京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

1300年の深呼吸…長谷寺

2011-06-06 22:49:07 | 
JR東海のコマーシャルに誘われて奈良へ。

         
         長谷寺仁王門。平安時代の創建ですが、現在の門は明治18年に
         再建されたものだそうです。


長谷寺のシンボル、登廊(のぼりろう)は上・中・下の三段から
なり、399段あります。fu~
         
         
         登廊の2間ごとに下がる灯篭は長谷型といわれる独特の形。
         段の踊り場には凝った模様の装飾カバーが付いています。

              
              今、ご本尊の十一面観世音菩薩立像の特別拝観中。
              本来5月31日までだったのが、1ヶ月延長になり、
              運よく拝観できました。
              日ごろは上半身しか拝めません。中に入って全身を
              見上げるとその大きさに驚かされます。それもそのはず、
              三丈三尺、10メートル余の、木造では日本一の仏さま
              だそうです。
              オミアシに触ってお願いをしてきました。
      
         
         特別拝観料を払うと、まず入り口で塗香(ずこう)という粉を手のひらに
         乗せてくれます。手のひらをすり合わせ、甲にも塗ります。僧侶達が
         お勤めをする前に身を清めるために塗るお香だそうです。
         それから、ミサンガのような腕輪もはめてくれます。これで観音様と
         ご縁が結べるありがたい腕輪です。そのほかにお守りと小さな御影も
         いただけます。

         この腕輪、旅の間中ずっとはめていました。旅の無事を願って。


登廊の途中の月輪院で抹茶をいただくことが出来るということで
帰りに寄って、優雅に一服。

         
         干菓子は三個ありました(撮影前に一つパクッ


         他にお客さんは無し。1300年の窓若葉を独り占め。目に活力を
         与えられ、身が清められる思いでした。

     
     「舞台に立てば吹き渡る緑の風」

         
         「1300年を深呼吸しよう!
          今ふたたびの奈良へ」
 
          JR東海にまんまと乗せられた私…のふりをして旅の口実に。