことです。

禅とオートバイ修理技術 上

2010年05月15日 | Book

ハヤカワ文庫の「禅とオートバイ修理技術 上」です。
「かつて大学講師であった著者は失われた記憶を求め、心を閉ざす息子とともに大陸横断の旅へと繰り出す。道中自らのために行なう思考の「講義」もまた、バイクの修理に端を発して、禅の教えからギリシャ哲学まであらゆる思想体系に挑みつつ、以前彼が探求していた“クオリティ”の核心へと近づいていく。だが辿り着いた記憶の深淵で彼を待っていたのはあまりにも残酷な真実だった…。知性の鋭さゆえに胸をえぐられる魂の物語。」とのことです。


老醜の記

2010年05月13日 | Book

文春文庫の「老醜の記」です。
「老小説家が出会った38歳年下の女性。やがて、二人は恋人とも父子とも異なる奇妙な関係に。若い肉体を前に彼は、静かな諦念とともに染み入る性的な敗北感に倒錯的な安らぎを覚えはじめる。衰えと嫉妬の狭間で煩悶し、見つめる性と生。年の離れた男女の13年の軌跡を描く、『小説家』と対をなす自伝的作品。」とのことです。


食通知つたかぶり

2010年05月12日 | Book

中公文庫の「食通知つたかぶり」です。
「美味を訪ねて東奔西走、和漢洋の食を通して博識が舌上に転がすは香気充庖の文明批評。津々浦々の名店をめぐり、食べてはせっせと歩き、歩いてはせっせと食べた漫遊紀行。ところどころ文壇交遊録や、珍味佳肴をめぐる詞華集の趣きを呈したり…。夷齋學人・石川淳の序で幕開き、巻末では著者が、かつての担当編集者と共に往年の健啖ぶりを回想する。」とのことです。

砂漠の狐を狩れ

2010年05月11日 | Book

新潮文庫の「砂漠の狐を狩れ」です。
「その部隊の任務は、独の英雄ロンメル元帥の殺害だった――。1942年、英国陸軍に志願した若き青年が北アフリカの地に降りたつ。大学をやめ、愛する女性を残し、希望に燃えて。配属先は長距離砂漠挺身隊。大海同様の航法術で広大な砂漠を走破し、積荷や燃料補給の失敗ひとつが死を招く。実在した特殊部隊の知られざる作戦を辿り、ひとりの青年の青春と成長を描いた正統派戦争冒険小説。」とのことです。


一年でいちばん暗い夕暮れに

2010年05月10日 | Book

ハヤカワ文庫の「一年でいちばん暗い夕暮れに 」です。
「ドッグ・レスキューに情熱を注ぐエイミーはその夜、恋人のブライアンとともに一頭のゴールデン・レトリーバーを助けた。どこか不思議な雰囲気を持つその犬の訪れは、かつて失われた「希望」を取り戻すための闘いの幕開けを告げていた。二人は過去からの邪悪な追跡者に打ち勝つことができるのか。宿命的な対決に黄金の犬がもたらす奇跡とは? 巨匠クーンツが犬への深い思いを込めて贈るサスペンスフル・ドッグ・ストーリー!」とのことです。