京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

梅雨空に爽やか

2012-06-21 23:19:47 | 季節のことば
湿った風に乗って梔子の香りが漂ってくる頃です。

        
        一重のクチナシは実が成ります。きんとんなど黄色の色付けに使うので、よく実を
        採ったものです。この頃はそんなお料理もしなくなったのでしょう、実は鳥たちの
        ご馳走になっているようです。

        
        クチナシの生垣はこの時期癒されます。

        
        クチナシ:アカネ科日本、中国、台湾、インドシナなど原産
         今朝咲きし山梔子(くちなし)の又白きこと  星野立子

        
        ナツツバキ:ツバキ科日本原産
        薄絹のような花びらが涼やか、ほとりと落ちた風情も楽しめる。

              
              お釈迦様が入滅したときに咲いたという沙羅双樹に
              間違われたため、沙羅の木とも言われる。

        
        花が小さい姫シャラ。ナツツバキの小さくした花なので姫とつけられたのですね。

              
              友人宅の近所にトケイソウのフェンスがあります。
              梅雨の頃いつも雨のしずくをためたトケイソウの花が
              咲くので、寄り道してみましたが、ポツンと一人ぼっちの
              時計でした。

        
        蕾がたくさんあったので、一週間後くらいなら…。

        梅雨のうっとうしさを晴らしてくれる花たちです。