たまたま電車の中吊り広告にあった、標記のフォーラムに応募したところ、入場券が送られて来ました。白神山地には一度は行ってみたいと思っているのですが、範囲があまりにも広く、何処から行ったら良いのか、なかなか踏ん切りがつきません。
個人的には、不老ふ死温泉や五能線に興味があるので、十二湖や白神岳に行ってみようかと思っていたので、何か参考になるかもしれないと思い、友達二人と出掛けて来ました。たまたま、一昨日は国立科学博物館の「深海」が初日だったので、そちら経由で行って来ました。
深海の話はここでは割愛して、白神山地の話題にします。
基調講演は辰巳琢郎さんでした。
富士山の世界遺産登録で世界遺産が話題になっていますが、世界遺産には文化遺産、自然遺産、複合遺産があり、現在文化遺産759、自然遺産193、複合遺産29の合計981あるのだそうです。白神山地は20年前に屋久島と並んで自然遺産に登録されたのですが、どちらかというと複合遺産と言ってもいいような側面を持っている、というようなお話しをされていました。また白神山地に行く場合は、案内人が同行するガイドツアーをお勧めするとの事です。(ガイドツアーならいろいろな文化的な側面も教えて頂けるので)
続いて、白神トークセッションにはK2に日本人女性として初めて登頂に成功した、小松由佳さんがゲストでした。とても登山家とは見えない何処でも見かけるお嬢さんという感じで驚きました。また、他にもゲストで白神山地のガイドをされている方が二名出演されました。
ガイドの方の次の言葉には共感を覚えました。
自然の恵みは「山からの授かり物」人間ばかりに与えられたものでは無い。生きとし生けるもの総てに与えられたものである。それ故、この財産を次の世代、また次の世代へと引き継ぐことが我々の役目である。
仰るとおりですね。
ブナの芽吹きの頃、新緑、紅葉どの時期もお勧めだそうですので、是非近いうちに行ってみたいところです。
最後に抽選会がありましたが、くじ運の無い3人は蚊帳の外で蚊に食われていました。