いよいよ放送!ジャズライブKOBE アロージャズオーケストラ | NHK
30歳から72歳のオーケストラだそうです。
そう言えば本格的なジャズライブを聴いたのは今から18年前、第二の職場に勤めていた頃、事務所の向かい側にあったイオンでした。
そこにハドウズというステーキレストランがあり、ディナータイムには生バンドが出演していて、その日の誕生日に一番近かった人のリクエストを一曲だけ演奏してくれるサービスがありました。
誕生日の前日だったと思いますが家内と娘を連れて乗り込み、リクエストタイムを心待ちにして、食事も何を食べたかよく覚えていません。
小生がリクエストしたのは大好きな「キャラバン」家内や娘には長すぎると顰蹙を買いましたが良い思い出です。
朝5時起床、5時半からスポーツ文化公園で「志の輔落語」を聴きながら1時間ノルディックウォーク。帰って来て新聞と朝ドラを見ながらヨーグルトとオリーブオイルだけの朝食。
9時に家を出て近くの図書館で読書とブログアップ、午後は避暑を兼ねて県立図書館の映画鑑賞、今日は皆野町(現秩父市皆野)の虫送りだそうです。エアコンが効いていてWi-Fiが無料で使える所を渡り歩いています(笑)
電車の中吊り広告である大学の公開講座(無料)があるということを知り夫婦で聴いてきました。12:45開場の予定でしたので、ビックカメラに寄ってポイントカードの合算とBDディスクを買って、昼食をとったら12:30をちょっと回ったので会場に移動しました。講演者が有名な作家で、ラジオ深夜便で「わが人生の歌がたり」という番組に出演していることから相当聴衆が集まるのではと思っていました。想像どおりで開場時間前なのに8割方席が埋まっていました。それでも演台が見えて中継用モニターがすぐ近くにある席を確保し開演を待ちましたがそれからもお客さんは次々と詰めかけ、立ち見の方が出るほどの盛況でした。五木さんも心配していましたが、消防法に抵触する状況だったのではと思われます。
演題は「人間の関係」 最近五木さんに講演を依頼されるところは、銀行・金融、情報・IT、病院・医療関係が主になってきているそうです。五木さんは暫らく講演から遠ざかっていたのだそうですが、その分野の方々に「迂遠なテーマ」の講演をして欲しいと頼まれてまた再開したとのことです。暫らく休んだきっかけを笑い話で話されましたがそれはこんなことでした。
五木さんが北海道のとある隙間風が入る古びたホールで「人生の悲哀」というテーマで講演した時、講演を聴いて帰る人を見送っていると、みな肩を落としてとぼとぼ帰るのだそうです。その時に反対側に柿落としのホールから出てくる30代の人たちは、皆元気いっぱいで胸を張って出てきたとのこと。気になって講師を確認すると竹村健一氏が「やれば出来る」という演題で講演したのだとか。それがきっかけで暫らく講演を休んだという趣旨のことを話されていました。
50年間続いた経済成長が終り、日本は病める時代に入ったことを証明するように年間の自殺者が3万人以上という状態が10年以上続いていることや、回りの人でも心療内科に通って治療を受けている方が激増していることがその証左であるとのこと。
ではこういう時代にどう生きたらいいのか?五木さんの説によればプラス思考だけではダメで「鬱の気持ちを抱えて生きる」ことが大事なのだそうです。欝という字は「鬱蒼と茂る」という表現に使われるように「生命力があるから鬱を感じる」のであって、少し鬱になったからといって薬で退治しようなどと考えない方がいいのだとのこと。耳の痛い話ではあります。話が横道に逸れますが、五木さんは被爆したことが75年の生涯で一度しかないとのこと。大学入学の際レントゲンを撮った時の一回きりだそうです。ですからお医者さんにかかった事もないのだとか。そういえば五木さんは髪を洗うのも年に数回、季節の変わり目だけだと何かの対談で話していました。
今朝埼玉は大雪です。金沢で雪つりをするのは雪で折れてしまう固い木にするのだけれど、柔らかでしなる木は折れる心配がないので雪つりはしない、悲しいときには声を出して泣き、やわらかでしなる心を持って生きていくことが、これから50年続く「病める時代」に生きるヒントになるという考えは大変参考になりました。最後に企画された大学関係者の方々も地震なども無く無事終ったことにほっとされたことでしょう。
講演会の後で「わが人生の歌がたり(昭和の哀歓)」角川書店刊を買って読んでいます。全3巻の1巻目だそうですが結構面白いです。ご希望の方はアマゾンでも販売しています。
わが人生の歌がたり―昭和の哀歓
メルカリで送料込み¥1,500で購入した文庫本「百年の孤独」が届きました。税別¥1,250ですから税込では¥1,375、送料を加算すると、そんなに高い買い物では無かったと思います。