熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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大菩薩嶺登山

2011-09-21 16:05:00 | 登山
 9月19日(月)甲州市文化会館で鎌田實「いのちの対話」の公開放送がありました。この番組の公開放送に参加するのは、今年の2月に蕨で開催された時以来です。今回は第30回の節目になります。1県1回の開催ですので、なかなか近県でのチャンスはありません。往復ハガキで応募するのですが、今回は家内のハガキが当たりました。生番組なので8:45までに入場しなければなりません。熊谷から当日出掛けると朝5時前に出発する必要があります。それにシルバーウィークの連休中ということで、渋滞も心配です。そこでシティホテルに前泊することにしました。折角前泊するのですから、何か計画したいと思いついたのが学生時代に行きそびれた大菩薩嶺登山でした。

 小生の学生時代は夜行日帰りというパターンが多く、こちら方面ですと西沢渓谷、乾徳山そして大菩薩嶺が良く行く山でした。何故か忘れましたが大菩薩嶺の時には都合が悪く、行きそびれた山のひとつになっていました。古いガイドブックで見ると裂石からロッヂ長兵衛まで車で入れるようです。そこからだと5時間半程度で大菩薩嶺と大菩薩峠を回れそうです。熊谷を7:30出発。中央道が若干渋滞しましたが、11:00前にロッヂ長兵衛に到着。ところが駐車場はすべて満車なので、大菩薩湖北岸駐車場に入れて下さいとのこと。そこまでは車で10分そこから歩いてここまで10分とのこと。さて、大菩薩湖なんてあったっけ?云われたとおりに車を走らせると大きな駐車場がありました。ここでキャラバンに履き替えスパッツを付けて登山口まで確かに10分程度で着きました。今日のコースはロッヂ長兵衛→唐松尾根分岐→雷岩→大菩薩嶺→サイノ河原→大菩薩峠→唐松尾根分岐→ロッヂ長兵衛と一周することにしました。


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 登り始めはそれほどきつくありませんでしたが、唐松尾根分岐を過ぎる頃から急な登りが続きます。Walkingは平坦コースでしたのでかなり堪えます。唐松林を抜けてやっと雷岩が近づくと雄大な富士山が見えてきます。

雷岩到着が13:30、眼下には甲府盆地、目を上げると富士山と雲間の南アルプス。疲れもこのパノラマで吹き飛びました。

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 ここで大菩薩湖がハッキリと分かります。でも小生の学生時代には無かった湖だったんです。

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 この人造湖は葛野川揚水式発電所の上ダムで、完成は1999年ですからまだ出来て12年なのです。


 雷岩で昼食、大菩薩嶺の山頂までピストン、2,057mの山頂は樹林の中で眺望は開けません。

 ここから大菩薩峠に下るのですが、ここは眺望の開けた素晴らしい稜線歩きが出来ます。


 こんな可憐な花を見つけました。ウメバチソウです。

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さらにしばらく下るとサイノ河原に出てきます。後ろを見ると降りてきた稜線がハッキリと分かります。

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ここには避難小屋があります。

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 ここで外人の登山者に声を掛けられました。水を売っているところを探していたのです。我々が降りてきた方には「水を売っているところがありますか」と聞かれたのです。山頂付近には無かったと伝えると、彼は介山荘方面に戻って行きました。

 我々が介山荘の手前まで来ると山頂に向かう彼に会いました。実は我々もペットボトルひとつに残った水はわずかでしたので、分けてあげる余裕が無かったのです。

 介山荘の手前に中里介山の記念碑が立っています。ニヒルな机竜之介を思い出します。

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 大菩薩峠、やっぱり趣がありますね。

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 介山荘でアイスキャンデーと水を買いました。

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 唐松尾根分岐を経てロッヂ長兵衛に着いたのはちょうど16:00、5時間のトレッキングでした。今度は紅葉の時期かツツジの咲く頃に来たいものです。今日は石和温泉のホテルルートインコート甲府石和に泊まって、明日は蒲田實「いのちの対話」です。






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2 コメント

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Unknown (ゆうちゃん)
2011-09-23 07:05:03
雷岩からの眺望は見事なものですね。写真の写りも最高ですね。
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Unknown (さー坊)
2011-09-23 07:59:54
ゆうちゃん おはようございます。コメント有難うございます。
唐松尾根から雷岩は結構きつい登りになりますが、大菩薩峠から登るルートはさほどではありません。紅葉の頃(10月上旬)ご一緒しませんか?熊谷を5時半頃スタートすれば、日帰りでも十分可能です。
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